エギングの夜釣りについて解説します。
夏の暑い日中を避けてアングラー共に過ごしやすい時間となりますが、果たして釣れるのか?という疑問もあります。
夜釣りすることの少ないエギング攻略のための、ナイトゲームのおすすめのエギのカラーから、夜に有効なスローなただ巻きなどの釣り方について詳しくお伝えします。
エギングでしか釣りをしたことなく釣り歴5年。友人に連れられ釣り初体験したのがエギングでした。その日に偶然釣れてしまい一気に魅了され今ではソファにアオリイカのぬいぐるみ。ロッドソックスはケンサキイカなど”イカれてしまった”エギングマニアです。初心者の頃にたくさん失敗した事~安定して釣れるようになった経験を基にみなさんに情報をお伝えしていきます。最近他の釣りにも興味深々!釣りの幅を広げたいと思っています。
エギングの夜釣りをすることの利点と欠点
アオリイカなど夜に活性が上がるのにしない人が多いワケ
エギングは太陽が昇っている明るい時間帯に釣りするイメージが強いですが、夜釣りももちろん釣れる…というより本来アオリイカなどの生態を考えると、夜の方が活性が上がることは周知の事実です。
だけどおかしいですよね?それなのに何故かエギングは日中にする人が多い。それは何故かを整理して夜エギングをすることの利点と欠点見てみるとこの後解説する釣り方の目安になります。
利点 | 欠点 |
---|---|
イカの活性が上がる 暑い季節に釣りしやすい アングラーが少ない |
ラインが視認しずらい アタリがわかりにくい イカをが見えない(サイトエギングが出来ない) |
利点だけ聞くと夜の方が釣れそうな気はするけど、そこにはエギング特有の釣り方やアタリの取り方が関係していて、イカの活性がどうのこうの言う前に、釣り自体がやりにくいのがエギングの夜釣りをする人が少ない理由です。
ですが、逆に夜釣りのこれら欠点を回避できる釣り方さえマスターすれば釣れる確率はグンッと上がります⤴。
エギング夜の釣れる時間帯
夜釣りが成立する時間帯は、おおよそ午後5時前後~午後9時(21時)前後の夕マズメから数えた時間帯です。
夏の場合は日が長いので19時くらいにならないと日が落ちない=暗くならない時間帯も多いですがマズメの時間帯が終わったあと2時間くらいまで釣れる時間が続くと考えて釣行計画を立てるといいと思います。
時間帯については下記のページで詳しく解説しています。
一緒に参考にしてください↓
エギングの夜の釣り方
難しいとも言われることのある夜のエギングのデメリットを克服しながら、明るい時間よりも釣果を上げるための釣り方のコツを解説します。
夜釣りのカギを握るのは
”ラインを張る”こと!
これがはエギングの基本的な釣り方となるキャスト、ボトムを取る、シャクリ(アクション)など動作全般に共通します。
ボトム取るときはテンションフォール
普段であれば、せっかく遠くまで飛ばしたからにはそのまま直下へフリーフォールで落としますが、夜の場合ラインが見えないためフォール中のアタリが拾えないこともあるので、着水したらすぐにヴェールを戻してラインテンションを掛けたままカーブフォールさせます。
ボトムに落ちるまでに手前に寄ってきてしまいますが、シャクる前からラインを張っておくことを意識して視認でアタリを取るのではなく感度を手元まで伝わりやすいようにしておきます。
シャクリはスローが基本
夜のエギングは、ビュンビュンッと激しく大きくシャクる必要はありません。活性が上がる=エサを捕食する意欲が増しているだけで、アオリイカだけではなくほかの魚種と同じく夜は警戒心が弱まり動きはゆっくりとなっています。
アクションの基本はスローでゆっくりが基本です。
大きくシャクって長くラインのたるみができてしまうと、夜はラインが見えないのでライントラブルも起きやすくなります。
ワンピッチジャークや2段シャクリを2,3回ずつ間を開けながらゆっくりが目安です。
ただ巻きも大いにアリ!!
