アジングリールのおすすめをご紹介します。
気軽にはじめられる超ライトな釣りをさらに楽しめるようなコスパの高いリールからハイエンドクラスまで人気のあるものを厳選しました。
シマノやダイワ、アブガルシアからアジングに必要なリールの条件とともに番手の選び方なども合わせておすすめをご案内します!
現代の優れたリール性能と安い価格の融合はアジング初心者の方、ベテランを問わず庶民にとって嬉しい代物。コスパ重視で選ぶか、相反する価格は気にしないで性能重視のクラスを選ぶかはあなた次第!!
チームの中でいちばん若いアジング担当のyuuZeです。父親の影響を強く受けはじめてアジング歴10年。1年中アジを追いかけまわしていますが、最近ではカッコよさに憧れてバス釣りやってみたりシーバスにも手を出してみたりショアジギ手を染めたり…ww時々浮気もしますが結局アジング釣行に戻ってきてを繰り返している毎日です。
アジングリールに必要な条件
アジングはどちらかというと庶民派な釣りであっても釣り方はとても繊細です。
ターゲットの個体のアジの口は小さくて柔らかいためにアタリも小さく、そして一度フッキングしても身切れしてしまいバレやすなどとてもセンシティブな一面を持っています。リールにもそれ相応の役割を担ってもらわなければいけないわけです。
感度
アジングリールにいちばん求められるのは「手元まで感じられる感度」です。
水中の情報をラインからロッドのブランクスを通じて的確にリールを握るアングラーの手元に伝えてくれるリール自体の感度は繊維な釣りのアジングにおいてアドバンテージがものすごく大きいです。
重さや巻き心地にも感度アップが関係してきます。
●軽量(感度)
感度にも直結する「軽量」さは必然的に必須の要素となります。いくら感度を売りにしているアジングリールでも重量が重たくては感受性が悪くなることは想像がつきます。アジングのタックルはその繊細なアタリを見逃さないために軽量なものが多いので、バランス的にも軽量なリールは選ぶ時の優先順位は高くなります。
●巻きの滑らかさ
アジングリールの巻き心地は、それほど重要ではないと言う人もいますが、実はこれからアジングを始める人にとって重要なのです。あまりにリールの巻き心地がモサモサしていたり、巻いている途中にシャリシャリしたり時々ゴツゴツ当たるようではアジの繊細なアタリを感じとる前に阻害してしまうからです。
巻き心地などは見逃しがちですがただでさえ食ってる食っていないかわからない状況が続く最初の釣りでは外せない条件となるでしょう。
アジングリールのギア比
アジングリールのギア比は4前後(4~6)が一般的。高くなればそれだけ1回転の巻き取り長さが増えます。ギア比が低くなれば短くなります。ギヤ比の高低の違いでドラグは変わりません。ギヤ比が高くなってもドラグ力の耐重は上がりません。
ハイギアの利点と欠点
ギア比が高ければ文字通りハイギアと呼ばれます。ハイギアは巻取り長さ(1回転時)が長く設定されているものです。ハイギアの利点は、高速巻きがやりやすい
ことと、アジが掛かってからランディングに持ち込むまでに巻取り長さが長いために
素早く足元まで寄せることができるのでファイト中に主導権を握りやすいことが上げらます。
反面、ゆっくりとしたスローリトリーブするときには若干の慣れとテクが必要です。リールを使い倒して特性を把握するまではアジングで多用する「ゆっくり漂わせる」ことがビギナーにはむずかしいです。
ギア比が高いとトルクがあるということなので、その分コスパの高いリールでも安いものは巻きが若干重たく感じる種類のものもあります。
ローギアの利点と欠点
ギア比の低いリールをローギアと呼びハイギアと区別します。ノーマルギアは1回転で巻き取る量がハイギアに比べて短く、ゆっくりと巻いてくるスローリトリーブがやりやすいのがメリット。ハイギアのものでゆっくりと巻こうとすると巻きが軽いので巻きが安定しにくいのですが、ローギアだとゆったりとしたスローリトリーブでも一定の速度をキープしやすいのです。
それとは逆にフッキングしてから水中を走り回るような元気なアジとのファイトの際など一気に寄せてきたいときに中々寄せてこれないということが稀にあります。アジング中の不意の大物にも対応がしにくいです。
アジングで必要な「感度」においても、ハイギアよりも落ちるといわれています。
ただしそれも初心者には感じ取りにくいレアな状況であり、ゆっくり一定の速度で巻くなどの体得するためにも約150g~250gくらいのアジの個体をメインに釣るリールの場合、ノーマルギアは初心者の方におすすめしています。
アジングリールの番手の選び方
アジングのリールを選ぶときに条件を満たしていそうな機種を見つけても最後に迷ってしまう「番手」。
メーカーによって同じ番手でも大きさもそのものが持つパワー感が違い、説明するには多少わかりにくい部分がある番手ではありますがアジングで使うクラスのリールはそれほど大きな違いがないためもっともアジングで多用される1000番~2500番の番手でご説明していきます。
はじめるならスタンダードな2000番
アジング専用に“これだけにしか使わない”というのであれば1000番クラスの専用機を選ぶのもありですが、アジングをこれから始めるちょいう方にはおすすめしていません。
初心者の方ほど
2000番がおすすめです!!
