22メタニウム シャローエディションのインプレです。
ずっと気になっていたものをようやく手に入れることが出来たので実釣した感想をお届けします。
はじめからネタばらしちゃいますけど、飛距離から自分が多用するルアーウェイトと相性が良くブレーキ設定もバッチリ決まり、
正直驚いたほど使い勝手がよく早く皆さんにお伝えしたくて急いでインプレすることにしました!!
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
22メタニウム シャローエディションとは
20メタニウムがリリースされてから2年後に発売されたシャローエディションはどこがどう違うのか?
変更点についてお話します。
20メタニウムからの変更点
一番わかりやすい変更点として浅溝のシャロースプールになっている点が挙げられます。
20メタニウム用の夢屋のシャロースプールと同一のものが採用されています。
これによって12ポンドだと糸巻量が約35メートル短くなっていてその分スプール自体が軽量になっているためより軽いリグやプラグにも対応できるようになり、軽めのルアーでも飛距離が伸ばせるようになっています。
あと見た目です。
20メタニウムはガンメタ調でしたが22メタニウムシャローエディションはオールシルバー
これは好みが分かれるところですが筆者は個人的にすごく好きです。
こちらのほうがどんなロッドにも合わせやすいと思うし渋くはないですがキラキラ感があって好みなので満足です。
見た目だけでは気づきませんが内部も変更されています。
マイクロモジュールギアが搭載されたドライブギアがブラス(真鍮)製からジェラルミン(アルミ合金)製になり強度と軽量化の両立が図られています。
またギアも既存製品からの流用ではなくシャローエディションのための専用設計されたものが搭載されています。
22メタニウム シャローエディション インプレ
ここからは実釣インプレです。正直ほんとに驚きました!
フィネスよりのベイトリールですがそだけに収まらない使い勝手の良さと汎用度の高さを感じました。
ブレーキ設定
プロの方がどれくらいのタックルでどれくらいの設定にしているのかはわかりませんが
ブレーキ設定を煮詰めたところ
5g~15gのリグ、スイムベイト等で
で詰めていった結果
●遠心ブレーキ:2個オン
●ダイヤル:2~3
筆者個人ではこれくらいがベストな設定でした。
気持ちよく飛ばせるしバックラも起こらず快適にキャストできます。
ただこれも使うタックル、ラインとのバランス、感じる感覚など個人差があります。参考程度にしてください。
もちろん初心者の方はゼロポジ、遠心ブレーキすべて(4つ)オンからはじめてください。そこから徐々に緩めて自分にあった設定を詰めていっていけばバックラッシュも減らせます。
ハッチは開け閉めしにくい…
エスケープハッチが20メタニウムや18バンタムと同じく回しながら開閉するタイプでめちゃくちゃやりずらいです。
一度遠心ブレーキ設定してしまえば外で釣りの最中ここを開けることってあまりないと思いますが、良い具合にツメが噛んでいないと、はまっても回せないことがたまにあります…。
飛距離
一番驚いたのが飛距離です!
5g以下のものはベイトフィネスやスピニングに任せるとして、
5g以上~15gくらいまでのやや軽めのルアーならブレーキ設定次第で気持ちよくかっ飛びせます。
3/8oz(約10g)くらいがいちばんキャストが気持ちよかったです。
シャロー攻略で特にボーターだと飛距離が必要かどうかは疑問ですけど、オカッパリアングラーにはありがたいです。
適合ライン
カタログスペックですとナイロンの場合8lbで100m巻け、10lbで90m、12lbで65mとなっています。
筆者はそれほど長さ必要ないし、それよりも根擦れ強度が欲しかったのでフロロで12lbを巻きました。
あとでも説明しますが、ほんとにフィネス寄りからある程度の巻物まで使えてしまうほどの汎用性がありますからもっと太いラインを使いたいのであれば、
それ以上の16lbとかでも50mくらいなら巻けそうですが、あくまで自己責任でお願いします。
ルアーウェイト
フィネスではなく”フィネス寄り”として扱うのですから
使用ルアーが1/4oz(7g)~1/2oz(14g)と仮定するとそれくらいの使用範囲ならばめちゃくちゃ快適です!!
キャストは決まるし、シェイクなどもやりやすいです。
巻き心地
巻き心地も悪くないです。以前使っていたメタニウムMGLよりもヌルヌルっとした軽さがあります。
アンタレスほどスルスル回っていく軽い巻き心地ではありませんが決して重たくはなく、値段そうかなと思います。
軽い!
フィネス寄りのリールだとしてもこれだけの汎用性が高いリールではものすごく軽い部類のリールです。
シャロースプールとジェラルミン製ドライブギアで20メタニウムと比べると約10g軽くなっていてそれだけ微細な水中の情報伝達への感度もアップしてます。
またリールが軽い分手元が軽くなるのでキャストも楽だし疲労軽減にもつながっていると思います。
チニングにも!
扱いやすく汎用性が高い
今回実釣してみて感じたのはこのメタニウム シャローエディションは海水対応でもあるし、
使用して快適にこなせるルアーウェイトからしてこれはチニングにも使えそうです!
ラインキャパもチニングにフロロを使う場合にちょうど良い8lb~10lbがほどよい長さで巻けるので
むしろベイトフィネスよりも、こちらのほうがチニング向きです。
バス釣りとチニング両方イケます!!
まとめ
ここでまとめます!
●5~10g前後のルアーが良く飛ぶ
●軽い
●チニングにも使える
こんなところです。
とにかく上は1/2oz(14g)くらいまでいけるので使うルアーの応用範囲が広くて
これくらいのルアーを使用するバス釣りに適したラインキャパと軽くて感度もいいのでいいとこずくめです。
海水対応でチニングにも使えるのはメリットです。
これ以下のスモラバやノーシンカーなどのフィネスはスピニングで補い、どれか一つベイトタックルでリールを選ぶとすると
このメタニウム シャローエディションはかなりおすすめです。
20メタニウムと22メタニウム シャローエディションとどちらか1本と言われたらこっちがおすすめ!!
シマノ 22メタニウム シャローエディション