DUOから昨年に引き続きコノフラットシリーズに新たに追加されたコノフラット160Fのインプレです。
ちょっと兄貴分であるコノフラット190Fのときに面食らった部分があったので早速購入して何度か釣行してみた感想をお届けします。
正直、ここまで進化したのか!と驚いた部分もありました。気になった方はぜひご覧ください。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
オリジナルと160Fの違い
昨年デビューして話題を呼んだコノフラットシリーズですが、2023年にデビューしたコノフラット160F。
兄貴分である240Fと190Fと比べて一目でわかる違いはサイズダウン…。
ただのサイズダウンだけではありません!!
240Fと190Fのときは重さと長さが異なっていただけで中身は一緒だたっために単なるダウンサイズではなく、
中身に独自のDバレットシステムと呼ばれる重心移動システムを搭載し飛距離と
水平姿勢でのフローティング能力を得ており
またオカッパリからスピニングでも扱いやすいように軽いロッドワークとリーリングだけで操作性を向上させたのがものが新しいコノフラット160Fになります。
いつも使っているシーバスのスピニングタックルでの使用を前提に操作性を徹底追及されました。
重さ:48g
フック:#1/0
リング:#5.5
コノフラット160Fインプレ
常に水平姿勢
これは先代のときからほぼ変わっていないと思われます。
ぷかぷかと水に浮かせているときだけでも水面に対して平行に水平姿勢を保って浮いています。
こういったジャークベイト系のルアーって、シーバス用でもほぼほぼダイビングペンシルのように頭の先だけ出して直立するものが多いですが。コノフラット160Fは違います。
この水平姿勢は、シーバスに見切られないための大事な要素であると常々思っているのでジャークやポーズを取ったときも
尻上がりにならずに水平のままふわ~と浮くフローティング性能は非常にアドバンテージが高いと思います。
飛距離が抜群
先代の兄貴分である190Fを使ったときにも感じたかっ飛ぶ飛距離はサイズダウンしても健在。
むしろ小さくなったのにこちらの方が飛んでいる感があります。重心移動のウエイトのおかげなのでしょう。
フラットサイドなので風の影響を心配していましたが全然そんなことは気になりません。
一番最初の釣行は9.6ftのMHのロッドのスピニングでしたが、かなり飛ばせてる印象です。
こういったトップや水面直下系のルアーって広い範囲を探るたにはこの飛距離の良さは強い味方になります。
フラッシングダートアクション
兄貴分と同じくリーリングしながらロッドを下に煽ると水面直下をダートしながらすすんできます。
その左右交互にすいーッと泳いでくるときに、このフラットサイドボディに流水を受け真横にパタンッパタンッと倒れるようにアクションします。
このときにフラッシングを生み出し光でもアピール☆彡
前作でも言いましたがこのフラッシング性能を生かすためにはカラーはマット系よりもホロや光が入りやすいクリア系がおすすめです。
操作が各段に楽に
立ち上がりが格段にアップ!!
兄弟分の190Fを使ったときは、すぐに浮いてしまい一気に潜らせるまでにかなりのジャーキングが必要でしたが、コノフラット160Fは違います!
ルアーの立ち上がりが素晴らしく、軽いリーリング途中のジャークと同じ強さでアクションさせはじめるだけで水面直下を泳ぎだします。
この立ち上がりの良さと、ダートのしやすさは弟のコノフラット160Fのほうが3枚くらい上手
です!!
そしてダートしている最中も190とかは持ち前の浮力せいでダートさせている最中もどんどん浮いてきていたのですが
これは同じリズムで軽いロッドワークで操作が可能でして、
あまりアングラー本人の技量を選ばない誰でも簡単に水面直下ダートアクションができるものに仕上がっていると感じました。
リールはノーマルギアかも…
ただひとつ気になった点が・・・。
リーリングに対するレスポンスです。
自分はハイギアを用いたのですが1回転、もしくは半回転でも引いてくる距離が長くなるためか(正確なところはわかりません)
ダートアクションが大きくなり過ぎる!?のかアクションが崩れます。
リーリングの巻き取りが長すぎるとパタンと横になときに真横になりベリー部分のカラーがこちらまで見えるほどに変な姿勢になってしまいます。
リーリングの弱く=短くしてやると起こらないですが半回転以下とかすごくやりづらくてリズミカルにはいきませんでしたので、
これを使うのならノーマルギアのほうがいいのかなと思います。
1回目の釣行はスピニング。2回目をベイトにしましたがどちらも同じ現象が起こりました。
ちなみに両方ともXG(エクストラハイギア)で、ツインパワーXD C5000XG(最大巻上長101cm)と23アンタレスDCMD XG(最大巻上長93cm)を使用しました。
ご参考までに。
総評
今回のコノフラット160Fのインプレをざっくりまとめます。
●スピニングで150前後のビッグベイトを使いたい!という人におすすめ!
●リールはノーマルギア推奨
まーこんな感じかなと思いますww
新しく備わった重心移動がよく効いていて飛距離と、驚くほどの操作性がダーティングの操作性が向上しており
ビッグベイト系ルアーの初心者の方でも扱いやすいと感じました。
また48gなので、通常使っているシーバスのスピニングタックルのMH以上のタイプであればキャストが可能なためタックルを選ばないことも利点です。
スピニングだけで大型シーバスを狙いたいと思ってる人におすすめです!
DUO ラフトレイル コノフラット 160F
ただですね…
おかっぱりでももっと大きなビッグベイト扱えるベイトタックル使ってるひとには、サイズも重さもアクションも中途半端だと感じました。
まーそこが狙ったところなのでしょうから自分たちのようなベイト使うものがわざわざ使うものではないのかもしれません…。
筆者個人的には、あらためて自分の1軍のあるルアーの優秀さが際立つ結果となりました。
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