長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
静岡県の焼津漁港にとても珍しいお腹がピンク色のカツオが水揚げされ話題を集めています。地元の漁業関係者らははじめて見たと驚きを隠せず。
この個体は焼津港を母校にする極洋水産所属の「第7わかば丸」が11月初旬にパプアニューギニアの南方で獲ったおよそ40万匹の中の1匹。とても貴重な1匹となりました。
今回の長旅による遠洋漁業の成果は良型が多く捕れたということもあって、このピンク色のカツオが釣れてきてくれた縁起が良いと話していたそうです。
【アイキャッチ画像:静岡新聞】
なんか写真を眺めていると、大きさがあまり伝わってこないせいもあるのか、よく釣りで見かけるルアーに似ているきがしてなりません。ブルピンとかチャートべりーピンクとかのルアーのカラーを見ているみたいで、このカツオで泳がせ釣りしてみたら、さらに大きな個体の何かが釣れるかもってな釣り人ならではのしばし妄想にかられていました。
しかしこの個体は非常に珍しく過去にも例がないことから、このまま市場でせりにかけられることもなく水産会社の配慮で「ふじのくに地球環境史ミュージアム」に寄贈され保存されることが決まっています。
ただ、この個体の色を保存しておくことができるのか、何かホルマリン漬けとかにした場合色が落ちそうな気がしないでもない・・・。ネット上の声にも同じような意見が散見されます。
=====ネットの反応
写真を見る限りでは随分と淡いようだが、このピンク色を維持出来るのであろうか。ホルマリン固定は論外だろうし、アルコールでも難しそうですが…。
今度またピンクのカツオが取れたら味に何らかの違いがあるのか普通のカツオといろんな部分において比較して結果を出してほしいところ。
婚姻色でお腹が赤っぽくなる魚はいるけど、カツオだよね??参考までにオスかどうか調べて欲しい。
何処かの国が変な物質を垂れ流した影響じゃなければ良いが…
そんなおめでたいような色合いじゃないなぁ。どちらかというと不吉な印象を受けました。
少し心配ですね。何か異変が起きているのでしょうか。
ひくわぁ〜関係者が喜んでいるだからいいんじゃね?お前に関係あんの??って凄く思う。こんなご時世 ちょっとでも上を向いた発言しても構わなくない⁇
きっと…人間と一緒で酔ってるのでしょう。
深刻な海洋汚染が疑われます。日本がトリチウム海洋放出するように外国も何でも海に捨てるんだね。(^-^)
ピンク色のカツオは四半世紀以上前から報告されていて、甲殻類の赤い色や、それを由来とするサケの身のサーモンピンクの色素成分であるアスタキサンチンが、体表に蓄積していることが明らかになっています。アスタキサンチンについては、オキアミなど、多くの甲殻類が普通に持っている成分で、ピンクカツオのアスタキサンチンについても餌由来であると考えられますが、なぜそのアスタキサンチンを体表に多量に蓄積するカツオがいるのかはわかっていません。
カツオの中にはプランクトン以外に甲殻類のように海藻を多く食性とする偏食個体もいるのではないだろうか。よってアスタキサンチンの赤色が表面に現れてくるとも考えられる。まさか鮭科の婚姻色とは考えにくいな。しかし可愛い個体だね。
カツオの中にはプランクトン以外に甲殻類のように海藻を多く食性とする偏食個体もいるのではないだろうか。よってアスタキサンチンの赤色が表面に現れてくるとも考えられる。まさか鮭科の婚姻色とは考えにくいな。しかし可愛い個体だね。