船用タチウオテンヤの手巻きタイプのリールをご紹介します。
電動とどっちがいいの?
という疑問にも近海の水深が100m以内であれば手巻きリールで十分楽しめます!!
何故なのかのその理由とタチウオテンヤに適した手巻きリールの上手な選び方と
選び抜いた最新のおすすめをお伝えします。
釣り好きは女好き!?誰がいったか本当の話かどうか…wそれを証明すべく自他ともに認めるチャラ男が釣りに目覚めてしまったのがちょうど数年前。春先から知人に連れて行ってもらったタイラバでした。そこからきれいな女性には目もくれずタイラバタックルを買いまくり、釣り車まで購入してしまいましたwそんな自分だから語れるタイラバの魅力をお伝えしていきます。
船タチウオテンヤにはベイトリール!
船タチウオテンヤの場合、キャスティングで遠投する必要はなく、ほぼバーチカル(まっすぐラインを落として)で、引き釣りといってもキャストして横に引いてくることはないのでベイトリールのほうが断然手返しが良く、オフショアのタチウオゲームにはベイトリールがおすすめです。
ベイトの場合ラインが巻かれているスプールがロッドと一直線上になっているのでラインを放出するときも、巻くときも
同じ向きを向いているため巻きも速くできたり、ディープでは力強く巻けるなどパワー面でも有利に働きます。
またサミングすることでフォール中のアタリも取りやすくなるなど、メリットが多くあります。
手巻きor電動のどっちがいい?
冒頭から答えをざっくり申すとこんな感じ
●近海(水深~100m以内)なら手巻き
●ルアーマンが楽しめる!
●手巻きリールは電動と比べて安い!
理由をこれから順を追って解説します。
船からのタチウオテンヤのリールはいまや手巻きリールよりも電動が主流になっています。
40号や50号の重たいテンヤを用いて水深が100mを超えるようなディープエリアを狙ってドラゴンタチウオを狙うような釣りでは、
100m以上ある水深で長い間巻き続けるのはアングラーにも負担になり、手返しも悪くなりますから電動の方が向いているからですが、
近海の浅場で釣る場合には手巻きでも十分タチウオテンヤ釣りが成立します。
目安は水深が100m以内。
これくらいの浅い場所であれば、何も問題がないどころか、水深のタナの潮流の違いや、障害物、微細なアタリを直接、リールとハンドルを握って感じ取れるために、
特に日頃からルアーにアクションさせランガンしながら投げて巻くを繰り返し釣りを楽しんでいるルアーマンにはむしろ電動よりも手巻きリールのほうが断然向いています。
また電動のように充電関係の余計な器具を揃える必要もなく、リール本体自体もローコストに抑えられるため価格を抑えたい人にもおすすめのになっています。
タチウオテンヤのリール手巻きタイプの選び方
適した番手は150~200番
タチウオテンヤに適したベイトリールの番手は150番~200番。シマノでもダイワであってもおおよそこれくらいが目安です。
タチウオ専用のものではなくても、ライトジギング用で応用できますが
シマノの300番あたりでは少しオーバースペック。リール自体の自重も重たくなるため繊細なアタリまでキャッチしたいタチウオテンヤでは感度が落ちるので大きすぎます。
出来ることならカウンター付き
なくても十分にタチウオテンヤはできますが、カウンター付きリールの方が深度管理が容易にできることがメリットです。
タチウオは水深によって行動が変化する魚の一種です。多くの場合船頭がそのポイントの水深を伝え、
ベイトとタチウオのタナ、底からどれくらい巻いてきたとこらへんということを指示があります。
そういった釣り場の水深が異なる場合、カウンター付きリールを使用することで、釣り糸が何メートルの深度にあるかを正確に把握できます。
これにより、釣り場に適切な深度に仕掛けを沈めることができ、より確実にタチウオを釣ることができます。
なくてもいいと言ったのは、リールの最大巻き取り長を把握しておけば底から巻いたときに何回巻いたかである程度タナは把握できます。
ノーマルよりハイギア以上
1回転で巻ける量が長くなるギア比の高いハイギア以上がおすすめです。
タチウオの場合、ドランゴンクラスになっても青物ほど強いファイトを強いられることは滅多に起こりませんが、速く寄せてこれるメリットは大きく、
またそれ以前に、何度も落として巻いてを繰り返す釣りであり、アタリはなくてもエサがボロボロになった時にエサを付けかえるときなど回収巻きのときにも
速く巻けるので出来るだけ素早く終わらせたいエサの付け替え時間も速く回収することで時短にも繋がります。
タチウオテンヤのリール手巻きタイプのおすすめ
最新のタチウオテンヤに適した手巻きタイプのベイトリールの選りすぐったおすすめをお伝えいたします。
シマノ 20バルケッタ Fカスタム 150DH-XG / 151DH-XG
フォール速度をコントロールできるフォールレバーが標準装備されたタチウオテンヤはもちろんタイラバやイカメタルに最適なリールです。
機能が充実していてしかも本体の自重が軽いので手元で感じる感度もアップずっと持っていても疲労軽減にもつながります。
ダブルハンドル(DH)とロングシングルハンドルと2種類ありますがハンドルの違いだけでなくギア比が違うため選ぶ際は注意が必要です。
予算が許すならDH-XGがおすすめです。
自重(g) | 225 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 81 | 巻糸量(m) | PE/ 1.5-200 |
ベアリング数 | 5/1 | ハンドル長(mm) | 55 |
シマノ 22オシアコンクエスト 200HG / 201HG
タチオウテンヤと並行して船からのライトジギングもされる方におすすめです。
ジギングと併用する場合は300番がいいかと思いますが、自重の違いによる感度を考えるとタチウオテンヤ優先で200番で
