シーガー フロロマイスター300のインプレです。
フロロカーボンラインで絶大な信頼を得ているシーガーのラインナップの中では下から2番目のクラスでその分価格が抑えられているので性能が十分であればかあんりコスパは高いはずです。
巻いてみた時のクセや硬さ、そこからの実釣を踏まえた飛距離や操作性など使ってみた感想をお話します。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
シーガーフロロマイスター300とは?
ラインの大人気メーカーのシーガーから発売されているフロロマイスター300とは
従来のフロロカーボンラインの基本特性はそのままに、ルアーフィッシング用に値段を抑えて入手しやすい価格にしたメインラインとして使えるお手頃商品です。
値段が安いのので特にこれからバス釣りをはじめられる初心者などにとってベイトリール用のフロロとしては非常にコスパの高い製品に
なっています。
ただ…安いぶん「それなり」の部分もあり、いいことばかりだけではありません。
メリットもデメリットも両方。悪いところも隠さず踏まえながらインプレをしていきます。
また、大きなボビンに300mが巻かれており、ベイトリールに巻くのにちょうどよい長さの75mごとにマーキングシールが貼られているので、いちいち巻くときにデプスチェッカー等ではからなくても
きっちり4回分に使い切ることができ、非常に使うアングラー目線で考えられた良い商品です。
ただし、均等整列巻きではありません。これくらいの価格のものなのでいたしかなたいでしょう。これによるデメリットについては後程お話します。
シーガーフロロマイスター実釣インプレ
ここからは実際にベイトリールに巻いてみて実釣した感想です。
バス用に14lb、ソルト用フィネスに8lbを用いて釣りをしてきました。
しなやかさは・・・
硬い…値段相応
まずボビンからリールに巻きつけて。
ちなみにシーガーのフロロカーボンラインは以前からR18フロロリミテッドを長く愛用していました。
最初リールに巻いたときは何ら問題を感じませんでしたが、実際に釣りをしはじめてキャストしてみると…
8lbの場合硬くて無駄にブワ~ッとラインが出ていき気をつけておかないとバックラしやすくなります。
ちょっと硬いですかね。14lbの場合はそれほどでもないですが、8lb以下だと硬くてしなやかさはあまり感じません。
ラインナップにある4lb~8lbくらいまでだとR18フロロリミテッドのほうがしなやかで扱いやすくていいです!!
太めの10lb以上ならR18と比べてそんなに差を感じないかったので値段を考えるとフロロマイスター300のほうがいいのかなという印象です。
まーこれは値段を考えると、細いラインではポンドの強度を保たせえるためには硬くせざる得なかったのでしょう。だから太くなるほどしなやかに感じたのだと思います。
●10lb以上、太くなるほど良くなる(コスパが高い)
スピニングには不向き
硬さが硬いということもあり、これはスピニング向きではないです。
だってバス釣りにしてもスピニングにわざわざフロロ巻くときって4とか5lbですよね?8lb以下です。
これだと硬くてスピニングでは明らかに扱いにくいです。その場合はR18をおすすめします。
強度と耐久性
リーダーの変わりは・・・
整列巻きではないので若干ラインが最初から潰れてしまっている可能性もあり
そのためかどうかはわかりませんが、若干クセがつきやすく感じました。
また直線強力は弱く負荷のかかる重たいルアーのフルキャストを繰り返す場合、頻繁なラインチェックは必要かと感じます。
耐久性については、劣化したなととか自分が感じたり、ある程度の期間を使用したあとに頻度に交換しさえすればよくて、
価格が安いので頻繁に変えても財布には優しいと思います。
コスパ最高!
やっぱり安いは正義!!
なんといいっても300m巻きで1000円前後で買えるフロロカーボンラインはやはりコスパは高いです。
いろいろ今回のインプレで、価格重視のためにそりゃ上位ラインと比べると劣る部分もあります。
デメリットまでもお話しましたが、
それでも人気があるわけは、そのような欠点をわかったうえでもコスパが高いことに他なりません。
シーガー フロロマイスター 300 8lb~10lb