秋サケの漁場となる太平洋沿岸では漁が解禁したものの日高のえりも漁協管轄では不漁が続いており、ここへ来て大量のブリが回遊してきており3日の朝に北海道日高のえりも町の漁港に水揚げされました。
そのブリの総数は本名の秋サケのおおよそ100倍でした!!
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秋サケ不漁の原因
例年になく気温が高く水温上昇で、冷たい水を好む秋サケが不発に終わっているということです。
この日の水揚げは秋サケが約90キロどまり。そのかわりにサケの定置網漁船からたくさん下ろされたのはブリ!
その数、秋サケの100倍になる9トンも水揚げされましたが、
漁港に着いた漁船の船長はサケがおらず、ブリしかいないがブリの数も少ないということで、この数にしてもまだまだ本命の漁獲量には達していないそうです。
ただし石狩湾の秋サケは好調
ただ一方では、同じく道内で秋サケ漁が行われている石狩湾では前年度同時期対比でなんと4倍増!という豊漁だそうで、一概に秋サケ不漁とはいえないようです。
気候変動が原因であったとしても、回遊、場所が違えば漁のタイミングによって異なるということなのでしょうか。
不漁ならば、少ない個体であることから無駄にしないで、いっそのこと秋サケは捕らないとか措置を講じるべきという意見も聞かれます。
SNSのコメント=====
この状態が続くなら、いっそメインの魚種を鮭→鰤にするのはどうだろう。函館は近年鰤の水揚げが増加しており、函館水産高校の生徒らが鰤を使った商品を開発していた。あとは加工場の整備、道内の消費が定着すれば、資源の有効活用になるけど…。
ダメとか言うなら無駄に捕るなよ!そのテキトウなネガティブ精神が雑な扱いに表れ、締めもテキトウな美味しくない状態でスーパーに置かれ、美味しくないからもう買わないという負の連鎖を生んでる。漁師に教育を!!
私の中では、ブリって、手の届く高級魚って感じでいるのですけど、なんで邪魔者みたいに扱われるのかわからない。漁師と私とでは、全然価値観が違うのでしょうけど、もしサケ釣りに行って、ブリが釣れたら、私は大喜びしますよ。
どんな魚種でもそうだけど、不漁の時は獲らないのも必要。漁師の生活のために乱獲を許したらアカンわ。