やや自重が重たいのはそれだけ剛性感が高くなっている証拠で、不意の大物やディープでのドラゴンにも主導権を与えない強さがあります。
またこのゴールドに輝くシマノの丸形リールには比類なき満足感を与えてくれます。
自重(g) | 295 | 最大ドラグ(kg) | 7 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 78 | 巻糸量(m) | PE/1.5-260 |
ベアリング数 | 9/2 | ハンドル長(mm) | 75 |
シマノ 19グラップラーCT 150XG / 151XG
こちらもフォールレバーとカウンターがついているタイプのベイトリールですが、価格が安くてコスパが高いと評判のオフショアライトジギングに特化されたベイトリールです。
先のバルケッタよりもよりライトジギング向きで、タチウオジギングもされる方におすすめです。
糸巻量も多く多少バルケッタと比べると重いものの高剛性で安心感が違います。
これは近海の幼魚ではあまりわかりませんが、ドラゴンなど大型のサイズをかけたときはじめて剛性の違いに気づくと思います。
自重(g) | 255 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 81 | 巻糸量(m) | PE/1.5-200 |
ベアリング数 | 5/1 | ハンドル長(mm) | 60 |
ダイワ ティエラLJ IC 200H / 200HL
ダイワのIC(カウンター付き)ベイトリールのミドルクラス以上でタチウオにおすすめはこちら。
ジギング用ですが、タチウオテンヤにもおすすめで、スロージギングなどと併用も十分可能です。
ドラグパワーはLJ(ライトジギング)らしからぬ、10kg!
不意に訪れる大型のタチウオにも臆することなく余裕でファイトに持ち込めます。
自重(g) | 370 | 最大ドラグ(kg) | 10 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 91 | 巻糸量(m) | PE/2-300 |
ベアリング数 | 7/1 | ハンドル長(mm) | 75-85 |
シマノ 19バルケッタ プレミアム 150DH-XG / 151DH-XG
バルケッタの最上位クラスバルケッタプレミアム☆彡
上位品といってもバルケッタFと比べても、実売価格の差は10,000円程度なので少し手を伸ばしていいものを使いたいと思うならこちらがおすすめ。
さすがシマノの上位リールで、巻き心地はノンストレス。
自重(g) | 255 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 81 | 巻糸量(m) | PE/1.5-200 |
ベアリング数 | 8/1 | ハンドル長(mm) | 55 |
シマノ 18グラップラー プレミアム 150XG / 151XG
こちらもグラップラーの上位版です。もちろんフォールレバーとカウンター付きでタチウオテンヤには余裕のあるパワーと剛性感があります。
このようなプレミアムシリーズはそのブランド毎の最高峰ですが、値段にそこまで開きがないので、
多少の出費を我慢しても、安心のできるいいものを使いたいと思う方におすすめのリールです。
自重(g) | 265 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 81 | 巻糸量(m) | PE/1.5-200 |
ベアリング数 | 7/1 | ハンドル長(mm) | 60 |
シマノ 23オシアコンクエスト CT 200HG / 201HG
タチウオテンヤには自重が重くどうなのかと迷ったけどどうしても紹介したかったシマノの丸形リールのカウンター付き。
おすすめの手巻きリールとして紹介するに必要なカウンター付きでもあり、22年にモデルチェンジした300番から、23年にデビューした200番。
もはやカウンター付リールの歴史を塗りかえるとも比喩されることのある滑らかな巻き心地と剛性感は秀逸。
自重(g) | 340 | 最大ドラグ(kg) | 5 |
---|---|---|---|
最大巻き取り長(cm) | 78 | 巻糸量(m) | PE/2-200 |
ベアリング数 | 10/1 | ハンドル長(mm) | 60 |
ダイワ 21ソルティガ IC 300 / 300L
ダイワ派で最高峰のカウンターリールをお探しならこれ一択☆彡
巻き始めの立ち上りの良さとガッチリとした剛性感、巻き心地のバランスに優れたまさにダイワのカウンターリールの王者。
タチウオに使うのであれば300番がおすすめ。ラインが1.5号なら500m、2号でも400m巻けるというラインキャパの懐の広さはディープエリアでの釣りに!
大人ぽい押し出しの強過ぎない渋い見た目も満足感が大きいです。
自重(g) | 385 | 最大ドラグ(kg) | 10 |
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最大巻き取り長(cm) | 84 | 巻糸量(m) | PE/1.5-500 |
ベアリング数 | 11/1 | ハンドル長(mm) | 75-85 |
タチウオテンヤのリール手巻きタイプまとめ
タチウオ釣りにおいて、手巻きベイトリールは非常に重要な役割を果たします。タチウオは速いスピードで泳ぐため、リールの適正度は成功に直結します。タチウオテンヤ釣りにおいて、ベイトリールは糸を素早く巻き取り、タチウオのアタックに対応できる高い巻き上げ速度が求められます。また、適切なドラグ力を備えており、大物タチウオに対しても頼りになる性能が必要です。そのため、信頼性のあるブランドやモデルを選ぶことが重要です。特に、耐久性とスムーズな巻き上げ操作を提供するリールは、タチウオ釣りにおいて成功するために必要不可欠です。したがって、タチウオテンヤ釣りを楽しむために、適切なベイトリールを購入することをお勧めします。