琵琶湖の固有種である天然ビワマスの料理が堪能できるクルーズツアーが開催され反響を呼んでいます。
以前にこちらでも漁師さんが釣りで漁をするニュースが掲載されたことのある琵琶湖の固有種である唯一のマス科の魚で味はトロまぐろのように脂が乗っているのに癖がなくあっさりとした味わいで高い人気を誇っています。
釣り歴15年、日本料理店での調理師歴20年以上のチヌコックことOSAMUです。ライトゲームが趣味の料理人でした。割烹や厳しい修行を強いられる高級料亭で働いていた経験から素人さんのレシピサイトでは決して載っていないプロならでは小技、裏技を得意としております!ちょっとしたひと手間で絶妙に上手くなるそのヒミツとは…!?
ビワマスについて一気見!
琵琶湖と聞くと釣りマニアにはブラックバスやフナ、モロコのイメージが強いがサケ目サケ科に属する魚のビワマスがいる。あまり馴染みがないので信じられないかもしれませんが、このビワマスは放流魚ではなく琵琶湖にしか存在しない固有亜種です。産卵期には大雨の日に群れをなして河川を遡上することからアメノウオという別称も持っています。
外見上はサツキマス(アマゴ)に非常によく似ていますが、海へ戻ったりしない陸封型のため100%海水域では死滅してしまう根っからの淡水魚です。
琵琶湖の名産としてそれだけでも旬になると食用として届けられるコアユやスジエビを主なエサとして食べているので脂が乗ってうま味成分たっぷりの身は美味しくないはずがなく、ビワマスは味も最高!
ただし漁獲される量が少なく地元でも中々手に入れることが困難な希少価値の高い高級魚です。
ツアーの行われた場所と内容
開催地は日本唯一の湖に浮かぶ有人島、沖島
企画されたのは「びわ湖の恵みクルーズ 天然ビワマスを味わうin沖島」でこの10月2日、3日に行われました。
大津市浜大津の大津港から高速船に乗って琵琶湖を遊覧し、日本でここにしか存在しない湖に浮かぶ人が住んでいる島である「沖島」で、天然のビワマスを食べるというクルーズツアーでした。
ビワマスの料理はもちろん刺身からはじまり、ホイル焼きにみそ汁などまさにビワマス三昧!
実はこの10月はビワマスの禁漁期間中で、このツアーに使用されたビワマスは、漁の解禁中である6月~8月に捕獲されたものを鮮度を保つために急速冷凍して提供されています。
SNSのコメント
ビワマスはとてもおいしい。値上がりしたりしても困るので、もっと広まれとは全く思わないが、私はビワマスは淡水魚の中でも、食用としてはかなり上位の好みです。
美味しそうですね。でも淡水魚なんで、生で食ったら寄生虫の心配があるんじゃないですか。そこは大丈夫なんでしょうか。
滋賀県に来て15年になりますが、ビワマスは食べたことないわ高嶺の花…
ビワマス、美味しそうですね。こないだ珍しく売ってたから、かなり高かったけど購入。あまりにも切り身が薄くて、これじゃあ、中トロ買った方が食べ応えあったわと思いました。