バス釣りのワームの色(カラー)ってどれが釣れるのか?気になりますよね。
実際僕自身バス釣りをはじめて数年くらいワームの釣れる色には答がえが見いだせないままでした。いろんなカラーが出回っていますが、どれにしたらいいのか迷うことも多いはずです。
そこでいま僕が実績もあり、他のバサーも同じように言っている釣れるワームの色(カラー)をご紹介するとともに、それを信じて使い続けられる根拠も解説します。
バス釣り歴15年のkatsuyaです。これまでCacciatore(カッチャトーレ)として活動していましたが、「かっちゃん」と呼んでください。日頃はバス釣りをメインに最近ではブレードジギング、ショアジギングにハマっています。「釣れる」&「楽しい」を実感できる実践的なノウハウを皆様にお届けできるように頑張ります!
バスには赤と緑しか見えていない説
ブラックバスの色識別能力ですが多くのブログや釣り情報サイトでも言われている
「バスは赤と緑しか見えない」という説が有力になっています。
1930年代にアメリカのオックスフォード大学で行われた研究結果が元になっています。
そんなずっと前の研究ですが、今もなおその赤と緑の2色のカラーが有力とされているのには、やはり根拠があります。
あとで実績のあるワームの色(カラー)をご紹介するときにも出てくる、グリキンやスカッパノン(レッド)などがそれにあたります。
この研究については先に記事にしているルアーのカラーのページで詳細に説明しております
ご興味ある方はご覧ください↓
バス釣り本場米国のトーナメンター10人に聞いた釣れるワームの色
あるメーカーのテスターの方がバスフィッシングの本場アメリカの米国人トーナメンターたち10人にどの色(カラー)のワームが一番釣れたかという質問をなげかけたときの結果が公表されています。
その結果を見てみると、もっとも多かったのは…
2位深場ではブラックブルーフレーク
だったそうです。
なんとも興味深いと思いませんか?、
グリーンベースに赤やオレンジのフレークが散りばめられているグリパンが一番釣れるといわれるのも、「赤と緑」しか見えないという上記で解説した研究結果もあながち間違いではないのかなぁと思います。
ブラックブルーフレークですが、これは研究では青と黒は識別できていないとされていましが、黒系は濁った水や光のない深場でも、シルエットを際立たせることが出来るためディープエリアでの使用では有効であったという話だと思います。
詳しくはこのあと解説します。
バス釣りで釣れると人気のカラーベスト6
実績といっても、これまでプロの方たちがおすすめしていた色(カラー)を使って釣っていたら本当に釣れるようになっただけなんですけど、僕だけの経験じゃ信頼度が薄いので(泣);、
僕の実績と、ほかのバサーのみなさんが釣れているとか、プロが釣れるとおすすめしているものとリンクするものだけを厳選しています。
ブラック
またブラックは色(カラー)の選択肢というよりはあくまで
ブラックは”シルエット”を際立たせることに長けているといわれているため、
濁った水の中だけでなく、クリアウォーターでも有効なワームの色(カラー)です。
水が透明でもスレさせることなくワームの輪郭を際立たせることができ、マッディとクリア両方で使用可能なカラーです。
海外でも自らもバサーであるマンズベイトカンパニーのトム・マンズさんはブラックを基準にワームの色(カラー)考えていれば間違いがないと言っていたのに対して、多くのバサーがそれに賛同しています。
グリーンパンプキン
上で紹介したアメリカのトーナメンター10人に聞いた色(カラー)の中で一番釣れたと答えた色がこの「グリーンパンプキン」でした。
これにはすでにバス釣りをはじめている人たちには誰も異論はないでしょう。
何にしようかワームの色で迷った場合、自分の決めたワームのカラーラインナップにグリパンがあればそれにしておけば間違いはないと思います。
ウォーターメロン
これもバスのいるグリンウォーターの水によく馴染むのでクリアレイクやマッディウォーターともにどちらでも使えるカラーとしてバス釣りでは間違いないカラーです。
僕も好きなカラーの一つで、特にウィード周りでは実績が高く、水の中でウィードに絡ませると一体化して擬態してくれる気がしています。
これは多くのバスプロも、この色(カラー)は日本の水にはあう場所が多いと言われています。
チャート
僕はもともとルアーでもグリーン系のカラーが大好きで、バス釣りの知識なんか何も知らない頃から使っていた明るめの黄緑色が映えるチャートリュースもまた釣れるとして人気のあるカラーです。
曇り空でローライトのマッディウォーターで実績が高いです。
派手な色(カラー)なので敬遠するアングラーもいると思いますが、特に水の色が濃い野池では試してみる価値は十分にありますので、持っていない人は揃えておくことをおすすめします。
ホワイト
台風などの大雨の時に大量の雨で土砂が流れ出し、赤土色に濁っているマッディな河川や湖で有効になるカラーです。
ですが、冒頭で説明した赤と緑しか見えないという研究で、若干ではあるけど、バスはホワイトも識別えきることがわかっています。(このあたりも別ページで解説しています)
そのため、日中の水がクリアな状況で使用してもOKなんです!
またテールの着いてるグラブ系ワームで水面を引いてくるグラビングバズのとき、ホワイトが有効とされています。
魚のお腹って白いので、下からバスが覗いたときにホワイトカラーがいいと言ってポッパーやペンシルを選ぶ人がいるのもこのためでしょう。
スカッパノンorレッド
上で紹介したワームの色ほど出番は多くはないものの、なぜかここぞのときに使うとそのカラーだけに反応する色(カラー)があります。
それがこのスカッパノン!!
ザリガニカラー!?、ちょっとくすんだ、どす黒い感じの赤ですが、ギルやワカサギのの形をしたワームもこのスカッパノンカラーに変更すると釣れはじめることがあるんです。
僕の中でも常にワームケースの中に常備してある色です。ここぞで激変する爆発力のあるワームのカラーだと思っています。
ワームの色は一つに拘らずに種類を揃えておきましょう
ここまでで釣れるワームの実績の高い色をご紹介させて頂きました。
なるほどなって思う部分が多いのではないでしょうか。
ソルトの釣りと比べてもカラーのラインナップの数が少なく極端にワームのカラーが偏っているように思っていたけどそれにはちゃんとした理由があったのです。
同じワームでここで全色揃えると、色のローテーションだけで釣果の判別がつきやすいのは言うまでもありませんが、そこまですると財布に優しくないので、
ワームの種類によって色をそれぞれに変えて揃えておくのでもいいと思います。
ここでご案内し色でワームを揃えてたくさんバスを釣っちゃってください。