エギのおすすめ!これだけあれば釣れるタイプ別11選と色や重さの選び方

エギングでは欠かせないエギのおすすめをご紹介します。

エギはいうなればアオリイカを釣るためのルアー(疑似餌)です。元々が漁師さんが考案した日本古来からある漁具が元になって今日まで発展してきました。

エギには種類があり使い分けできるようにそれぞれの特徴とタイプ別におすすめをご紹介します。

後半ではエギの色や重さの選び方も解説します。

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エギの種類とタイプ別おすすめエギ

画像:Photo AC

エギングには主に話題となる釣れる時期の春の親イカの時期と、秋の新子イカの季節の二つだけに区切っても、使うエギの種類やサイズが異なります。

それらに対応できるようにさまざまな種類のエギが各メーカーから出されています。

ここではエギの種類と、私がこれまでに実際に使用した中から釣れるし、今でも常時使っているおすすめのエギをご紹介します。

 

スタンダードタイプ

エギの中でもっともオーソドックスなタイプのエギです。

商品名に他のタイプと同じようにタイプ名がつけられていないものはだいだいがこの類になります。
“ノーマル”や”ベーシック”とつけられているものなど、見分けがつきやすいものもあります。

季節に応じて使うエギを選ぶことは大事ですが、その日、その場の状況を見極めるための最初に投入するサーチベイトとしても使用できる汎用性も持ち合わせています。

エギング初心者の方などが、基本的なシャクリ方やアタリの取り方などを習得するのに適しているエギです。

スタンダードタイプのおすすめエギ

ヤマシタ エギ王K ベーシック
もうエギングを長くやっている人たちに知らない人はいないんじゃないかと思うくらいめっちゃメジャーなエギ王Kのベーシックバージョンです。

私の場合まずこれを投げて、その日の活性を確かめます。

とにかくフォール中の姿勢がキレイで、同行者がほかのエギを使っている中でも自分だけエギ王Kで釣れたこともあるほど信頼をよせています。

これで釣れなきゃそこにアオリイカはいないか、もう少しだけ練習をする必要があるのかもしれません…ww

デュエル ヨーヅリ パタパタQ
そのネーミング通り独自のパタパタフィンが搭載されており他には類をみないベイトに近い波動でアピールするパタパタQ

特筆すべきはこの価格、実際の売価でいうと800円切るお値段で買える!

しかもほかの安もののエギと比べてつくりもしっかりしていることから、ランガンしながらガシガシ投げまくってシャクリまくるような釣り方でも躊躇することなく使い倒せます。

安くでもそこはさすがのデュエルの商品。アピール力もあって魅力的なカラーラインナップも揃っています。

シマノ セフィア クリンチ フラッシュブースト
止めてフォールさせているときでも、中の反射プレートが動いてキラキラとアピールするセフィアクリンチのフラッシュブースト。

これだけで他のエギとのアピール力の差は明白。抱き着いてくるかどうかはイカ次第なところはありますが、このフラッシングによる遠くからも寄せ付けてくる効果はかなりのもので、けっこうなスピードでアオリイカが近づいてくるのを見ることができるほどです。

この光で嫌らしく誘うのがイカの本能を刺激しているのだと思います。

 

シャロータイプ

水深のない浅瀬ではシャクったあとにすぐに底に沈んでしまってはアピールしたり抱かせる時間が短くなってしまいます。

そこでゆっくりとフォールして深さが1~2mくらいしかないシャローでもしっかりフォール中にアピールできるゆっくりと沈むのが特徴です。

春イカ攻略で藻場などを攻めるときに、素早く沈んでは困るときになどに用いると根掛かりも防ぐことがでできます。

さらに沈下スピードも遅いので、岸際まで接岸して来ている見えいているイカにアプローチする時にも非常に役に立ちます。

 

シャロータイプのおすすめエギ

 ヤマシタ エギ王K シャロー
シャロータイプのエギで私の一押しはやはりヤマシタのエギ王Kから、このシャロータイプ、もしくはスパーシャローがおすすめ。

この二つの違いは沈下速度の違いで分けられていますので、水深の深さや、藻場や消波ブロックなどストラクチャーの上を攻めたい時などに使い分けで選ぶことが可能です。

2.5号とかサイズが小さくなるとアクション自体も振り幅が狭くなり控えめになりがちですがこのエギ王Kのシャロータイプは後方につけられたバランサーによってメリハリのあるアクションを再現しています

