冬の時期に最盛期を迎えるワカサギ釣りの釣果を競う大会が15日に北海道の網走湖で行われました。
この大会のルールは、3人が1つのチームになって2日間にわたり行われ決勝で釣れたわかさぎの総重量で競うというものです。
コロナ禍で密を避けたアウトドアで釣りが注目を集めているものの、マナーなどの問題でしばしばニュースで取り沙汰され、今月に入ってワカサギ釣りのドーム中での一酸化炭素中毒の事故が起こるなど釣りをはじめるのは歓迎するが元来の釣り人とは異なる人のモラルの欠如に戸惑う中での大会開催でした。
コロナ禍で釣りブームの一方マナー違反が急増し元来の釣りファンも戸惑い!?
”密にならない”アウトドアとして人気が高まった釣りにおいて、これまで釣りをしてこなかった人まで釣りをしはじめたまではいいが、各地でマナー違反が急増して …
アイキャッチ画像:TBS NEWS
3人で1チームって?これが密にならないのか不思議ですが、ドームを構えずに屋外でのことなのでいいんのでしょうか?
ワカサギは食用魚としても冬が旬で珍重され、多少の悪い水質や塩分、低水温に適応力が高いので日本各地の湖やダムに放流もされています。
釣った時の力強いファイトはないものの、味は格別。漢字でわかさぎ=公魚と記されるのは元を辿ると徳川11代将軍徳川家斉に年貢として納められていた霞ケ浦のわかさぎが「公儀御用魚」とされたことが由来なほど味には古来より太鼓判が押されています。
釣り好きにとって冬にしか釣れない魚と言うのは、大好きな釣りができるのだから価値が高いし、食べても美味しい魚となるとこのように人気のターゲットとなっています。
またこの時期に湧くわかさぎをエサにするブラックバスなどを狙う冬~春にかけてのバス釣りのパターンもあります。
私の地元の西日本では、とくに日本海側のわかさぎの名所のある島根県の宍道湖のあたりではアマサギと呼称するひともいます。