魚のあら骨の下処理の仕方!釣れた魚を無駄にせずあら骨まで美味しく食す方法

面倒で捨ててしまいたくなる魚のあら骨も少しだけ手をかけることで美味しい料理にもなります。

上質の身とは違い、骨から出る旨味を生かしてさまざまな料理にも応用できるのであら骨の下処理の仕方をメモして残しておきます。

釣れた1匹ものの魚を大まかにさばいたら、料理にあわせてあらの下処理を済ませておきます。あとの調理のときに二度手間にならずに料理に専念できる方法を解説いたします。


真鯛やチヌ(クロダイ)のさばき方2|煮つけや骨蒸しにするための頭の割り方
真鯛やチヌ(クロダイ)、もしくはブりやハマチなどの比較的頭が大きく頬肉やカマなど頭の部分だけでも1品に料理することができる魚の頭の割り方を解説します。 …




この記事を書いた人

あら骨は6つに切り分ける

チヌ(クロダイ) あら骨の下処理
たべるときに邪魔になりそうな家禽バサミでヒレの部分は切って取り除いておきます。

チヌ(クロダイ) あら骨の下処理
あとは包丁の付け根側の方をつかって叩き切るようにして写真のように

骨は6つくらいに切り分けます

中骨は2~3つほどに切る

チヌ(クロダイ) あら骨の下処理
サク取りしたときに身からとった中骨は
3つくらいに切り分けるといいでしょう。

腹骨をそぎ取る

チヌ(クロダイ) あら骨の下処理
腹骨は身とつながっている部分を、逆さ包丁でプツッと切っておきます。

チヌ(クロダイ) あら骨の下処理
そこから包丁を手前に持ってきて刃先を寝かせて、
腹骨を反対の手で押さえながらゆくっりと引いてきます。

一気に切ろうとせずに、一度切り込みをいれたら、同じところに包丁が当たらないように切り込みを入れた分だけ片手で持ち上げて、そこからさらに切りすすめてそぎ取ります。

腹骨はそのままでも大丈夫ですが、気になるなら半分くらいの大きさにに切っておきます。


魚のあらでつくる吸い物。釣りの疲れを癒し二日酔いにも効くあら汁レシピ
釣った魚を料理する場合のお刺身や唐揚げの後に残ったあら骨を使って吸い物をつくります。吸い物は口にして喉を通り胃の中に届くとホッとすると同時にどこか高級 …

魚のみそ汁!料理人直伝!生臭みを抑え旨味を引き出す釣り魚汁もの料理レシピ
庶民的なみそ汁は釣りやすい魚で親しみやすい料理なので食卓にのぼることも頻繁にあります。臭みを感じさせないおいしい魚の味噌汁のレシピをご紹介します。回は …