それはアジング専用機はその特質上どうしてもよりコンパクトにより繊細になる傾向があり汎用性に乏しいからです。大は小を兼ねるという言葉がありますが小が大を兼ねることはありません。アジングリールは「小」なわけで併用するにも対象魚が小さいものに限定されます。
アジングを時々にしかしない人なども2000番クラスなら、ほかの魚種とも併用がしやすくなりせっかくのリールが”お部屋のオブジェ”になることはないでしょう。慣れてきてアジングがとことん好きになったときに専用機を買っても遅くはありません。
特化したいなら1000番以下
アジングをもっと極めたいアングラーには専用機の出番です。
アジング専用機には1000番がいいでしょう。
専用リールといってもこの1000番クラスは、アジングのほかに管釣りや、小型軽量(0.5gくらいのスプーン)などを使う渓流釣りには汎用が効きます。それ以外でソルトでの併用できる釣りは限られますが、その専用ならではのアジングだけに特化した性能は秀逸。もはやベテランなアジングマスターならば汎用性なんて無縁。特化されより釣果に近づくものが好ましいです。
2500番はややオーバースペック
リールで2500番台となるとアジングの場合ややオーバースペックです。
シマノやダイワ、アブガルシアでいう2500番クラスくらいになると、ソルトではチニングや淡水ではバス釣りの領域に入り、対象魚が大きく餌の吸い込み方などがまるで違うので、それゆえに軽量さも感度も若干落ちます。パワーがあるので繊細なアジングで使う場合それを理解して釣らなければ難しいでしょう。
少なくとも初心者の人ほど考えやすいほかの魚種の釣りとの併用を考えて2500番でアジングとなると、感度が落ちるためビギナーには釣果が遠のく可能性があるのであまり適切とはいえません。
それではお待たせしました。
↓ここからはメーカー3種ごとにアジングのリールのおすすめをご紹介します!
