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兵庫県の淡路島で2015年から開始されているサクラマスの養殖場で3月1日に迎える出荷を目の前にして、独特の「選別作業」が行われています。
稚魚を同じ時期に仕入れて、同じ場所、同じエサで飼育していくものの、個体によって大きな差が出てしまうため養殖開始から2ケ月後にこの選別作業を行い、大きいものと小さいサイズのサクラマスを別々の養殖池に分ける作業が行われます。
出荷の基準は、個体の重量が1Kを超えること。上記の写真のように同じ時期に丘上げされた個体でもここまで差がでてしまい、小さいものはエサにもありつけず死んでしてしまうこともあったのだそう。養殖を始めたころのその苦い経験を生かして今では、出荷前にこうして選別して、小さいサイズのサクラマスも出荷できるまで大きく育てるために必要な作業なのですね。
けどこういったサクラマスとか北信越や東北、北海道など寒い北の地域でしか見られない魚なのかと思っていましたし、マス科の魚て淡水魚だと思ってたんですけど違うんですね。淡路島での養殖って海水でいけるんですね!?
何故ここでサクラマスって思うのは自分だけでしょうか…。
サクラマスは鮮度が良ければ一旦冷凍にして寄生虫を死滅させてから刺身で食べるルイベや、もちろん塩焼きからムニエルまで美味しく食べることができます。