京都市を流れる宇治川で川に落ちた男性を近くまでバス釣りに来ていた3人のバサーが、「助けて!」という声を聞き救助しました。
この日は大雨が降ったあとでかなり増水して濁流だったといいます。救助された人がどうやって転落してしまったのかはわかっていませんがその後は軽傷だそうです。
ここまで聞けば救った3人のバサーの美談だけで終わってしまいそうですが、そこには機転を働かせた納得の救出劇がありました。
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3人の連携による救出
最初に「助けて」という声を聞いたのは、3人の中でいちばん年長者である男性でした。近くでともにバス釣りをしていたもうひとりの男性と一緒にどんどん濁流に流されていく人を見失わないように追いかけながら、離れた場所で釣りをしていた3人目の男性に
「警察や消防を誘導してくれ!」と電話連絡。
この驚くべき咄嗟の判断が功を奏し、近くの宇治川を横切る観月橋下流の岸辺に流れ着いた絶好のタイミングで最初に駆け付けた2人らが腕をつかんで引き上げ男性を素早く救助、すぐに病院に搬送されましたが、落ちて流された男性は軽傷で済んだそうです。
同じことが自分に起きても…
困っている人がいたら出来るだけ助けたいと思うのは常識のある人間なら誰しもがそう思うこと。
ですがいざ目の前に助けが必要な人がいたときに冷静に対処できるのかと聞かれると、自分も含めほとんどの人が手を出せないのでは二でしょうか。
自分が釣りに行く時事故に遭遇したら…。今回と同じように釣りの途中に溺れている人を見かけた時、勇気をもって、かつ冷静に救助してあげられるような人間になりたいです。
SNSの反応
ネットの声をに耳を傾けるとどうも、”雨後の増水した川で”というのが双方が危険回避できていなかったのではという割合が多いですね。
命助かったのは良かったけど、増水した川で遊ぶのはやめなさい
流れた人は何してたの?この人もバス釣り?
増水した河川で釣りというワードは、全員死んでてもおかしくない事例だな