18ステラが登場してからようやく手にした。新しいステラ。新品を中古よりも安い価格で譲ってもらうことができた!!
買う直前まで悩んだシーバス主体に使うステラの番手、C3000MHGと3000MHG。絶対3000MHG(自分にとって)だ!という答えが出たのでその理由を最初にご説明しながら今回はインプレと一緒にお届けします!!
持論と多少の偏見をもってインプレします。あまり偏った意見が好きでない人はすっ飛ばしてください。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
人気のC3000MHGと3000MHGの違い
一番人気のC3000MHGとどちらにしようか迷い、最後の最後まで悩んだ末に選んだのが3000MHGだった。
それは違いがはっきりと判り、自分が求めているものがわかたっからである。
重量はC3000MHGは210g、3000MHGは225g。差は15g。
この自重の差はC3000がコンパクトボディで2500番の小さいボディになっていて軽量化されているから。ただし比べた場合のこの重量の違いはボディが小さくなっているからだけではない
ネット上でもよく話題になっている、C3000MHGと3000MHGの違い。ほとんどの解答者の答えが、「ボディの大きさ」だけとの答えであったが、よくみなさんyoutube等でシーバス釣り動画見てますよね?シマノの動画見てください!
シマノのロッドと一緒に使っているプロアングラーのリール、18ステラじゃなくてもエクスセンスにしてもみんなC3000MHGでなくプロは3000MHG使ってます。おかしいと思いませんか?
シマノに違いを聞いてみた
プロの方がただのボディの大きさと重量の違いだけなら、わざわざ重たいだけの方を選ぶはずがありませんよね。少し考えてみたらわかります。
そこでものすごく疑問に思えてきたのでシマノに直接問い合わせてみました。
丁寧に使う人の用途や個人の捉え方でそれぞれ評価が変わるものとの前提を説明受けたうえでシマノから返ってきた返答がこちら↓
・3000MHGはボディが大きい為、内部のギアも大きいサイズのものを使用しており、全体的な剛性感が向上しております。
そういうことです。つまりはパワーが違うわけです。
ノーマルのリールをジギングなどに使いつづけると、SWタイプと違い剛性が弱いからまずギアから壊れてくるって知ってました?ここ非常に大事なとこなんです。
ジギングに18ステラ持って行って自慢なんかしちゃダメです。ジギングに選ぶステラなら16ステラSWにしないと自分の無知を恥じることになりかねません…(合掌)
話がそれちゃいましたけど、デカいシーバスバンバン上げるプロが3000MHGなのもナットクがいくわけです。
Cの軽量化されていて、「釣行時間での体の負担、持ち疲れ等の軽減」なんて、たかが15gの差でしかないわけで実際そこまで重たくなくてむしろ軽いと感じる。そんなヤワなこと言ってたらそもそもデカいシーバスは獲れない。
対メータークラス狙うならもちろん、自分にとっては80cmクラスのシーバス相手が目標なら3000MHG、もしくは4000MHG以外選択肢がないと感じました。
このシマノからの回答をもらったあと即販売店に先にお金振り込んで連絡。その日のうちに発送してもらいました(笑)
4000MHGと比べて3000MHGにした理由。
4000MHGと3000MHGのどちらにしようか考え調べている間にいきついた答えが3000MHGでした。
シマノのプロアングラーが使うステラの番手をよく確認してみると最も多いと感じたのが3000MHGでしたが、注意したかったのが中に数名いる4000MHGを使っているプロの人たち。
デカいシーバス釣りたいですからすごく迷ったんです。ランカーシーバス達とファイトするには4000番でないとダメなのか…。けど調べてあることが見えてきました。
4000番を愛用している人達はメータークラスの対ランカーシーバスに特化している人達で、それ相応のタフコンでの釣りに限定している人達であるということがわかったんです。
この人たちは激しい波が荒れ狂う足高の磯からヒラスズキをひっぺ剥がしたり、流れの速い大河川の橋脚周りをタイトに打ちストラクチャーからランカーを剥がしとるために、さらにパワーのある4000番を選んでいたのです。
少なくとも自分はそんなストロングファイトはしない。
では、3000MHGでは80cm以上のランカーは無理なのか?といえばそんなことはない。実際3000MHGに1号とか1.2号のPEでランカークラスもたくさん上がっている。シマノインストラクターの辺見さんや鈴木さんは3000MHGでランカーいっぱい上げてます!。
自分は特にランカーシーバスだけよけて釣ることはない(元々そんなテクはない…泣)からして、ほぼフッコクラスとじゃれて時々ランカーに遊んでもらうくらいの私には3000MHGがピッタリだと判断して決めました!
実釣インプレ
まず持ってみて直感的に感じたのは「軽い!」でした。え?普通の意見過ぎておもしろくない?、いやいや本題はここからです。聞いてください(笑)
18ステラの3000MHGは225gです。同じくらいのサイズで言うと自分はこれまでエクスセンスCi4+C3000MHG(195g)と、16ヴァンキッシュC3000HG(185g)も使っていました。明らかにこ奴らのほうが軽いのです。
それでもこれが軽いと思えたのには2つの理由があります。1つは「巻き心地の軽さ」です。16ヴァンキッシュを回したときに感じたのと同じです。巻きが軽いので自重まですべてが軽く感じるのです。
2つ目は「タックルバランス」ですね。最近ライトジギングもはじめるようになってロッドとリールのバランスをすごく考えるようになってきました。今回実釣したロッドは長さが8.7ft、自重が124gのロッドでしたがちょうどよいバランスでした。
ドラグとかのパワー以前に単に軽いだけでなく、気がします。個人的にですね。
気持ちの良いドラグの出方!
次に気に入ったのはドラグの出方です。なんと表現したらいいのか…滑らかに放出されます、かつファイト中です的なサウンドも◎、品のある孤高のファイターって感じですwww余計わかりずらくなってきましたか?(笑)
やっぱりこの高貴なルックス
出しゃばりすぎていないけど、けど異彩な輝きをさりげなく放つこのシルバーやガンメタとも全く異なるまるでプラチナのような質感がめっちゃオトナ☆彡男だからこその使っているアングラーの所有欲を十分に満たしてくれる要因のひとつでしょう。
さらに巻きを軽くするT型ハンドルノブ
購入前まではリールカスタムの大好きな自分はハンドルノブくらい交換しようと思っていたけど、これで十分です。握りやすいしパワーファイト時でもこれなら力がいれやすいでしょう。
巻きの軽さは超一流
滑らかでシマノ特有のヌルヌルしたまきこの巻き心地は実際に、16ヴァンキッシュを使ったことのある人には驚きが少ないかも。自分がそうであったから。実際巻きの軽さは差を感じなかった。
前評判ほど巻き心地について驚きはなかったものの、滑らかなのはものすごく滑らか。この巻きの軽さは感度にも直結していると実感できました。
デイでバイブレーション主体に試投を何度もしたけど、水中の潮流の強弱が変わる境目の感覚とかロッドとリールから伝わってきてよくわかりました。巻きの軽さと剛性の高さが感度もよくしてくれているのでしょう。
18ステラ3000MHGインプレまとめ
長々とC3000MHGと3000MHGの違いからご説明し今回自分が手にした18ステラ3000MHGのことについて感想を述べさせてもらいました。
ご検討中の方の後押しになれば幸いです^^
ロッド:テンリュウ レイズ RZ87H
ライン:バリバス アバニ シーバスPE X8 ステイタスゴールド 1.0号
リーダー:シーガー プレミアムアックス 22lb
ルアー:バスデイ レンジバイブ 70ES