タイラバの釣れる時間帯!潮周りや時合と季節による日照時間との関連性

タイラバの釣れる時間帯について掘り下げてみたいと思います。釣れるタイミングを表現するのに潮汐や時合という言葉を使って説明しますが、では「時間帯」と聞かれるとなかなか説明がつきません。そこでタイラバ (鯛ラバ)の時間帯についてもっと詳しく調べてみました。

タイラバでもっとも釣りやすい時間帯とはこの章ではタイラバにおいて釣れる(釣れやすい)時間帯について掘り下げてお話してみたいと思います。




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潮と時合と時間帯!?

タイラバの釣れる時間帯
まずは釣れる時間帯と混同しやすい潮と時合についておさらいします。

タイラバに限ったことではなく、魚釣りにはルアー釣りでもエサ釣りでも、水が動く潮周りの良くなる時間があります。

潮・時合

先述したとおり、タイラバだけのお話ではなく、一般的なソルトウォーターでの釣りで言われていることです。

潮汐とはご存知の通り、潮が動くタイミングのことでその一番動く=最も魚が活発に餌を食い始めるタイミングを「時合」と言います。

潮の違いについては下記のページで詳しく解説されています。
もっと詳細に釣れる潮を学びたい方は下記を参考にしてください↓

釣れる時間帯!?

ここでいう時間帯とは文字通り時間のことで上で説明した潮汐とは話が別です。

24時間の中で、どこが一番釣れるのかという時間軸を元にした表現です。

このことを留意すると、下記からのタイラバで釣れる時間帯の説明が理解しやすくなります。

一番釣れる時間帯「まずめ」

タイラバに限ったことでなくもっとも釣りやすい時間帯は紛れもなくよく耳にする「まずめ」です。

まずめの時間帯は真鯛たちがこぞってエサを捕食しはじめるとき=活性が上がっているとき

すなわち最も“やる気スイッチ”が入っているのがまずめです。

その“やる気スイッチ”が入る条件は水温や、水中に差し込む光量の強弱、気圧の高低差、引力による潮流の強さ、海水中の塩分濃度や酸素濃度などさまざまなことが合わさってなると言います。

まずめは、朝夕の日が入れ替わる瞬間です。

夜行性の魚と、昼行性の魚の活動が切り替わる境界線にあたり

光の流量で明暗がハッキリ現れ気温、水温ともに変化するために先ほど説明した条件がおおよそ揃う時間帯なので

“やる気スイッチ”が入ると考えられています。

またこの「まずめ」の時間帯は私の経験上けっして長くはありません。

せいぜい、長くても1時間程度で「釣れるな」とか、「いまキテるな!」って体感できるのはほんの20、30分程度だったりします。




タイラバでよく行く日中での釣れる時間帯x釣りにくい時間帯

タイラバは遊漁船で沖に出る場合でも圧倒的に日中に行く人のほうが多くデイゲームのイメージが強いです。

実際、早朝4時、5時くらいのまだ薄暗い時間帯から出船するひとはタイラバではあまり見かけたことがありません。

夜も同じです。
夜の釣行でアジ狙いの餌釣りしているときにたまたま真鯛が釣れることはありましが、

わざわざ夕方薄暗くなる時間帯にタイラバに行くという人はあまりいません。

じゃ、夜は釣りにくいのかというと、

夜はヒイカを使用した餌釣りでの真鯛狙いの釣り方があるそうで、それなら夜でも大鯛が連続で釣れるそうです。

ただ夜にタイラバする人よりも昼間にする人のほうが圧倒的に多いです。

そんな日中のタイラバにおいて私の個人的な体験からいう釣れる時間帯は

朝9時過ぎくらいから、徐々に気温&水温が上昇し始めるお昼12時くらいまで

潮汐表を見て潮が動く時間帯であっても真昼間の12時~15時の間は釣れないことが多いです。

この釣れない時間帯は無理に「釣ってやろう!」と奮起したりせず

次にくる釣れる時間帯のために食事をとったり休憩して体を休める時間にして次の時間帯に集中して釣りができるように準備しておきましょう。

次の来る時間帯とは15時~日が落ち始め暗くなる寸前までです。

日中陽が射し、暑い時期の初夏の6月くらい~10月くらいまで日の暮れてしまう時間帯ぎりぎりまで釣れることが多いです。

春先の4~5月は気温が下がり始める夕方の時間帯は逆に日が暮れる寸前までは釣れません。

このことを考慮すると春のタイラバは狙える時間帯がごく限られていることがわかります。

タイラバの釣れる時間帯・まとめ

・一番釣れる時間帯は朝夕の「まずめ」
・日中なら日が昇った後午前9時頃~昼前12時前
・6月~10月なら15時以降~日が沈むぎりぎりまで