 ダイワ エメラルダス ステイ RV タイプS
飛距離が望めて、フォール姿勢が安定しているスローシンキングタイプのエギです。ゆっくりと沈むので水深の浅い場所で使用が可能。

フォールでアピールさせることに重点をおいた設計でシャクってばかりだけではなく、間を入れたフォールや”止め”を効果的に織り交ぜながら釣ることができます。

エメラルダスステイシリーズ中、このRVのタイプSは特に飛距離が出ると感じるので遠くへ飛ばし広範囲を探るのにも適しています。

 

ディープタイプ

重量がありよく飛び素早くそこまで潜ってくれるのがこのディープタイプです。

エギのサイズが3号以下の小さいものでも沈下スピードが速く、アオリイカの活性が高いときなど手返しよく広範囲を探るときにも適しています。

デカイカほど深場のブレイクに身を潜めて近くまでエサの小魚が来るのをジッと待っていることも多くそういった場所へ遠投して深場を探りたいときなどにも用います。

また徐々に深場へ移動し始める冬から翌年の春くらいまでのプレッシャーの高い時期にもおすすめのタイプです。
 
 

ディープタイプおすすめエギ

 ガンクラフト 餌木邪 3.5 DEEP
デカイカ師と呼ばれる良型を上級者の間でエギングで釣れるエギとして知られているガンクラフトの餌木邪のディープタイプの餌木邪DEEP。号数は3.5のみ。

エギらしからぬ他のメーカーには無いようなバス釣り!?ルアーにあるようなド派手なカラーラインナップが豊富にある口コミからもそれらの色がアオリイカからしても珍しいのかw釣れる色であることはこれを使って釣果をあげているアングラーのみなさんから立証されています。

 アントラージュ シーグル 3.5号 フラッシュブースト
なんと最大で水深45m以上も潜るボートからティップランエギング専用のエギです。

まるでジグヘッドのようなヘッド形状は、深場へ素早く到達するために考えられた設計です。驚くほどかなり距離のある深場へもストンと落ちていく感じです。

棚ごとの潮の流れの違いでボトムタッチがあやふやになりがちな深場でもこれは着底がロッドをつたってわかるほど秀逸。

底からリーリングしてくる際も引き抵抗が少なく扱いやすい設計になっています。

  

ダートタイプ

春の時期の親イカ攻略などのときに大きくゆったりとシャクってゆっくりとアピールしたいときなどに使うといいダートアクションに特化したエギです。

ダートとは元々の意味は「突進」ですが、左右に大きく振れることを言います。

春イカや活性の低いときなどはあまり激しいシャクリだと抱かせきれませんが逆にゆったりと幅を広めに取りながらやると抱かせる間は取れますがアピール力がよわくなってしまいます。そんな時にこのダート系が有効になります。

  

ダートタイプのおすすめエギ

  ダイワ エメラルダス ダートII
時期を問わず定評のあったエメラルダスダートをさらに磨きをかけられたダートⅡ。

より旧モデルよりもシャープになったノーズ形状によって、よりメリハリの利いたキレッキレのダートを実現しています。また低重心になった船舶の構造学を応用したオリジナル形状のシンカーにより、従来よりも安定した飛距離とフォール姿勢を実現しています。

ダイワ独自のフックシステムを採用しているカンナでアオリイカの触腕ののわずかなアタリもの逃さずキャッチします。

  デュエル EZ-Q ダートマスター
人間が見てもえ?これエビじゃない?と見間違うほどリアルなフォルムが特徴のエビなEZ-Q ダートマスター!!
5種類ほどある中でノーマルタイプのこちらは軽快なシャクリにもダートし遠くのイカをも誘いだし、

またボディベリー部に装着されている、まるで本物のエビの脚のような動きをするシリコン!?でつくられたパタパタフットライトが釣れる波動を起こし抱かせます!

