いずれ高騰する!メロウやカラスガレイ中国に買い負けする事情

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少し前までは銀むつとして売られていた大西洋で獲れるメロウやマジェランアイナメが日本国内での販売価格が高騰して数が減っている。

マジェランアイナは主に大西洋に生息する名前こそアイナメとついているがタラに非常によく似ており、大きいものは2m近くにもなる大型魚。脂ののよく乗った白身で味は最高!だが・・・


出典: JAMARCの図鑑

このところ2000年代に入り価格が高騰しはじめ、日本が仕入れしはじめた80年代には1キロが300円程度だったものが今では1キロが4000円と日本の買い付け業者はお手上げ状態!

乱獲を防ぐため漁獲規制が厳しくなる一方で、世界的に需要が増加していることもあるが、一番の背景には高度成長してきた中国の存在がある、高値で仕入れることを条件に出してくる中国に日本は完全に買い負けしてしまっている。

かつては「安くて美味い」白身魚だったものが、いつか日本では高嶺の花になってしまう時代がきてしまうのでしょうか。