はじめてライトジギングしたときに使ったタックルがヴァデルだった!
しかも初日に青物と真鯛をゲット!時すでに3年前…の2016年。
ジギングに必要な強靭さを持ちながら手に入れやすい価格も安いのに初心者でも釣れてしまう驚くべきハイスペックを持ったコスパが非常に高いリールとロッド。
今更!?ダイワのヴァデルをインプレをしたいと思います^^
気軽に大物が楽しめるライトジギングだけを8年続けているという偏った釣りをしています。青物の強い引きに魅せられてどこへでも出かけていきます。日々進化する昨今人気ののショアライトジギングからショア、オフショア問わずジギングもこれまでの経験から実釣で生かせる釣り方やタックルのことを紹介していきます。
ヒラマサも楽々
この画像はヒラマサ狙いでカンパチ釣った時の画像ですかね(苦笑)
これしか残っていなくてすみません…。けどこのとき釣ったフィールドは水深が100m以上。120gのジグを落としてのまさにジギング。ライトジギングではなかったです。
けどジギングで使ってもなんら問題を感じなかったヴァデルのリールはこのときは4000Hを使用。
水深のある水中の奥深くから引っ張り出す大物にも動じないパワーを感じました。特にライトジギングでハマチクラスを上げるときとリーリングとなんら変わらないパワーのあるスムーズな巻き心地は感じられました。この価格帯のリールでこれはすごいですね。今どきのリールは値段だけで判断できません。
狙いのヒラマサは自分は釣れなかったですがヴァデル4000Hの持ち味を十分に生かしたジギングはできたと思います。
3500hと4000hの使い分け
自分の場合、堤防などショアジギとオフショアでも、水深が50~60mくらいまでの近海でのライトジギングでは3500Hを使用します。
特に理由はないのですが、ジギングではパワーを重視して、ライトジギングでは若干でもリールの自重が軽いもののほうが感度も上がり疲れを軽減してくれるのは確かだと思います。
体力に自信のある人はどちらもヴァデル4000hひとつだけで通しても行けると思います。
ライトジギングには申し分ないものの、むしろジギングにはもっとドラグパワーのあるリールのほうが安心感が持てます。
ヴァデルリールインプレ
それでは皆様から寄せられたヴァデルのリールに対しての質問に応えることを優先に、実釣に即した自分なりの感想を織り交ぜながらインプレ行ってみたいと思います。
ハンドル交換する!?しない
ヴァデルのカテゴリがジギングとするならば、このリールのハンドルは◎。
交換なんて必要ないでしょう!
このくらいのパワー感のあるジギングに使えるリールはハンドルもできるだけ長くてノブもギュッと手のひらで丸ごと握り締められるものがもっとも良い形だと思っています。ヴァデルは理想の形になっています。
自分はカスタム好きでベイトリールなんてほぼ原形をとどめないほどイジりまくりますし、最初に変えたくなるのはハンドルです。
ノブが小さくて、ハンドル自体が短いとパワーが分散してしまい力強いやり取りができないからですけど、ヴァデルの場合はノブも大きい丸型ですし全くもって交換する必要性を感じません。
しいて挙げるなら、見た目を変えたいときの交換はありかもです。
ベアリング
ベアリングの数と品質は回転性能を左右します。ヴァデルは廉価版リールなので
ベアリングの数は4つ。
上位機種のベアリングの数11個とかと比べるとそりゃ回転の滑らかさや巻きの軽さは断違い。
…ですがこの価格でこのパワーがあってのこのリーリングなら文句なし。
ベアリングのメンテナンス
ただし少しでもスムーズなリーリングにしたい!方や、ライトジギングとはいえ過酷なソルトでの使用になるためメンテナンスのためにベアリングのみ交換したい方は下記の専用ベアリングがおすすめ。
15ヴァデル 3500,3500H,4000,4000H用 フルベアリングチューニングキット
一般的な安価の交換用ベアリングと違いこちらはすべて錆びないステンレス製。もちろん工業用のベアリングと違いリール専用に設計されたものなので交換後の滑らかさが違います!
