電動リール用リチウムバッテリーおすすめ11選!鉛との違いと選び方とメンテナンス方法まで解説

船釣りで使用する電動リール用のリチウムバッテリーのおすすめをご紹介します。

電動リール用のバッテリーには鉛とリチウムの2種類がありますがそれぞれの違いと選び方から

電動リールに最適なおすすめのリチウムバッテリーをお伝えし最後にバッテリーの寿命とメンテナンス方法も解説します。




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通常の「鉛バッテリー」とリチウムバッテリーの違い

電動リール用リチウムバッテリーおすすめ
画像:Yahoo!ショッピング

電動リールは、釣りの際にラインを巻き上げたり、魚を引き上げたりするのに使用される便利なツールです。電動リールに使用されるバッテリーには、主に鉛バッテリーとリチウムバッテリーの2つの主要な種類があります。これら2つのバッテリーの違いを詳細に解説します。

内部構成

鉛バッテリーは鉛と硫酸を使用した化学反応に基づいています。 一般的には、液体電解質を使用しており、鉛板と酸で構成されています。

リチウムバッテリーはリチウムと他の材料を使用した化学反応に基づいています。リチウムイオンバッテリーとリチウムポリマーバッテリーの2つの主要なタイプがあります。

 

重量とサイズ

鉛バッテリーは一般的にリチウムバッテリーよりも重く、大きいです。これは船釣りにおいて、船上に余分な重量を加えることになります。

リチウムバッテリーは鉛バッテリーよりも軽量でコンパクトです。これにより、船上のスペースの有効活用が可能となります。

 

エネルギー密度

リチウムバッテリーは鉛バッテリーよりも高いエネルギー密度を持ち、より長時間の使用が可能です。これは、長時間の釣りに適しています。

鉛バッテリーはエネルギー密度が低いため、容量が同じであればリチウムバッテリーよりも短い時間しか使用できません。

 

寿命

リチウムバッテリーは通常、鉛バッテリーよりも長寿命で、充電サイクル数が多いです。

逆に鉛バッテリーは充放電サイクル数が限られており、寿命が比較的短いです。

総括すると、リチウムバッテリーは軽量で高エネルギー密度を持ち、メンテナンスが少なく、長寿命ですが、鉛バッテリーは比較的安価であり、過放電に対する堅牢性があるといった特徴があります。選択肢を検討する際には、バッテリーの容量、価格、船のサイズ、釣りのスタイルなどを考慮する必要があります。

●リチウムバッテリーは軽量で高エネルギー
●リチウムバッテリーはメンテナンスが少なく、長寿命
●鉛バッテリーよりも高価

電動リール用リチウムバッテリーの選び方

 

容量と持続時間

まず、釣りの船での使用時間に応じてバッテリーの容量を選びましょう。大容量のバッテリーは、長時間の釣り旅行に適しています。通常、容量はアンペア時 (Ah) 単位で表されます。バッテリー容量が大きいほど、持続時間も長くなります。

 

電圧

電動リールには通常、12Vまたは24Vの電圧が必要です。船の電源システムに合わせて、適切な電圧のバッテリーを選びましょう。誤った電圧のバッテリーを使用すると、リールが正しく動作しない可能性があります。

 

リチウムタイプ

リチウムバッテリーは通常、リチウムイオン(Li-Ion)またはリチウムポリマー(Li-Po)の2つの主要なタイプがあります。Li-Ionバッテリーは一般的に安定しており、コスト効率が高いです。

 

重量とサイズ

バッテリーの重量とサイズは、船での収納や持ち運びに影響を与えます。軽量でコンパクトなバッテリーを選ぶことで、船上での使い勝手が向上します。

 

耐久性と防水性

船釣りは水に近い環境で行われるため、バッテリーの耐久性と防水性が重要です。防水仕様のバッテリーを選ぶことで、バッテリーを潮風や水しぶきから守ることができます。

 

充電時間

リチウムバッテリーの充電時間は重要な要因です。充電器の性能と充電時間を確認し、釣りの合間にバッテリーを効率的に充電できるかどうかを検討しましょう。

 