シマノのおすすめアジングリール
まずは日本の人気リールメーカーのひとつシマノのアジングにおすすめなリールから、僕が厳選したいくつかのリールと通販サイトの売れ筋ランキングの順位を照らし合わせて、これなら自信をもってすすめられる!とおもった機種だけをご紹介いたします。
シマノ 20ヴァンフォード C2000SHG
アジングのようなソルトからトラウトなどでも大活躍の人気リールのヴァンフォード。モテそうな見た目の一見軽そうに見えるルックスとは裏腹に性能は折り紙付き。上位機種と大差ないマグナムライトローターとシマノ独自の高密度HAGANEギアも標準装備。もちろん防水機能もあり。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
6.1 | 150g | 82cm | 3kg |
シマノ 19ヴァンキッシュ C2000S
コストパフォーマンスを説明するときに必ずしも価格が安いものだけがコスパが高いとは言いきれない。金額を張らなければどうしても手に入らないものがある。それらのひとつがこのヴァンキッシュのリールだ。ラインナップ中最小のアジング専用リール。どんなに同じ機能を付けようとも剛性を維持しながらこの軽量化と巻きの滑らかさは廉価版では味わえない異次元の世界。いつもはほかの釣りでステラがメインのプロアングラーでさえもライトゲームになるとヴァンキッシュという人は意外に多いから、アジングのおすすめリール。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.1 | 145g | 69cm | 3kg |
シマノ 21ソアレXR C2000SSPG
まさにアジング専用リールのテッパン!超軽量、コンパクトなリールはアジングにおいて無限のアドバンテージを生み出してくれる。小さな番手のリールにマグナムライトローターも搭載されており、巻き取り途中の高感度と、巻き出しの速さを高次元で実現。これで釣れなきゃテクのせい。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
4.6 | 155g | 62cm | 3kg |
シマノ 21ナスキー C2000S
アジングリールでは人気があるシマノの製品においても圧倒的なコスパで魅了するナスキー。もう、この価格帯でこぶ状機種と変わらぬスペック。防止機能に加えX-SHIP、Gフリーボディ、アルミ冷間鍛造ハンドルなどシマノの現代の技術がほぼぜんぶ集約されている。ハイエンドクラスと比べてもベアリングの数とか剛性による巻き心地の多少の重さくらいしか違いがわからないレベルだ。まさにアジングリール売れ筋ナンバーワン☆彡
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.0 | 210g | 66cm | 3kg |
シマノ 22ステラ 1000SSPG
ヴァンキッシュよりもさらに上をいくのは価格帯と高機能だけではない。使っているアングラーを魅了して離さないそのステイタス性にある。アジングの世界で著名な人達もみんなステラだ。使わなくても恥ずかしくはないけども持っているだけで自己陶酔できるリールは釣りが趣味の人間にとって贅沢な嗜好品。費用対効果だけでは語れないものがたくさんある。お金に余裕があるならぜひ使ってもらいたい。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
4.4 | 165g | 55cm | 3kg |
シマノ 18ソアレBB C2000SSPG
アジングリールの中でも安いのにアジング専用機という人気のシマノ。兄貴分のCi4+とおなじく僅かな細かい低ドラグ域でも微調整ができるアジング専用ドラグを搭載。見た目の高級感もそのまま譲り受けている感じ。他にも500番と1000番もあるがソアレBBの場合はC2000のハイギアのこちらがおすすめ。自重が軽い500番が良いと思われるが、それはci4+の話でこちえbbではベアリングも少なく尺アジなどが掛かった時にちょっとしんどい。ローギアのPGもこのクラスだとちょっと重たく感じたのでこちらがソアレ「BB」にするならC2000SSHG
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
4.3 | 200g | 57cm | 3kg |
シマノ 21アルテグラ C2000S
クラスのアジングリールで代表格ではないだろうか。防水機能や大径ドラグノブにGフリーボディはもちろん装備。どんなタックルにも合いそうな押し出しすぎないボディデザインも性能と合わさって見るものに安心感を与える。このどっしりとした存在感からもコスパの高さが伺える。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.1 | 185g | 69cm | 3kg |
ダイワのおすすめアジングリール
日本が釣り具メーカーとして世界に名を打って出ることのできる2大メーカーのひとつがダイワです。
どのメーカーにも共通する熱狂的な信者がいることも広く知られています。アジングで人気のカルディアや月下美人、忘れてはならないあの存在。安いだけではないコスパが高いダイワのリールのおすすめがこちら。
ダイワ 21フリームス FC LT2000S
