シイラ釣りが最盛期に入り釣り人がこぞってファイトを繰り広げる奄美大島名瀬港

鹿児島県奄美群島では9月下旬から奄美市の名瀬港でシイラをターゲットにした釣り人で賑わっています。

友人とふたりで来ていた中学生がこの日釣りあげたの彼らの身の丈にも迫るほどのメーター超えサイズ2匹。

新調したルアーが功を奏しなんと長さ114.5センチと自己ベストを記録。ランディングまで20分あまり掛かったというがその釣果には「あの引きは忘れらない!」とベテランアングラー顔負けの回答とともに最高の釣果だったようです。

ルアーで釣り上げたシイラを引き上げる中学生。
たくましさを感じるその雄姿には長年釣りをしてきたものも脱帽させられるほど堂々としている。
画像:南海日日新聞




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シイラとは

シイラはハワイでは魚料理の主食にされるほど有名な魚で、青魚の類であるイメージが強いが元を正せばシイラはスズキ目に属しています。

熱帯、温帯の水温が温かい海域に生息しており青と黄色のコントラストは温かい海にいそうな熱帯魚のようなカラーをしています。

ルアーで狙う青物ターゲットとして名が知られており、高知県からの太平洋側で遊漁船も出ています。日本海側の鳥取県美保関でも回遊しているタイミングにあえばメタルジグで爆釣するという情報も聞いています。

奄美のシイラの時期

奄美でのシイラ釣りの時期はこの9月~10月の秋頃で、ちょうど鹿児島県周辺に飛来してくる渡り鳥「サシバ」(絶滅危惧種)の求愛行動の際に鳴く、まるでキツネか何かの鳴き声のような特徴的な鳴き声が聞こえたら、奄美ではシイラ釣りのシーズン到来と言われています。

シイラの料理

画像:一俊丸

シイラは日本人にはあまり馴染みがないがハワイではマヒマヒと呼ばれ古くからムニエルやフィッシュバーガーなどにして食されています。

アメリカの小説家ヘミングウェイの書いた「老人と海」の中でも紹介され作品内では
”料理すれば最高だが、生は最低”と書かれていますが、シイラが釣れる地域では新鮮なものが入れば刺身で食されています。

また旬である秋口は特に脂が乗って刺身でも美味しい。味を例えるならヤズの刺身に似ていると感じた経験があります。

ムニエルのほかにあら骨と一緒にちょうどブリ大根のように濃い目の煮付けにしても美味しかったです。

皮には食中毒を引き起こす毒

シイラの体表には食中毒を引き起こす毒があるそうで、そのことは以前から言われておりウソではないと思いますが、

自分は何度もシイラを捌いていますが、魚を丸ごと真水で洗ったり、腹ワタを出して皮を引いたあとにはまな板を洗うのは他の魚と同じく当然の話で、下処理の方法をきちんとした手順にそってやりさえすれば問題ないと考えています。

自分自身はこれまでにシイラを自分で捌き料理して食中毒になったことはありません

ネットの反応=====
表皮しっかり真水で洗えば美味しく食べれますね。書いてある通りこれからどんどん脂が乗り非常に美味しくなっていきますね。

あんまり美味しくはないけど、引きが強いから釣りとしては面白いですよね。