価格と品質

最後に、バッテリーの価格と品質をバランスを考えましょう。安価なバッテリーは誘惑的かもしれませんが、品質が低い場合、長期的には問題を引き起こす可能性があります。信頼性のあるメーカーから高品質のバッテリーを選びましょう。

船釣りの電動リール用のリチウムバッテリーを選ぶ際には、バッテリーの容量、電圧、タイプ、重量、サイズ、充電時間、防水性、価格、品質などを考慮し、自分のニーズに合ったバッテリーを選ぶことが大切です。しっかりと選んでおけば、釣りの楽しさを最大限に引き出すことができるでしょう。

電動リール用リチウムバッテリーおすすめ

 

ダイワ スーパーリチウム 12000WP-C

リチウムイオンバッテリー搭載で鉛と比べても巻き上げスピードもアップし力強く巻けます。

船弦に置くときに滑り止めにもなるシリコンカバーと持ち運びに便利なベルトもついていてコンパクトでイチオシ☆彡

12000WP-Cは充電器つき。12000WP-Nは充電器なしタイプも用意されいます。

容量:12Ah
寸法(cm):9.4x20.4x4.6
重さ:1,230g

 

シマノ 電力丸 10Ah

軽くてコンパクトで残量も確認しやすくメンテナンスが楽チン!

少し効果ですがバッテリーも長持ちすると評判が高く、これまで安いバッテリーを使い続けたアングラーがこれに買い換えて「もっとはやく手にしておけば良かった」という声も続出している人気アイテム。

容量:10.0Ah
寸法(cm):9x18.2x10
重さ:1,300g

 

マグクルーズ スーパーミニバッテリー 10Ah

とにかくコンパクトで使い勝手に優れたものがいい方におすすめのリチウムバッテリーがこちら!!

スリムでスタイリッシュな外観もさることながら、10Ahの容量を持ちながらわずか、695gという軽さで

大型魚に走られても、バッテリーごと持ち運んで船を移動することができるなど電動ジギング向き。

容量:10.0Ah
寸法(cm):4.7x19x4.7
重さ:695g

 

ハピソン 電動リール用バッテリーコンパクト YQ-105

腰にぶら下げて歩けるほどの軽くてコンパクトサイズで十分な容量。水深と魚種にもよりますが、ヒラマサを5,6本上げても1回の釣行時間は十分。

水深100m前後のタチオウやアマダイ釣りでの相性も抜群。ライトな釣りではこれ一台で十分対応できます。

容量:13.5Ah
寸法(cm):13.5x16.5x7
重さ:約1,000g

 

ハピソン リチウムイオンバッテリーパック YQ-100

釣具メーカーでお馴染みハピソンの電動リール用のリチウムイオンバッテリー。

容量も十分で持ち運びもラクで舟べりに置いておくには邪魔にならないサイズ感も二重丸。

携帯の充電切れが心配な非常時にも使えるUSBポート付き。

容量:12.6Ah
寸法(cm):11x22x33
重さ:1,230g

 

八洲電業 フィッシングキューブ ポケット 14.8V 6Ah

力が弱く体格の小さいお子さんや女性向きの超小型軽量バッテリー。

別売りのベルトを使用すれば腰に巻き付けたり方に下げたりできるので
釣行時のリールを巻きながらの移動も可能です。

容量:6Ah
寸法(cm):8x13x3.3
重さ:約600g

 

八洲電業 フィッシングキューブ ブラック14.8V 30Ah

大容量30Ahのリチウムバッテリー。せっかくの魚を掛けてからの充電切れや、

充電が少なくなってきてからの巻きスピードの失速、不安定さを払拭する安心できる十分な容量を保持できます。

容量:30Ah
寸法(cm):12.5x21.2x8.5
重さ:約2,390g

 

ビーエムオージャパンリチウムイオンバッテリー 6.6Ah II チャージャーセット

軽量コンパクトを優先させた電動リール用のバッテリーでは信頼のあるメーカーBMO JAPAN(ビーエムオージャパン)のリチウムバッテリー。

ダイワのレオブリッツで水深50mで約300回の巻き上げ実績があり、目安になります。

容量:6.6Ah
寸法(cm):11.3x12.8x5.1
重さ:750g

 

ビーエムオージャパン リチウムイオンバッテリー 13.2Ah チャージャーセット

ビーエムオージャパンでおそらく一番人気だった従来のベストセラー商品をモデルチェンジし、十分な容量で持ち運びにも便利なコンパクトさを兼ね備えたNEWアイテム。

重さが多少重く感じるけど、この安心の容量とバケットマウスなどタックルボックスにも縦置き収納できるコンパクトさもあり

どれにしようか迷ったらこれおすすめ!!