通常のダートマスターと、ラトルイン、ダート性能を損なわずに飛距離を伸ばせるキャストプラスなど種類が豊富にあるのも魅力です。

  

ラトルインタイプ

ボディ内部にガラス玉や金属玉が入っていてアクションと同時に音で誘う種類のエギです。

空気中よりも音が伝わりやすい水中ではこうした音で誘うことで遠くにいる活性の高いイカにエギの存在を知らせることが可能。

同じ色や重さ(号)のエギでもラトル入りだけに反応するアオリイカがいる場合も多いです。

夜のエギングや濁り潮の時にも見た目だけのアピールだけでは遠くのアオリイカに気づかせにくい状況などにおすすめなタイプです。

エギのラトルインタイプは、イカが大好きなエビなどが逃げる際に発する音を模しているものもあるなど私はイカではないので、わかりませんがwwかなりリアルに再現されれているようです。

ただしスレがたつのも早くて効果的に使わないと場を荒らしてしまうこともあるので、使うシーンの見極めも大事です。

  

ラトルインタイプのおすすめエギ

  ダイワ エメラルダス ラトル S
ラトル入りで音で誘うのはもちろんですが、ダートアクションにキレを生み出す横向きにセットされたラインアイや、

アオリイカの触腕たった1本のわずかなアタリでもフッキングに持ち込める、一段目のカンナの針と針の間の隙間に二段目のカンナの針が来るようになっている「段差カンナ」など釣れる要素が満点のおすすめのエギです。

フォールスピードは若干遅め、キレのあるダートのあとに抱かせる間をつくれる気がしています。

  デュエル ヨーヅリ パタパタQ ラトル
私の中で定番と化している信頼度抜群のパタパタQのラトルインタイプです。

このデュエルのラトルサウンドは、ほかのシリーズも同様に、海老が尻尾を曲げて逃げる惑うときに水中に響き渡る音を再現しています。本当かどうかはわかりませんがポイントについて最初の一投目に投げるなどサーチベイトとして使うと活性が高いアオリイカがいれば一発で食ってくるアピール力を秘めています。

そしてやはりこのシリーズの最大のウリ!値段が安い!のでコスパが高くておすすめです。

エギの選び方

ここまでいろいろな種類ごとに使い分けができるエギのおすすめをご紹介してきましたが、お気に入りが見つけられましたか?

釣れるエギの欲しいものが絞れたら、ここからはさらに色や重さ(サイズ)をみなさんが釣りたい釣り方に適したものが選べるように選び方を解説していきます。

 

色の選び方

まずエギを選ぶときに一番最初にみなさんが気になるのがこの色ではないでしょうか。

私の場合、色が直接的に釣果に影響しているとは思っていないのですが、その時、その場の状況を見ながら色を変更しただけで釣れることもあります。

私が色を選ぶときの目安にしている条件が

海水の透明度(澄み潮or濁り潮)
日射しのなど光量
ベイトの種類

です。だいたいですw

私の場合はほぼ「こうだからこの色」みたいな基準はなく、自分の勘というかその場でビビッと来た直感を信じて決めています。

ですがこれに辿り着くまにはある程度場数を踏むこともいると思います。

実際自分は、エギングをはじめた半年くらいはずっと定番カラーのオレンジやピンクだけしか使っていませんでした。派手なほうがアピールもあるし釣れると信じていたので^^/

けどそれでも、その間釣ることはできていましたから、定番には定番に成り得る実釣根拠があります。

ですから初心者の方が色に迷ったら、まずは定番カラーのオレンジやピンク(またはレッド)系からはじめてみることをおすすめします。

 

重さ(サイズ)の選び方

エギのサイズは季節ごとの狙うイカによって大きく変わります。また潮流の速度や、風の有無によって使い分けをします。

選ぶ目安は

時期:春or秋
潮の流れの速さ
風の向き、強さ
ベイトの大きさ

これらで選んでいきます。

時期によって選ぶ場合は、おおよそ一般的に
春イカの時期は3.0~4.0号
秋イカの時期は2.0~3.0号

幅を持たせて記載いしているのは、これらを目安にして

さきほど上でご説明した、その時のポイントの潮の流れや風があるかないかで判断することをおすすめします。


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