日中のチニングでチヌ(クロダイ)を釣るリアクションバイトの釣り方を解説します。
チニングのデイゲームであなたならどんなルアーを使ってどんな釣り方をしますか?
そう、一般的にはバイブレーションや夜と同じワーミングでのボトムズル。
それともポッパーやペンシルでトップウォーターでしょうか。
カンカンに日差しの照っている真昼間の日中にもっとも釣れる釣り方を教えます!
チニング初心者の方は必見です!
チニング,チヌ(クロダイ)ルアー釣り記事専門のNeroです。エサ釣りからルアー釣りに転向した際にはじめてやったチヌ(クロダイ)のルアー釣りの虜になってしまいました。ブリームゲーム歴15年以上の経験から得た数多くの実際の体験からしか得られない秘訣を余すことなくお伝えします。チヌ(クロダイ)ルアーの楽しさをお届けしていきます。
チニングデーゲームでの有効性
デイゲームでワームを使いボトムズルを行う場合は「リアクションバイトの誘発」が定石。
日中のチニングで釣れないと嘆いている人のほとんどの人がこれを無視しています。
水の濁り具合にも左右されますが、夜と同じようにボトムを切らずにゆっくりリトリーブなんてしていても、ルアーを見つけられた時点で見切られているのです。
ワームでボトムワインド
釣り方は、
ボトムに落としたら糸フケを取りながらティップを水平に合わせます
↓
そこから大きくロッドを2,3回トゥイッチを入れてワームとジグを跳ね上がらせ、
↓
すぐに元の水平の位置にロッドを戻しながら糸フケをとります。
またボトムに「ゴンッ」と着底したら同じことを繰り返します。
跳ね上げて、上から下に落ちてくるルアーをチヌが見ています。
見切られる前にルアーをテンポよく動かし反射的に食わせる技です。
バイブレーションの超高速巻き
こちらもデイゲームでかなり有効です。
一旦ボトムまで落として、ボトムに着底したらロッドを少し煽って底から20cm~30cm浮かせてレンジをキープしながら一気に高速で巻き巻き!!
このときロッドを持つ手がブレたり、ロッドの角度が変わると上手くボトム直上をトレースできなくなるので気を付けましょう。
初級者の方は「高速巻きってどれくらい?」とよく聞かれますが、超高速巻きです。
リールの回転数めいっぱい、腕がはちきれるくらいにゴリゴリ巻いてください。
日中の明るい時間帯は水中でも明るくルアーを見切られやすいので高速で巻いてくることで目くらましします。
また、高速で横切るので突然のベイトの出現に思わず口を使うというリアクションバイトが引き出せます!
高速で巻いてくるので根掛かったときにはすでにガッツリ引っ掛かていて外れないことが多いので初心者の方は注意が必要です。
バイブレーションのリフト&フォール
底まで落として、大きくしゃくりあげてルアーを浮かせ、糸ふけを巻き取りながらもう一度底まで落とす
これを繰り返す釣り方です。
ドンッとわかるまでしっかり落とし切るのが要。上から落ちてくるものに反応する魚の修正を利用し、チヌ(クロダイ)に一旦見せつけておいて、落ちてきたものが突然浮き上がる不意を打つ急行動に慌てて口を使わせる釣り方です。
巻き取るスピードはミディアムで構いません、ゆっくりとフォールさせます。
ボトムワインドと同様に落として、しゃくりあげる時がアワセのタイミング。
ハイプレッシャーなときにもかなり有効な手段です。
ミノーでストップ&ゴー
バイブレーションのリフトアンドフォールと似ているが、もう少しテクニカル。
動作では無く水中でのルアーのイメージが頭の中で描けていることが釣れるカギになる。
”いったん止める!”これが肝心要!!
2,3秒止めた後少しだけロッドをあおり巻き始めると食ってくる。必ず止めること!!
止めたときにゆったりと流れに乗るサスペンドタイプか、またはゆったりと沈むスーパースローシンキングが任意のレンジでやりやすい。
護岸沿いのチヌ(クロダイ)が居ついていそうな場所で止めてやるのが効果的な使い方。