フェルトスパイクを自作する方法を作り方と実釣インプレを踏まえて解説いたします。
自分でやってみたものの最初は釣りに行ったときに問題発覚…。
上手くいかなかった失敗も経験し行きついた方法でやっと完成にこぎつけいざ実釣!失敗談も含め今回使用したおすすめパーツのご紹介からフェルトスパイクの作り方をご案内します。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
フェルトソールを自作しようと思ったきっかけ
あまり、こういった手作業は好きな方じゃない(面倒くさがりで途中で飽きる…)性格な自分ですが、ひざくらいまで水に浸かれるブーツを購入したときに
いつも濡れた敷石の上で滑って転びそうになっていました。
で、ブーツで底がフェルトで、濡れている石の上や苔面でも滑らないものが欲しいと思い以前に使っていたものもありましたが、折りたためず収納性が悪く重いし
なんせ、膝まであるロングブーツのフェルトソールの靴ってそもそも数が出回っていなくて売ってないんです。
だから、折りたたんでコンパクトになるブーツでフェルトスパイクにしてやろ~!と思ったのがきかっけです。
フェルトスパイクにするパーツと作り方
それでは作り方の実践です!
まずはフェルトを靴底の形にカット
まずはフェルトをブーツの底の形に会うようにカットします。
マジックでおおよその線を描いておいて、あとからカッターで余分な部分を切り落としていきます。
厚さが1センチクラスのフェルトを選びます!
これがミソ!
実は最初にこのフェルトをケチってしまい厚さが薄い6ミリ程度のものを使用したら、なんと・・・
一回釣行しただけで剥がれました(泣)
厚さが厚い(1センチ以上)ののならばフェルト自体が緻密で固くてすぐにほつれたりしません。
フェルト ボード レザークラフト マット 1cm
靴底用ではありませんが吸音用フェルトボードで代用します。
ほかにこの1センチ以上の厚さでフリーカットできるものがありませんでした。
カットできたら、家にあった屋外用のセメダインで固定します。
靴用とかではないけど、たまたま家にあったもので「熱、水、ショックに強い」と書いてあったのでこれなら大丈夫かとw
そしたら接着面にセメダインを塗っていきます。
けっこう適当です…。
で上からカットしたフェルトを貼り付け、手でずれないように抑えながら
まずは前後だけピンを打っていきます。
もうおわかりですね。
そうこのピンと言っていますが、ネジとなる部分がスパイクになる部分です。
大里 鉄ニッケルメッキ 極低頭タッピング
本来の靴底の厚さに合わせて、ネジの長さを決めます。
長すぎると足を入れた中に貫通してしまい履いた時に足の裏に刺さってしまいますし、短すぎると横に滑りやすくなり、フェルトが固定できずにすぐに剥がれてしまうことになります。
基本フェルトの厚さ+靴底の厚さにします。
なぜならスパイク状にするのでネジの上っ面はフェルトよりも出した状態(ネジの頭はフェルトから出た状態)になるので、この長さでも刺さることはありません。
仮止めが終わったら、ピンを打っておきたい箇所にネジを入れていきます
自分の場合はスパイク要素は低めで、フェルトの作用が重点的に欲しかったので、フェルトを固定するくらいのつもりで回りだけ打ち込みました。
もっとスパイク要素が欲しい方は中の方にもに打っていくといいでしょう。
ピンの数的にはこんな感じですかね↓
最初の失敗作ですけど…
で両足を同じようにやっていきます。
で、出来上がったのがこちら・・・
…w
つっこみどころがいっぱいありますけど。
まぁこんなものでも見た目がどうのこうのより滑らなければいいのでいざ実釣です!!
自作フェルトスパイクで実釣インプレ
まずは水辺のちかくの斜めになった乾いた護岸をわざと歩いてみました。
傾斜しているところを歩いてもずれている様子はなく、しっかりグリップも効いていてまったく違和感なし。
お次は本題の水に濡れていて苔が生えている石の上。
サラサラと水が流れてくる水門付近の石の上で片足立ちしてみたりしましたが、もちろん滑ることはなくまったく問題なし!
このとき2時間ほどの釣行で試しましたが、失敗したときのように途中でフェルトがずれたり剥がれたりすることはまったくなく、
膝まで浸かれるくらいのシャローまではこれで歩けて幾分狙ったところへもキャストができて気持ちよく釣りができました。
いい加減な自分でも作れたのでこれで充分かと思います^^
ちなみに今回ベースとなったラジアルブーツは
折り畳みができて持ち運びに便利なパッカブルブーツです
ジャッカル パッカブルブーツ チャコール