ダイワにしてももうメーカー希望本体価格が1万5千円前後になってくるとすでに上位機種との隔たりが分からなくなってくる(笑)アジングに使われるような小型リールにも軽量最適化が行われるLT仕様はもちろんダイワ独自のマグシールドとエアローターは標準装備。一時代を築いたイグジストやルビアスにも似た突出し過ぎないルックスもおすすめできる理由。若年層よりも大人のアジングアングラーにぜひおすすめしたいリールです。もはやコスパが高いことは言うまでもありません。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.2 | 185g | 68cm | 5kg |
ダイワ 20ルビアス FC LT2000S
実売価格が20000円台でこの軽量感と見た目の男らしさが好き。この価格帯のリールなのにもかかわらずダイワが誇る徹底的に細部にわたる軽量化が図られている【LT】仕様。アジングのビギナーからベテランのサブリールとしてもおすすめのリール。シルバーとゴールドの見た目も自分的には二重丸◎
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.0 | 155g | 72cm | 5kg |
ダイワ 月下美人X LT2000S-P
アジングをはじめとするライトゲームの世界においてコスパが高いソルト専用機として名高い月下美人のXもダイワ独自の小型スピニングリールの軽量仕様にマグシールド(防水機能)たマグシールド、エアローターなどはもちろん標準装備。赤と黒の見た目は好みが二分されるところではあるが、間違いなくダイワ派でライトゲームするなら選択肢に必ず入るおすすめリールです。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
4.8 | 200g | 63cm | 5kg |
ダイワ 21カルディア FC LT2000S
これまでアジングにおいてリールはそれほどの耐久性や剛性には求められていなかったのだがこのダイワのカルディアからは新しい新基準ができた感じがする。これまでのリールの「軽量コンパクト」=「剛性が低い」という常識を覆すものとなった。ライトゲームの枠を超える耐久性はアジングでも尺あじをガンガン釣りまくりたい!人におすすめのリール。また不意の大物にもなんら躊躇することなく対応ができるはず。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.1 | 175g | 67cm | 5kg |
ダイワ 22イグジスト LT2000S-H
もはや説明不要のリールではないだろうか。イグジストのラインナップ中でも特化されたフィネス仕様の【FC】がアジングには最適。対抗馬のS社のS(笑)があるならダイワ派のアジングアングラーで最上級を目指したいのならこのリール。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.8 | 155g | 76cm | 5kg |
ダイワ 18レガリス LT2000S
4ケタ台のこの値段で得られるメリットの高さが好評のダイワの人気リール。このクラスでリーリング途中の水中の様子も感じさせる【巻き感度】の良さは定評がある。私の知人は港湾部のアジングのみならず渓流釣りのスプーンを使った釣りにも、堤防からのチョイ投げ的な餌釣りまでこのリール一つでこなしている人もいる。自分も使わせてもらったことがあるがライトゲームには若干重たいボディ以外は十分使える。ダイワ派の方ならアジング入門用としておすすめリール。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.2/td> | 190g | 68cm | 5kg |
アブガルシアのおすすめアジングリール
最近めっきりアジングの専用タックルが増えた感じがあるアブガルシア。以前から海外発のメーカーらしくフレッシュウォーターで信者が多かった様子。その人たちが海の釣りに出てきたときに引っ提げてきた感じのあるブランド。自分の釣り友もアジング以外にもいろんな釣りをするが全部アブガルシアのリールという人もいます。
アブガルシア ゼノン 2000S
最近めっきりアブガルシアもアジングのようなライトゲームで目立つ存在となってきました。そのアブガルシアの中でも史上最軽量と目されるのがこのゼノン。軽さと感度を徹底的に追求したこれまでのアブガルシアのイメージを覆す最新リールです。
アジング以外でも比較的ライトな渓流や管釣り愛好者からも支持されていることも納得がいく。アブガルシアのアジング用リールとしてはいま一押し☆彡
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.2 | 145g | 69cm | 3kg |
アブガルシア REVO MGX 2000S
アブガルシアの伝統を受け継いできたREVOの名前を冠したフィネス仕様のMGX。最近流行の「軽量化」にアブガルシアもここまで進化してきたという秀作。アジングにおいてもリールひとつしかり、最高級のものでしか感じ取れないアタリや、これでしか捕れない魚は必ず存在する。それは一度手にしたものだけに与えられるものだ。
ギア比 | 自重 | 巻取り長 | ドラグ |
---|---|---|---|
5.2 | 175g | 69cm | 3kg |
適切なリールを選んでアジングで釣果アップ
アジングのリールに求められる条件はラインとロッドから伝わる感度や、タックルバランスを考えた軽量性など、仕掛けと同じくらい購入するときに重要度が高いと思っています。
自分の場合はロッドよりもリールの方を優先的に選ぶくらいです。
ロッドはいくつか買い替えをしても、最初に自分にあったリールを買ってさせいえればずっと長く使えるものです。そうして愛着がわけば釣果も伸びていくものです。
自分のアジングの釣り方にあったリールを選んでアジ釣りを楽しんでください。