万能エギングロッドで1本三役!いろんな釣りができるイカ釣り竿のコスパ最強おすすめ6本

万能エギングロッドと呼ばれるくらい以前から応用範囲が広くイカ以外の対象魚の釣りに幅広く用いられているエギングロッド。

その特性とエギングロッドでできる釣りの種類をご紹介し、他の釣りと併用する場合の選び方の目安をお伝えしたあと、

私が実際使ったものを含めて厳選したコスパ最強の万能エギングロッドのおすすめをご案内します。




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エギングロッドの特性

万能エギングロッド
画像:Daiwa Australia

昔今のようにルアーの数が少なくまだPEラインが全盛になる前は、振出の磯竿1本でいろんな釣りをしていたといいます。狙う魚種によって釣り方を考えテクニックを身に着けていったそうです。

釣りにはいろんな種類とターゲットになる魚があり釣り方も使う仕掛けも異なり今では

ロッドも釣り種それぞれに特化されたものを使用することが主流になっている現代で

なぜエギングロッドだけは万能と言われるのか?

特性からその理由を解き明かしていきます。

  

感度が良い

イカは春の親イカのときのようなサイズの大きな個体であっても、バイトしてくるときのアタリは繊細で多くのエギングロッドは感度重視に仕上げられています。

そのためより繊細なアタリを感知したりする能力や、ボトムや地形の微妙な変化を感じ取ることが求められる釣り種に応用することができます。

  

自重が軽い

先ほどの感度に直結する自重の軽さもエギングロッドのなくてはならい特性のひとつです。

水中のエギの様子やカレント(潮流)を手元まで伝えるためにいくら伝導率の高いカーボンなどの素材を使っていたとしても

自重が重ければ感度は落ちます。

またこれによって披露軽減にも繋がり長時間の釣行にも耐えられることも万能エギングロッドといわれる所以です。

  

操作性がよい

また軽さだけでなく手元で感じ取れる手感度を向上させるためにロッド自体の肉厚も抑えられており、他の釣り種とくらべると柔軟で

特にティップは感度を得やすい、硬すぎて小さなバイトも弾いてしまったりしない繊細さがあるにもかかわらず、

エギをシャクるというアクションをつけやすいようにほど良い硬さも持ち合わせています。

そのためただ巻き主体の釣りだけでなく、トゥイッチやジャークを繰り返す釣りにも応用できるのが万能エギングロッドです。

  

汎用性が高い

上記の3つのことが理由があり、極端にどこかが突出しているわけではないので非常に汎用性が高く

ソルトウォーターのほとんどの釣りはエギングロッド1本で代用ができるほど万能です。

エギングロッドでできる釣りランキングベスト4

万能エギングロッドを使いできる釣りは挙げればキリがないくらい出てきそうですが

”できる”のと”適している”のは意味合いが違います。

ここでは実際私自身がやってみて「ちょっとここだけ足りないな…」とか少しでも感じられるものは一切排除して

無理なく応用が効く、可能な限り”適している”に近いできる釣りをピックアップしてみました。

 

①チニング

チニング)|万能エギングロッドで出来る釣り
私がいろんな釣りをエギングロッドで試していちばんしっくりきたのがこれ、ワームや小型プラグをつかってチヌ(クロダイ)を狙うチニング。

さすがに夏場に釣れた年無しサイズはランディングに時間が掛かってしまいましたが、

アベレージサイズの30cm前後のチヌ(クロダイ)なら問題なく釣りが可能で、通常のチニングロッドと比べるとレングスが長いので飛距離が稼げるなどメリットも得られます。

チニングと併用する場合は使用可能なエギのサイズが3号くらいまでがベスト

 

②チーバス(~フッコサイズのシーバス)

シーバス)|万能エギングロッドで出来る釣り
次に私が万能エギングロッドとして使い勝手がいいなと感じたのはチーバスw

ごめんなさい何故シーバスじゃなくチーバスかというと

エギングロッドをシーバスに代用しているひとが多いですがそのほとんどが60cm以下のフッコサイズのシーバス相手で

シーバスアングラーに人からすると、それ以上の個体になるとファイトの主導権持っていかれて、やり取りが難しいらしいです。

ですから7g~20gくらいまでのルアーを使って遊ぶシーバスくらいが万能エギングロッドにちょうど良いです。

 

③SLJ(スーパーライトジギング)

