2024年にモデルチェンジされたダイワのエギングロッド、エメラルダスAirのラインナップや各機種のスペック、発売日、そして人気機種について詳しく紹介する記事です。エギングファンに向けて、新モデルの特長と魅力をわかりやすく解説しています。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
24エメラルダス Airの特筆すべき点
エギングのデイゲームのパイオニア的存在であるダイワのエメラルダスシリーズ。その中でも最高峰とされるエメラルダス Air AGSが、待望のモデルチェンジを果たしました。実に4年ぶりとなるフルモデルチェンジにより、その性能はさらに進化を遂げています。
新しいエメラルダス Air AGSは、繊細なアオリイカのアタリをキャッチできるように感度を大幅に向上させています。また、エギをキャストししゃくる際の操作性を高めるために、さらなる軽量化を徹底的に追求しました。その結果、8.6フィートのMクラスの硬さを持つロッドでありながら、なんと86gという驚異的な軽さを実現しています。この軽さは、もはや異次元レベルと言えるほどであり、エギングにおいて大きなアドバンテージとなるでしょう。
さらに、ガイドにはダイワ独自のカーボン製AGSを採用しています。これにより、感度と軽量化の両立を可能にし、より精密なアクションを実現しました。また、VFナノプラスの素材を基にした独自のX45構造により、ロッド全体の軽さと強度を両立しています。これにより、エギングにおいて求められる操作性と感度を高次元で実現しているのです。
24エメラルダス Air AGSは、エギングロッドの新たなスタンダードを打ち立てる一品であり、アオリイカ釣りをより楽しむための最良の選択肢となるでしょう。その驚異的な軽さと高い感度をぜひ体感してみてください。
ダイワ 24エメラルダス 86ML・K
1番人気の往年のスタンダードタイプ。
旧エメラルダス Airから進化した点
2024年にモデルチェンジされたダイワのエギングロッド、エメラルダス Airは、多くのエギングファンにとって待望の一品です。特に人気の高かった旧20エメラルダス Airと比べて、今回の新モデルではさらなる進化が遂げられています。
まず、いちばん人気の高かった86Mモデルと比べると、新しいエメラルダス Airは自重が4gも軽くなっています。この軽量化により、エギの適用範囲や飛距離、操作性がさらに向上しました。特に軽さによる高感度は、アオリイカの繊細なアタリをより明確にキャッチすることを可能にし、釣りの楽しさを一層高めてくれます。
旧20エメラルダス Airもエギング好きの釣り人に大変人気がありましたが、新モデルはそのファンの期待を超える性能を備えています。エギングロッドとしての完成度がさらに高まった24エメラルダス Airは、エギングのデイゲームにおいて新たなスタンダードとなることでしょう。
これまでのエメラルダスシリーズの伝統を受け継ぎつつ、さらに進化を遂げた新モデルは、エギングをより快適に、そしてエキサイティングにするための最良のパートナーとなります。
24エメラルダスAirのラインナップと各スペック
ダイワのエギングロッド、エメラルダス Airは、釣り場所やメインで使用するシーズンごとのエギのサイズに合わせて選べる13種類の豊富なラインナップを誇ります。汎用性の高いオールラウンダーモデルをはじめ、特に人気の86Mモデル、高感度のソリッドティップ仕様など、さまざまなシチュエーションに特化したプロ仕様まで揃っています。
これらのモデルは、4人のプロアングラーが監修した特別仕様も含まれており、幅広い充実したラインナップとなっています。これにより、どんな釣りスタイルや状況にも対応できるロッドを見つけることができます。
また、昨今の技術の進歩により、シーズンやポイントによって特化された機種であっても、使用できるエギのサイズが幅広くなっている点も注目すべきです。これにより、特定の釣り方だけでなく、多様なバリエーションを持たせることが可能となり、釣り人にとって大きなアドバンテージとなります。
エメラルダス Airは、その豊富なラインナップと高い性能で、あらゆるエギングシーンでの最適な選択肢を提供します。各モデルの特徴を活かし、より楽しいエギング体験を実現してみてください。
※すべての機種で適合PEラインは0.4号~1号となっています。
感度や乗りなど調子やバッドパワーを判断しやすいようにロッド径を機種ごとに表してみました。
↓下にスクロールして見れます。
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
7.5/2.26 | 75 | 1.2/9.3 | 2.5~3.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
7.7/2.31 | 83 | 0.9/10.8 | 3.0~4.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|
7.8/2.34 | 78 | 1.3/9.3 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
7.11/2.41 | 84 | 0.9/10.3 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8/2.44 | 81 | 1.3/9.3 | 1.8~3.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.3/2.51 | 81 | 1.3/9.8 | 1.8~3.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.3/2.51 | 85 | 1.5/10.3 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
2.54/8.4 | 82 | 0.9/9.8 | 1.8~3.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
2.54/8.4 | 85 | 0.9/10.3 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.5/2.57 | 85 | 1.3/10.8 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.6/2.59 | 84 | 1.3/10.3 | 1.8~3.5 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.6/2.59 | 86 | 1.5/10.8 | 2.5~4.0 |
全長(ft/m) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | エギ |
---|---|---|---|
8.9/2.67 | 92 | 1.4/10.8 | 2.5~4.0 |
24エメラルダス airの価格帯
機種(長さやタイプ)によって違いがありますが価格帯は30,000円台後半~50,000以下が実売価格の相場になっているようです。
販売店舗によって差もありますから買いたい機種がわかったら複数の店舗で見て比較してみるのがいいかもしれません。
ちなみにカタログスペック上ではどの機種も61,500円~62,000円となっていて価格帯的に見るとハイスペックの機種であることがわかります。
24エメラルダスairの発売日と予約状況
発売日はDIAWさんの2024年の新製品一覧をみるとエメラルダスX(リール)と同じく7月中となっており、通販サイトでも同じように「7月販売予定」となっているだけですが執筆時点のSNSではすでに手元に届いている人が何人かいらっしゃいます。
予約販売はすでにはじまっていますので、予約先着順に納品されることは確かなので8月とかにずれこむことも大いに予想されます。
今回の24エメラルダスを手にしたいと購入を検討されている方はまず実店舗探してみてほしい機種の在庫がなければ、早めに予約されたほうがいいと思います。