日中シーバス釣りに出掛けて水がクリアな時って釣れないんです!
ましてや晴天下で水がドクリアな状態だと釣れる気が全くしません、そんなときに有効なのがトップウォーター攻略です。
見切られやすいときに水面で波紋やスプラッシュで誘い出す方法が有効になる場面があります。
陽射しの光もあり水がクリアな時でもシーバスが釣れる方法とおすすめのトッププラグルアーをご紹介します。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
日中に水がドクリアな状況
ポイントに着いてから下記のような「あれ?」っていう状況に遭遇したことはないでしょうか?
(光が水中に差し込んで中層以下まで見えてる水の色)
●堤防やサーフなら濁りのない澄み潮
このような状況になりやすいのはこのところ晴天続きで雨が降っていないとかで起こることが多く、このような時は警戒心の強いシーバスはルアーを見切ってしまい釣れないことが多いです。
水の色が透明で、太陽の光がさんさんと水面に照らされている状況ではルアーが見切られやすく釣りにくい状況になっています。
光の届かないボトム付近に隠れているのですが、水深のある場所でも水がクリアなのでルアーが気づかれる可能性が高くなっています。
水がクリアなデイゲームのシーバス攻略
そんな状況で有効になる釣り方がトップウォーターでの攻略です。
光が差し込み水がクリアで水中から見えやすいのを逆手に取り、下から上にいるエサを捕食するシーバスの本能を刺激する方法です。
クリアだと水中だと疑似餌だと騙しにくい状況ですが、トップは水面に波紋や泡、音で過激に誘いますから、
プラグルアーの位置は必ず泡や波紋に覆われているために水中からは見切られにくくなってくるからです。
村岡昌憲さんがリバーシーバスのデイゲーム攻略解説の動画の中でも、水がクリアな時はトップが見切られにくく有効であるとおっしゃってます。
村岡さんが動画内でおすすめしている水がクリアな時のトップウォーターの動かし方は下記の2種類です。
トップでドッグウォーク
トップウォータープラグでお馴染みの動かし方であるドッグウォーク。
ロッド全体を使いチョンチョンとテンポよくトップペンシルやポッパーを左右へ首振りさせながら巻いてきます。
左右への振り幅は小さく、移動距離も短く居るであろうとポイントでネチネチとするのがポイント。
動画内でも言われていますがシーバスの場合、途中でリトリーブを1~2秒程度止めて食わせの間を与えてやることがシーバス向きです。このステイさせたときに食ってくることが多いです。
村岡さんによると、流れが緩くトロトロと流れている状況で、水中にある背の周りにシーバスが着いていると予想されるときに有効なのだそうです。
トップでポンプリトリーブ
もうひとつの釣り方は上記のような潮周りやストラクチャーのある場所ではなく、予想できない場合には、
村岡さんが動画内で「ほうきをはたくように…」と解説している巻き取らないでロッドを横に寝かせてロッドを手前に引いてきてトッププラグルアーを水面でスライディングさせてくる釣り方が有効になります。
ライトソルトゲームでは「さびく」などと言われているもので、バス釣りで言うポンプリトリーブのことです。
ロッドだけを寄せてきて動かし、ロッドを元の位置に戻すときに糸ふけ分だけを巻き取ります。
ポンプで水面をスライディングさせて誘い、この巻き取ってくるときにルアーは止まっっている状態なのでその時が食わせのタイミングです。
水がクリアな時のトップウォータールアーのカラー
小魚の腹を模したベリーがホワイトか水に馴染むクリア系カラー
水がクリアなときのトッププラグルアーのカラーは自分の場合、拘って色を選んでいます。
水の色が透明な分、見切られやすいことを前提にすると、水中の下からシーバスが見上げているルアーが、ベイトに近いか水に馴染むカラーが良いと思っていますし、実績があります。
おすすめはナナチュラルベイトカラー(ベリーがホワイト)のものか、もしくは水に馴染むクリアが自分のおすすめです。
クリアはまっさら透明に拘らなくても、曇り空ならスモークとかコーラルピンクとかでも良いと思います。
日中、水がクリアな時のおすすめトップルアー
飛距離が出せる食わせサイズといえばトップペンシル
アイマ プガチョフコブラ 90
トップペンシルですが、水面のスライディングアクションはこいつが一番好きなので、水がクリアな場合のトップウォータールアーでおすすめです。
タックルハウス フィードポッパー
シーバスのトップルアーで言わずと知れた釣れるポッパーの大人気ルアー。サイズはいろいろありますが。
自分が多用しているのは70と100です。汎用性を持たせて90でもいいと思います。
スミス へドン スーパースプークjr
ステイでやや尻下がりになるものの、リトリーブを加えるとほぼ水平に泳いでくるトップペンシルです。中にラトルが入っているので、ポッパーとは一味違う「音」で誘うことが可能です。
日中デイゲーム&水がクリアな難攻不落シーバスを釣ろう
自分はこんな釣り方があることを知るまでは、ポイントについて水がクリアだとほとんどその場所を諦めていました。
もしくは小型鉄板バイブの超高速巻きのみにするとかしか自分の引き出しはありませんでした…。水の色が透明なときに釣れたという良い思いをしたことがなかったです。引き出しが増えたことは言うまでもありません。
まさか「水の色がクリアなのにトップ!!」なんて考えもしなかったシーバスアングラーが大多数でしょう。
ここまで読んで頂いた方は、これ以降水がドクリアな場所に行っても諦めないでトップ攻略をぜひ試してみてください!!