夏の風物詩ともなっている和歌山県の串本町のカツオ一本釣り漁に同行する中学1年生の少年に密着したものがニュースになり父親と祖父の二人の漁師を身近に見て育った少年のドキュメント映像に応援の声が多数あがっています。
人間味あふれる親子三代で繰り広げられるカツオ一本釣り漁の舞台裏。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
カツオ一本釣り夏が最盛期の和歌山串本町
和歌山串本町はカツオの名産地であり、
漁の方法として伝統のある引き縄漁のケンケン漁の発祥の地ですが
その引き縄ケンケン漁で捕られたカツオは串本さんを「しょらさん鰹」とし販売されるものが知られていますが
一本釣りもあり、夏の風物詩ともなっています。
登場するのは3年ほど前から一緒に海にでるようになった中学1年生の男子、森口海晴くんです。
父と祖父について問われると「カッコイイ」
一緒に海に出ているおじいちゃんにお話を伺うと
そりゃ一緒に来ていたら楽しいよね。孫と沖来たら楽しい。自分の好きなことしたらええんやけどね。漁師なるのもええし
お父さんに聞いても同じような返答・・・
ゲームとか漫画も好きやから何になってくるか分からん。(漁師)好きなんやったらしてくれたらいいし、好きなことしてくれたらいい
出典:8カンテレ
順調に釣りあげる息子さんにお父さんは「うまいなー!」
ちゃんと褒めるとこは褒める。
けど決まりごとの仕事など以外には指示したりしない、自分の考えを押し付けたりしない。
そんな人間味が強いお父さんとおじいちゃんに育てられた、
まさにカツオ一本釣り漁師のサラブレッド☆彡
5時間におよぶカツオ漁の最後の重量である水揚げ作業もお手伝い
疲労のたまってきた中の最後の作業に
お父さんの代ろうか?という助け舟にも乗らず、自分の力で最後まで踏ん張る根性もある男の子です。
記者の祖父や父をどう思うかという問いに
「かっこいいと思います☆彡」
もうこの言葉がすべてでしょう。
本当にまっすぐ、お父さんとおじいちゃんの背中を見て、育ってきたんだなーと思います。
ここまで立派に育てているお父さんとおじいちゃんの人間力も尊敬しかありません。
親子3代で続けられる日を期待して、応援したくなりますね。