交換はオリジナルサイトのチューニングメニュー
に細かに説明がついています。
見た目と重さなど
この価格で見た目とか気にしちゃダメでしょう。本来釣りに直接影響する機能がこのクラスでまずまず揃っているとしたらそれだけで十分です。
自重も軽量化が進む現代にとってたとえジギングでも決して軽いとは言えない部類に入りますが、決して重いわけでもなくこんなものという感じ。価格帯を考えればほかの機能とのバランスを考えても妥当だと思います。
もっと軽いものがよければ、S社の同じクラスのリールのほうが良いかもしれません。
ドラグ(UTD)
ヴァデルにはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)と呼ばれるドラグが採用されています。
このUTDがどんなものなのかはダイワの公式サイトで読んでもらうことにしたい、なんせ説明読んでもなんのことかよく自分はわからなかった。
基本的にジギングの釣りにおいて必要十分なドラグだということは間違いない
自分は細かにドラグを設定するタイプじゃなないが、掛かったときの状況に応じてドラグはいじりたい。もう少し回しやすいといいかもしれないがそれもこれも価格において何も差し支えない。
今や当たり前!?防水機能
今や各メーカーからも上位機種のみならず当たり前となりつつあるリールの防水機能も先駆けとなったのはダイワのこのマグシールド機能。
釣行後に真水で洗うとか日頃からケアしていてもソルトで使うとたまにメンテしてやらないと中に塩の塊ができてしまうこともある。
そんな時にはこの機能があれば、たとえ水没したとしても安心。
エアローター
これは上記のマグシールドがあってこそのなせる技。無駄を省いた自由な形状のローター部分が軽量で滑らかな巻きを生んでいる。
これ釣っているときにはほぼ何も感じないレベルだろうが、あるとないとでは比べてみたときに大きく差が出る。
これによって感度もよくなっている。
こんな機能が実売15000円前後で買えるなんていい時代になったものです。ほんと(笑)もはや安かろう悪かろうの時代は釣り具においては皆無に近いです。
もちろんショアも、オフショアも
ヴァデルのリールと聞くとオフショアのイメージが強いが、ショアでももちろんいける。こういったコスパの高いジギング用のリールは汎用性も高い。
オフショアよりも気軽にはじめられる、堤防やサーフからのショアからのライトジギングにもなんなく対応ができる。
良く比べられる兄弟分ブラストとの違い
同じダイワのブラストと比べて価格は実売価格で5,6千円とあまり大きな開きはないが違いはその性能。
自分の先輩がブラスト4000Hを使用していたが、握らせてもらった印象はスペック的にも重さや巻き心地の違いはさほど感じなかった。
ただスペック上はブラストにはより強靭なメタルボディが採用されており、ギアも亜鉛製で耐久性が高いものが採用されており全体的に剛性感が増しています。
あとは若干のベアリングの数の多さと、アルミスプールの恩恵で魚掛けてからのやり取りはヴァデルより楽かもしれない。
安さを取るか、若干の違いならより剛性の高いものを選ぶ
相性の良いダイワ ヴァデルロッド
ヴァデルのリールに相性がいいのはもちろんヴァデルのロッドでしょうね!
言い忘れてましたが、ヴァデルのロッドも最初にジギングはじめたときのはじめの1本でした。
これで青物大丈夫なのか?と疑ってしまうほど自重が軽くよくしなります。けどあまりに曲がるロッドだと大きい青物ほどやり取りがしんどいのですがヴァデルは適度に張りもあるため難なくランディング。
ダイワ ヴァデル BJ 66HS
まとめ
ライトジギングをこれからはじめようとする人が選ぶリールは、ほかのメーカーにも、同じダイワの中であっても他にもあるが、価格と求められる機能面のバランスがもっとも揃っているのがヴァデルだと感じている。
だからこそライトジギング初心者に使ってもらいたいのだ!
あまりに安いものに拘り過ぎると、その差に愕然としてしまう残念なものも世の中には存在しているが、かといってまだライトジギングの釣りの楽しさとか自分の相性が分かっていない時点ではじめからハイエンドクラスを買うのはもったいない。もっと良いものは慣れてからでも遅くなはない。
そう考えてみると、これ以上のライトジギング入門タックルはないとまで言える。
ライトジギングこれからはじめる方への入門用として、ヴァデルのリールとロッドのコンビはイチオシ☆彡
ヴァデル 4000H