SLJ(スーパーライトジギング)|万能エギングロッドで出来る釣り
私にエギングを教えてくれた友達が、「そっち転向したん?」って聞きたくなるほど

エギング釣行の途中で最近夢中になってやってる釣りがスーパーライトジギングです。

春イカ用のMクラスエギングロッドなら20~30gくらい(ロッドのエギ許容重量による)のメタルジグがキャストができ、

サバなど小型青物やカサゴやアコウ(キジハタ)の中型根魚など難なくこなせます。

また堤防や地磯など、そういった魚の居場所とエギングポイントが似通っているためいつでも切り変えられることもメリットです。

ただしライトジギング以上は…。後述します。

 

④アジングとメバリング

アジングロッドおすすめ選び方
画像:DAIWA

繊細なティップとわずかな小さなアタリをも感知できる感度の良さを持っているエギングロッドは

同じく小さく柔らかい口先で吸い込むようにバイトしてくるアジングやメバリングにも応用ができます。

ただしその場合、ULやLタイプなどエギ2号程度が主流の柔らかいロッドのほうが良くなってくるので

秋イカ用の柔らかめのショートロッドなどでエギングとアジング以外には使えなくなるので一石三鳥目指すひとは注意してください。

エギングロッドの限界は?

エギングロッドは青物じゃ折れる!?

スーパーライトジギングならばなんとかエギングロッドで万能に対応できると言いましたが、

ライトジギング以上になり、メタルジグの重さが増してきて

釣れる魚もイナダ(ハマチ)クラスの中型青物を超えてくるとキケン信号!

ロッドが折れる心配があります。

またハイコスパな安価なロッドを選ぶと釣れる魚がデカいと折れてしまう可能性が高まります。

このサイトのある人(その人の名誉のため伏せますw)は、売価5000円台のエギングロッドで50センチほどのモジャコ(カンパチの幼魚)を掛け、

足元でピックアップ寸前に折れてしまったそうです…。タモですくい上げて釣れたはいいけどロッドはその場でおじゃん(泣)

ご愁傷さまでした。
( ̄十 ̄祈 ア~メン

いくら万能エギングロッドとはいえ、例えば感度優先で軽さがウリなのにストロングファイトに使用するとか、エギングロッドの特性とは真逆の使い方したり、

許容範囲の限界値を超えて使用すると、それこそ応用範囲の限界でしょう。

万能エギングロッドの選び方の目安

エギングと他との釣りとも併用して使うために万能エギングロッドの選び方を目安となる基準を数字で表し

理解しやすいよう長さや、記号を使ったタイプや使用できるエギの号数などでお伝えします。

 

長さは8.3~8.6ftがベスト

長さはエギングのスタンダードになっている8.6フィートを基準に一段下の8.3フィートくらいがもっとも応用が利きます。

またアジングやメバリング、チニングには7.9フィートくらいのもののほうが取り回しが良いと感じる釣りもあります。

 

硬さはML~Mタイプ

万能エギングロッドとして選ぶ場合の硬さのタイプは

少なくともML以上がよく、チニングや小型シーバス、SLJまでやりたいのであれば間違いなくM以上を選んでください。

M以上のMHやHはエギングロッドとしては稀で、ほとんどのメーカーのラインナップには含まれていませんがあればこの下で説明する使用できるエギの号数と

代用する予定の釣りで使うルアーの重さを比べてタイプを選んでいくと応用できる幅が広がります。

 

エギ号数は3号以上

どんなロッドにもその竿で投げられる許容重量が定められメーカーはそれを公表しています。

エギングロッドではその数値をエギの号数で表しています。

万能エギングロッドとして選ぶ場合には、使えるエギのサイズが3号以上が適しており

シーバスやSLJに並行して使う予定がある場合は4号クラスまでのエギングロッドが適しています。

エギの号数を他の釣り種で使う予定のルアーの重さに変換して比べる際は
下記のページの表を使うと見やすいです↓

コスパ最強の万能エギングロッドおすすめ

ここで私なりに万能エギングロッドとして厳選したおすすめをご案内します。

しかも、いろんな釣りを1本でこなしてやろうと考える私のような人間はケチなので、コスパが高いものに目がなく

万能に使えてコスパ最強なものから選んでみました!!

 

シマノ セフィアBB S86M

 

ダイワ エギングX 86M

 

メジャークラフト ファーストキャスト エギング FCS-832E

 

シマノ ソルティーアドバンス エギング S83M

 

アブガルシア ソルティースタイル エギング STES-862MーKR

 

アルファタックル クレイジーアオリスティック 822ML