スピンテールジグを使用する際の糸絡みによるライントラブルを防ぐ方法を解説します。
そもそもラインを拾ってしまいやすいスピンテールの構造上の問題と、糸が絡んでしまう原因をよく把握すると見えてくる予防策をひとつひとつ具体的に説明していきます。
アピール力に優れた良いルアーであることは確かです、
スピンテールジグの性能を最大限生かすための糸絡みを防ぐコツとは?
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
スピンテールジグの糸がらみになる原因
キャスト
スピンテールジグだけでなく、ほかのルアーでもそうですがボディがまっすぐ一直線に飛んでいかなければフックや
使用していればスナップなどにラインが絡んでしまいます。
ことスピテールジグにおいてはフックのほかにブレードがついているため
ラインを拾いやすくなるゆえに、キャストの時点でラインが絡んでしまっている確率が高まります。
着水時
着水するとるジグは水面を割って潜行しはじめますが、
その一歩手前このときにジグが水面を割るときに沈みはじめますが、
このときに水面に当たった抵抗がかかりラインが一瞬たわみます。
そのたわんだラインのたわみが大きすぎると
一緒に水の中に沈んでしまい、ブレードフックがラインを拾ってしまい絡んでしまいます。
水中でアクション
ラインの太さや、フロロやPEなど種類にもよりますが
スピンテールジグをただ巻き以外で、
アングラーのロッドアクションで水中アクションさせようとすると、
ほぼほぼ糸絡みして釣りにならなっかたりします。
時々細かいピッチで、
小刻みにトゥイッチしながらのリーリングとか最悪ですww
このあたりの予防策は後程、順を追って解説します。
バス釣りなどでは小型のスピンテールジグのリフト&フォールが冬場の定番的な使い方になっていますが、
あれは小型でブレード自体も小さく設計されています。
シーバス用などのブレード含めて長さが10センチを超えるようなやつでリフト&フォールすると
大概、途中でラインが絡んでしまうので、やる場合は使うスピンテールジグを選んだほうがいいです。
スピンテールジグのライントラブルを防ぐ方法
スピンテールジグは慣れるまでに特有のトラブルが頻繁に起こりますが、
これにはいくつか秘策があって、
これらの方法を身に着けると、ほとんどの場合回避できるようになってきます。
キャスト時の予防策
スピンテールジグは飛んでいく軌道に対して糸がらみする。
くるくると回転して飛んでいると着水と同時にブレードにフックやラインが絡まってしまう。
ルアーの弾道が一直線になるように心掛けましょう
着水時の糸がらみ予防策
これを防ぐためにはまっすぐキャストするのはもちろんですが、
着水寸前にヴェールを戻しラインをいったん張ると
ボディとブレードがまっすぐになったまま着水し、ラインにテンションがかかってピンを張った状態で沈んでいくので
キャスト時のライントラブルを防げます。
それを防ぐには、着水直前にヴェールを戻すこと!これによって落ちる前にラインがピンと張った状態になり、
フックやブレードはラインから離れ後方にいくためラインと干渉しにくくなり
ライントラブルを防いてでくれます。
フォールはラインテンションかけながらカーブフォール
せっかく飛距離を武器に遠くへ飛ばしたからには、そのままその場所へフリーフォールで沈めたい気持ちは当然ですが、
スピンテールジグをフリーフォールで落とすと
どうしても余分な糸ふけがでやすくなってしまい
水流によって、ジグの姿勢も安定しないためフォール中にラインが絡まってしまうことが多いです。
だからスピンテールジグの場合
着水してからはカーブフォール(テンションフォール)がおすすめです。
初心者ほど守ってもらうと釣りがしやすくなることは間違いないと思います。
先ほど釣り方で説明したリフト&フォールも、使うスピンテールジグ自体が前からストンと落ちていく前方重心だったり、
フォール姿勢がまっすぐ安定するものなど糸絡みしにくい設計のものを選ばないと、
よっぽど上手い上級者でもライントラブルの原因になるので注意が必要です。
スピンテールジグの利点を100%生かすためには、自分の経験と技術を把握したうえで使い方を考えながら使用するといいです。
そうすると魚を自然と呼んできて来てくれるのがスピンテールジグです。