前年より3割多い約1万個以上のエギ回収も…これ釣り人だけのせい?兵庫県明石市漁連

兵庫県明石市漁業組合連合会では2020年からエギの回収をはじめていますが、

1昨年は一度は減っていたものの2022年は再び増加し前年度の約3割増しになり約1万500個が引き上げられましたが、

これについて同漁連は釣り人に注意喚起をしています…。

が、これまた釣り人だけのせいですか?




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市漁連の担当者が言うには・・・

画像:神戸新聞NEXT

市漁連の担当者によると、明石名産のタコつぼの仕掛け引き揚げる高速のローラーに絡まって、いきなり飛んできて漁師らが針でけがをするケースもあり、釣りマナーの向上を訴えています。

アマチュアの釣り人が使うことがほとんどで、かかったタコなどを無理に引き揚げようとして糸が切れ、
海に残されることが多い
~中略
海洋ごみになったり漁師を傷つけたりといいことがない。むちゃな釣り方はしないようにお願いしたい
出典:神戸新聞NEXT

・・・これ遊漁船なら、漁師さんたちがタコ壺仕掛けている場所へはお客さんを連れてはいかないし、

そのあたりにロストが目立つならば、それは個人のプレジャーの釣り人だったり、

タコ壺のある場所ってだいたい岸際だし、ひょっとしたらショアから投げてる人もいるかもしれませんが・・・

漁師さんはエギ使わないのですか?
明石の海は、漁師さんたちだけのものですか?

釣り人は根掛かりしてラインが切れて、エギをロストしたとわかっても、取りに行くこともどうすうこともできないのが現状です。

海底に残されたエギを回収する取り組みは素晴らしいことですが、

たいがい関西~南のどの地域に行っても、漁師と遊漁船は仲が悪い。優先区域があったり遊漁中にわざわざすぐ近くを猛スピードで航行し嫌がらせしてくる漁船もいます。

これはエギのメーカーも、ただ売るだけではなく、自然分解される素材を用いるとか、製作費は価格に上乗せできるはずです。何か一緒になって策を考えて取り組んでいってほしいと思います。

いまや何だかんだ批判をあびた「レジ袋」のように、何かはじまるきっかけを作らないといけないのかなと思います。

もちろん実際に釣りをしている私達も少しでも根掛かりしないようにテクニック磨く!?とか
何らかの働きかけは必要なことだと感じます。