夜の場合は、ゆっくりとボトムをただ巻きも有効です。
そもそも夜は動きが鈍くなっているのでそれに合わせてスローなただ巻きが有効になる場面も多くあります。
ステイの時間を長く
ボトムにそのまま放置プレイ!!エギングの夜釣りではこのボトムステイも効きます。
巻いたり止めたりする感覚が狭いと、エギの存在に気づいても動きがゆったりなので抱かせられないこともあり、そういった場面で、ステイする時間を取ることで抱かせる間を与えてやります。
あまり放置しすぎると根掛かりが怖いので、私の場合5秒~10秒以内に心掛けています。
夜のエギングのアタリの取り方
夜のエギングは、ラインが見えないのでラインでアタリを取ることは難しくロッドとリールから伝わる感度だけでアタリを取ることが中心になります。
シャクった後すぐにラインを張り中指と薬指の間にリールフットがくるようにして軽く引っ掛けるようにして持ちアタリを取りやすくします。
上の川上さんが解説してくれている動画が非常にわかりやすくておすすめです☆彡
それでもわからなければシャクった直後や、ステイしている最中に、ラインを指で引っ張ってみる
ことのきに指の腹でつまむよりも指に引っ掛けて引っ張ったほうがアタリを感じ取りやすくなります。
エギング夜釣りのエギカラー
釣り方の解説をしてきましたが、エギングの夜釣りに適しているエギのカラーを知りたいという人も多く、ここでは私のおすうすめカラーをお伝えしようと思います。
最初に前置きしておきますけど、これは好みや釣れた時の色など経験値によるものが多くて人それぞれ違ったものを指すこともあるということを前提に参考程度に聞いて頂けると嬉しいです。
エギングのナイトゲームは明確なローテーションが吉
私の場合日中だとナチュラル系やブルー系など似たようなカラーを使いまわすことが多いですが、夜の場合両極端に入れ替えることが多いです。
明確に変化を加えてやると、アタリが出るカラーが絞りやすくなるからです。
基本的な色はあとで説明いたしますが、類似色よりも相対色にする。例えば赤やピンクから、いきなりグリーンやブルー系に変えるなど真反対に変えるなどしてみると
中々抱いてこない厳しい状況でも、そのとき有効なカラーを判断しやすくなります。
エギングのナイトゲームのおすすめカラー
赤、ピンク
私が夜に真っ先に投入するのが赤やピンク。
まぁ定番ですけど…(苦笑)、夜選ぶにも当たり外れが少ないカラーだと思うので迷った場合これらから使い始めてローテーションしていくとほぼ間違いないでしょう。
赤は暗い水中でシルエットがくっきり浮かび上がると言われており、ピンクが赤と比べるとややモヤッとしたいんしょうになるのではないかと思います。
また夜のタチウオなどに有効とされるパープル系も良いと思います。私はピンクが好きなので使っていますが、おおよそその辺りのカラーはお好みで選んでも問題なく使えます。
ヤマシタ エギ王K ベーシック ケイムラチェリー
昼夜問わず出番の多いエギ王K ベーシックで、ケイムラとピンクを組み合わせた夜釣りの澄み潮時のパイロットカラー。
グロー(夜光)
次におすすめなのがこちら夜光系です。
常夜灯のある堤防など以外で、光量の乏しい暗がりの夜のサーフや磯で選ぶと効果を発揮できるカラーです。
ただしスレさせやすいと言われることもあり、ずっとこればかりではなく、グローでアタリがなければノーマルとの併用したほうがいいです。
エギよってボディの一部が光るものやエギ全体が光をまとうモノなど種類があるため、光加減をその場の状況に合わせることも使い分けすることで可能になります。
ヤマシタ エギ王 K 490グロー ぶちぶちコーラル
多くのイカが最も感知しやすいとされるナノ体位の波長(490nm)で発光する490グロー
クリア系
日中でも潮が澄んでいる海水の透明度が高い状況で良いとされるクリア系カラー。夜に?と思われるかもしれませんが
私の中では、夜の月明りなど少ない光源でもクリア系は自然な光を吸収してナチュラルにアピールできると考えているので夜のエギのローテーションする際に外すことのできないカラーになっています。
シマノ セフィア クリンチ フラッシュブース Fモテモテピンク
クリアボディに、光る羽が内蔵されていて長めのステイ中にも微細な水の動きに反応してキラキラアピール。
エギング夜釣りまとめ
エギングの夜釣りを計画中のみなさんいかがでしたか。釣れる気がしてきましたか?^^
夜釣りのイメージがあまりないエギングでも、夜に活性が上がるとされるアオリイカは特にナイトゲームの方が、
夜特有の難しさを克服できる対処方法や、デイとは違う釣り方を覚えることで釣果アップも可能になります。
夜おすすめのエギカラーも参考にしてもらってエギングの夜釣りも挑戦してみてください。