容量:13.2Ah
寸法(cm):11.2x20.9x7.5
重さ:1,500g

DNYO 電動リール用互換スーパーリチウムバッテリー 3500mAh

リールに直接接続して使うタイプのバッテリーです。

ダイワとシマノの電動リールとの互換性があります。

コードを使用しての釣りが煩わしいと感じる方にうってつけ。

釣行時手元を明るく照らしてくれるライトつき。もう少し容量の多い4500mAhや5000mAhもラインナップにあります。

容量:12Ah
寸法(cm):9.4x20.4x4.6
重さ:800g

 

長輝LITETEC Angler’s リチウムイオンバッテリー AB-20

船釣り用に設計・開発された電動リール用の大容量リチウムイオンバッテリーでその容量は30Ah。

充電器は下記に掲載している別売りになっています。

容量:12Ah
寸法(cm):9.4x20.4x4.6
重さ:1,230g

Angler’sリチウムイオンバッテリー AB-20用充電器

電動リール用リチウムバッテリーの寿命

電動リールを動かすためのバッテリーには寿命があります。

寿命が来たら交換の必要があります。

鉛バッテリーよりも寿命は長いといわれていますが

使い方次第では3年~5年ほどで寿命を迎える=充電できなくなることもあります。

寿命が長く約10年~15年ほど持つこともありますが、

充電ができなくなったら寿命

交換の時期とお考え下さい。

Ah(アンペア)で表される蓄電容量の大きさと寿命には関係性があり容量が大きいものほど寿命が長くなると言われています。

電動リール用リチウムバッテリーのメンテナンス方法

 

釣行後は洗浄

電動リール用のリチウムバッテリーのほとんどは船の上の釣りでの使用に特化しているため防水機能がついていはいますが

外部のカーバーには潮風や海水を浴びているため潮ガミしている可能性もあります充電コード類をすべて外して水シャワーで潮を洗い流してください。

 

使わない時でも半年~1年に1回は満充電

バッテリーは使用しなくても自然に少しずつ放電します。充電がわずかでも残っていれば良いですが、この放電の状態で長期保管しておくと充電が切れてしまい、そのまま放っておくと深放電という状態に陥ってしまい

次に使おうとしたときに充電ができないことがあります。

これを防ぐためには、使わない期間が半年以上続く場合には

半年に1回~1年に1回はフル充電にしてから保管しておきましょう。

船電源よりもリチウムイオンバッテリー

船釣りで電動リールを使用する場合、自分のリチウムバッテリーを持つことにはいくつかの利点があります。

自分のリチウムバッテリーを使用することで、船の電源に依存しない独自の電力供給を確保できます。これにより、船の電源が不足している場合や他の電子機器と競合している場合でも、リールの正確なパワーを確保できます。釣りの状況に合わせてパワーを調整できるため、魚を取り込む際に大変役立ちます。

船の電源から電動リールを駆動させる場合、電圧の不安定さや電力のスパイクなどがリールに影響を与える可能性があります。一方、自分のリチウムバッテリーを使用することで、リールに安定した電力供給を提供し、リール本体の寿命をも長持ちさせてます。

また、船の電源が故障したり、バッテリーが空になったりすると、釣りが中断される可能性があります。自分のバッテリーパックを持っていると、緊急時にバックアップ電源として使用でき、釣りの継続性を確保できます。

総括すると、自分のリチウムバッテリーを持つことは、船釣りで電動リールを使用する際に電力の信頼性と柔軟性を向上させ、釣り体験を向上させるために有用な選択肢になるわけです。

電動リールの購入が決まったら、真っ先にリチウムバッテリーを揃えましょう!