昼間のエギング攻略方法|釣れない!?デイエギングで釣果をアップできる釣り方とエギのカラー

エギングの昼間って釣れないの?デイエギングで釣れるための攻略法についてお話します。

エギングのデイゲームで有効になるエギのカラーから昼間に釣りやすいイカの種類や釣り方を解説。

アオリイカのシーズンである春と秋に分けたデイエギングの攻略の仕方などを解説していきます。

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昼間のエギングは釣れない!?

昼間のエギング
画像:shutterstock

昼間のエギングは夜と比べると、夜に行くポイントの場合ほとんどが堤防やサーフで、灯りが水面に当たる付近にベイトとともに接岸していることが多いピンポイントで狙う場所を特定しやすいのですが、日中はあっちこっちに分散しているため居場所を突き止めるのに苦労することはあります。

それ以外にも”昼間は釣れない”と言われる要因はいくつかあり、難しくなるのも事実です。ですが昼間でもエギングで釣れないことはないです。

というか昼間でも釣れます!!

私の場合は、エギングに関しては夜より圧倒的に昼間の釣行の方が多いです。

昼間のエギングのメリットとデメリット
メリット デメリット
手元やエギを視認しやすくトラブルが少ない
以下の居場所が見える。サイトフィッシングできる
エギが見切られやすい。居るポイントを絞りにくい

 

デイエギング春の場合

親イカシーズンになる春の場合はサイズともに数釣るのであればデイゲームの方が釣果を上げられます。

適度に水温が高くなりはじめる頃であり、それに合わせて産卵期に入るため接岸率が高くなり昼間の方が釣れやすくなります。

活発に昼間に捕食行動していると予想され、この時期は夜より昼間の方が釣れやすくなります。

潮の動くタイミングや時間帯によっては抱いてこない状況もあるので状況の把握が必要で、日が昇るまでの早朝は暗い時間から薄暗くなりはじめる時間帯、日が真上に昇ってからは潮が動き始めるタイミングと潮止まりの直前とかが有効です

 

デイエギング夏の場合

高水温にも耐性があるアオリイカは夏場になるとデイエギングでも釣れやすくなるのは確かです。日中は日射しが強くてアングラー自身の釣りのしやすさでいえば夜ですが昼間でも釣れます。

暗い間からポイントに入り朝マズメから夕方まで、熱中症対策をしながら夕方までがっつり釣り込むと釣れるタイミングが把握できるようになります。

春と同じく潮の流れるタイミングを見計らい潮通しの良い堤防や岬の先端などで回遊待ちして、時間を過ぎたらシャローをくまなくランガン!!

夏のデイエギングについては下記のページで詳しく解説しています↓




 

デイエギング秋の場合

サイズはあまり望めないですが数釣りが期待できる秋の新子シーズンは、昼間でも夜でももっとも釣れる時期です。

この頃に多いサイズの小さいイカは、警戒心が強い大型の親イカと比べて、少々大きく雑にシャクろうが、派手に動くエギでもすぐに反応してくるのが新子イカであるため、簡単に釣れる時期です。

そのため難しいとされるデイエギングでも狙いやすい時期です。

これまで夜しかエギングしてこなかったり、エギングを日の明るいデイゲームからはじめようと思っている初心者の人は秋のシーズンからはじめるのがおすすめです。

冬の昼間に釣れるヤリイカ

画像:photoAC

冬場になり水温が一気に下がってきてメインのアオリイカが釣りにくくなってきても昼間でも釣ることができるのがヤリイカです。生息している地域が限定されてきますけど…w

ヤリイカは夜の船の上からいくつもスッテが結ばれた糸を垂らして釣るイメージが強いですが、冬の昼間からエギングで釣れるという好ターゲットなんです。

夜は表層付近にいますが、昼間は底にいるので、エギのサイズは2.5号くらいがちょうど良いですが底に沈みやすい重さのほうがいいので3号がおすすめ。


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エギングデイゲームで釣果の上がるエギのカラー

エギングデイゲームエギカラー
画像:ilovefishing

デイゲームのエギングで釣果アップが図れるエギのカラーを私の経験則からお伝えします。

ひとえに昼間に有効なカラーという単純なものではなくて、その日の天候と水の状態別に変えたほうが良いと思っているので分けて解説いたします。

 

晴天で澄み潮の時のカラー

これはもうテッパンですね。当然水中に差し込む光量が多く見切られやすくなるので、アジやイワシ、コノシロに似せた小魚そっくりなナチュラルベイトカラーがおすすめです。

水がクリアになっているのでアピール系カラーよりも見切られ難くなります。

エギ王K ベーシック 金アジ

 

晴天だけど濁り潮の時のカラー

濁り具合のもよりますが、光を反射し水の色に馴染みやすいクリア系かフラッシュブーストなどがおすすめです。

あまりに濁りがきつい時にはエギの視認性をあげるために金テープのオレンジやピンク系を用います。

DUEL LQ レンズエギ 透明布巻

 

曇り空だけど澄み潮の時のカラー

日の光が少ないときの水がクリアなときのエギは、下地がケイムラボディの発光するタイプがおすすめです。

ヤマシタ エギ王K ベーシック ブルーポーション
澄み潮にケイムラボディにクリアブルーの自然な感じが日中に効果を発揮、晴天澄み潮時のナチュラルカラーのフォローにも!視認性を考えるならばケイムラボディであればピンク系もいいです。

 

曇り空で濁り潮の時のカラー

ここまでくると光も少なく水が濁っているので幾分警戒心も緩んでいると思われるので、夜と同じくらいにアピール系の金テープや赤テープのオレンジやピンク系がおすすめです。

またどんな状況か迷ったときには虹テープのものを基本にして投入していくといいと思います。

ヤマシタ エギ王K ベーシック キャロットゴールド
濁り潮のテッパン!!金テープのオレンジ。マズメの時や夜でも視認性もよく使いやすいカラーです。

昼間のエギングの釣り方はランガンが基本

昼間のエギング攻略
画像:The Fishing Website

昼のエギングで大切なのは、私の場合、釣果を足で稼ぐことが大事だと思っています。

デイエギングで格好の場所は身近にある堤防付近が行きやすいのですが、潮が入ってくる時と止まる直前のタイミングを上手く見計らって釣るスタイルになるため、それ以外の時間は違う場所をランガンしていったほうがたくさんイカに出会えます。

はやり地磯からのシャローやサーフなどをくまなく歩きまわって探っていき、時間帯になればまた堤防の先に戻るなどするとデイゲームのエギングを満喫できます。

エギングデイゲームのおすすめロッドとアイテム

上で解説したようにデイエギングで釣果アップさせようと思うとすかさずランガンがおすすめなので、使うロッドもいつもより変えたほうが好ましいです。

歩いてはキャストを繰り返すため、いつも遠投性も考えて選んでいた8.6ftではなく、取り回しの良さと携行性を考慮して短めの7フィート代のロッドにするのがおすすめです。

シマノ 21セフィア XR S79ML