「作り笑いせず自然でいな!」映画”放課後アングラーライフ”が釣りを通して伝えるらしい生き方

角川の人気漫画で劇場版となった「放課後アングラーライフ」。

筆者はまったくもって原作の漫画も読んだこともなければ、以前記事にも書いた映画化されるときにはじめて知ったくらいだったのですが映画を観て偉く感動しました。

筆者は主人公たちと性も違えば世代ははるか昔の世代で遠く離れているがそれでも共感するところが多かったです。

いまを生きづらいとか思ってる人にはぜひ、見てほしいと思います。




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釣りを通して友情をきずく女子高生たち

画像:映画 放課後アングラーライフ公式

主人公が同級生からいじめを受けて、別の学校に転校するシーンからはじまり、

海釣り同好会にほぼ無理やりに入会させらるが、
彼女はそこで仲間たちと釣りを通して過去を乗り越ていくというお話。

その中で重要な位置を占めるのが「釣り」の存在。

釣りの経験が一度もなく、断り切れずに入会しただけの気の弱い主人公が、

良い仲間たちに囲まれ、徐々に釣りに興味を示していき

自ら調べて学び、釣り道具に頭を使ったり、次第に「いつかはマグロを釣りたい」とまで口にするようになり

釣りの魅力に吸い込まれていく。

その過程をみていくと、

人はほんのちょっとだけ自分の人生の立ち位置を変えるだけで、こんなにも

周りとのコミュニケーションがとりやすくなったり、

自然と前向きな気持ちになれるもんなんだと感心させられました。

仲間が放つ言葉が響く

「苦手なら苦手と言えばいい。迷惑かけ合って人間生きていくんや」

今現在、生きづらい世の中だな~と感じている人には観てほしい映画です。

昔は今のように多様性が認められる世の中ではありませんでしたし、

メンタルヘルスとかそんな言葉もない時代でしたから人生後半に差し掛かってようやく自分がHSPという知った筆者。

劇中の、仲間たちが主人公にかける言葉に偉く感激してしまいました。

何でも自分が悪いと感じとっさに「ごめんなさい、頑張ります」と言ってしまう主人公に対して

「作り笑いせずに自然でいな」などと声を掛け

少しずつ釣りを通して心の傷を癒しながら、自分らしく生きる道を模索していく姿に

自分もこうして生きてみたらいいのかと元気をもらえる映画です。

「女子高生の映画でしょ?」なんて固定観念で考えず

年齢、老若男女問わず今の環境、自分の生き方を変えたいと思ってる人はぜひ

一度観てほしい釣り映画です☆彡