面倒で捨ててしまいたくなる魚のあら骨も少しだけ手をかけることで美味しい料理にもなります。
上質の身とは違い、骨から出る旨味を生かしてさまざまな料理にも応用できるのであら骨の下処理の仕方をメモして残しておきます。
釣れた1匹ものの魚を大まかにさばいたら、料理にあわせてあらの下処理を済ませておきます。あとの調理のときに二度手間にならずに料理に専念できる方法を解説いたします。
釣り歴15年、日本料理店での調理師歴20年以上のチヌコックことOSAMUです。ライトゲームが趣味の料理人でした。割烹や厳しい修行を強いられる高級料亭で働いていた経験から素人さんのレシピサイトでは決して載っていないプロならでは小技、裏技を得意としております!ちょっとしたひと手間で絶妙に上手くなるそのヒミツとは…!?
あら骨は6つに切り分ける
たべるときに邪魔になりそうな家禽バサミでヒレの部分は切って取り除いておきます。
あとは包丁の付け根側の方をつかって叩き切るようにして写真のように
中骨は2~3つほどに切る
サク取りしたときに身からとった中骨は
3つくらいに切り分けるといいでしょう。
腹骨をそぎ取る
腹骨は身とつながっている部分を、逆さ包丁でプツッと切っておきます。
そこから包丁を手前に持ってきて刃先を寝かせて、
腹骨を反対の手で押さえながらゆくっりと引いてきます。
一気に切ろうとせずに、一度切り込みをいれたら、同じところに包丁が当たらないように切り込みを入れた分だけ片手で持ち上げて、そこからさらに切りすすめてそぎ取ります。
腹骨はそのままでも大丈夫ですが、気になるなら半分くらいの大きさにに切っておきます。