エギングは釣れたことないし、つまらないと感じる人の特徴と克服できる解決策

エギングが「釣れない」と思っている人、ちょっと待った!
私の知人にエギングをはじめて2年間まったく釣れたことなくて、つまらないと感じやめたと言ってた人がいます。

その人の年間の釣行回数は知りませんが、そこまで釣れないのは何かその人にも原因があったのではないかと自分なりに検証してみるといろいろわかってきたことがありました。

ここでは、せっかくやりはじめたエギングでやめないで釣れるようになる、釣れないと感じている人のやってしまっている特徴と解決策をお伝えします。




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エギングは釣れないと感じている人の釣れない原因と解決策

エギングが釣れない人の原因
実際に何度かエギングをやってもいるのに「釣れない」と未だに感じている人はなぜなんだろうと、その人たちの動向をよく観察してみたり、本人に聞いてみると

いくつかの釣れない理由が見つかりました。ただし、それはどれもこれから自分の意志と努力で改善できるものばかりでした。

私の知人のように、せっかく楽しいエギングをはじめたのにやめてしまわないうちに以下のことを意識的に直していけば釣れるようになるのはそう遠い話ではありません。

エギングで釣れないと言ってる人がやってしまっている釣れない原因と解決策をこちらにまとめてみました。

 

釣れるポイントに行ってない

エギングの対象となるアオリイカもほかの魚たちと同じく釣りやすい場所と釣りにくい場所があります。釣れないと言っている人の多くは単純に表面的な情報だけを信じて自分で何も調べないで釣りをはじめている人が多いです。

良いポイントだと言われる漁港や防波堤に行ったら釣れるのかといった単純な話でもありません。そのときの時期や、その日行く時の潮周りも大きく影響してきます。

エギングはじめて間もない人で釣れないと感じているのなら、まずはいらない知恵を働かせるより実績のあるポイントに行くことです。

地元の釣具店に行って、今釣れている場所を聞いてみるのが手っ取り早くて釣れる場所情報を仕入れるおすすめの方法です。

その時のベイトの有無はもちろんベイトが回って来やすい場所など釣行前のポイント選定は必須です。

ベイトが群れで回遊してきやすい潮通しが良い場所で、なおかつアオリイカが身を隠せるような岩礁や藻場、消波ブロックなどが近くにある場所などは今は検索すればネットのマップじょうだけでもいくらでも探せます。

どちらにしても、釣れる前からの地道な下準備は必要だということです。

 

しゃくり方が雑すぎる

エギングの釣り方は「しゃくり」が基本になりこれができていないと釣ることが難しくなります。同時に釣れないと言ってる人に限って本人は自分でしゃくり方が出てきていると思っていても、ちゃんと出来ていない人がいるのも事実です。

あと過度にしゃくりを覚えてロッドをまるで刀のように振り回している人をよく見かけますが、強く大きくシャクるしゃくり方だけがアオリイカを釣る方法ではありません。

活性が低くなっているときほどアピールは控えめにすることが肝心です。プロの人でもフォールさせたらそのままボトムステイさせる釣り方もあります。

また2回しゃくってフォール。次は3回しゃくって落とすなど一定ではなく緩急をつけてやることも見切られるのを防ぐにも有効です。だって生き物の小魚などを演出しているのですからロボットのように一定のリズムの方が不自然に映ることでしょう。

しゃくり方にもいくつかの種類があり、その時の状況や、春イカと秋イカの時期では誘い方に違いがあります。

そのあたりの知識もしっかり踏まえたうえでしゃくり方の練習を重ねればエギングで釣れないと思うようなことは改善されていくはずです。

 

アタリが取れていない

エギングは釣れないと言ってる人を後ろからよく見ていると、「いまイカが触ったんじゃない?」って見ていて思うのですが聞くと「違う」っていいますw

イカの微細なアタリなのか、ボトムに落ちた時の地形の変化なのかがよくわかっていないのです。

アタリのアの字も知らないまま、初心者の頃にわかっていなくても何となくで偶然釣れた経験をした私は、それ以降釣果が遠のいてしまったことは言うまでもありません。

アオリイカなどイカのアタリは「エギを抱く」と表現されるほどエギに噛みついたりガツンと食ってくることはないです。触手で触れてエギを抱きかかえます。通称イカパンチと呼ばれるこつんとくるアタリも小さなものでボトムの小さな石ころに触れた時と判断がつきにくいものです。

あとはゆっくり引っ張っていくか、逆に手前に泳いできてラインが弛む場合もあります。

これに気が付かないとアワセのタイミングがずれてしまったりしてせっかくのアタリを釣果に繋げることができなり「釣れない」となってしままいます。

これには、アタリの取りやすい軽くてティップの柔らかいロッドを選ぶとか物理的に釣果に近づける方法が有力ですが、横から受ける風を避け、ラインはできるだけ糸ふけを出さず張っておくなど意識するとほんのわずかな微妙な違和感にも気が付くようになります。

そのあとはひたすら釣って、経験して身体で習得していくことがアタリが取れるようになるには必要なことだと思います。

 

根掛かりを恐れボトムから離れている

エギングはエギをボトムまで沈めてしゃくりはじめますが、そのときに底にゴロタが点在しているような底が根の粗い場所だと根掛かりが多発することもあります。

ラインを組み替えるのはまだ仕方ないにしても高価なエギをロストするのは致し方ないことですが、この根掛かりを恐れるあまりボトムを取れていなくて釣れないといている人を見ることがあります。

日中のエギングなど太陽光が水中に差し込んで水がクリアでほかの魚たちにも狙われやすくなるのでベイトもアオリイカも深いボトム周辺にまで落ちていることも多く、上のレンジで釣れなければ、ボトム周辺まで探らなければ釣れない状況もあります。

活性が高いイカがいる場合は、中層から上のレンジでも釣れることもあり、根掛かりが心配な場合は、上のレンジから探っていって徐々にレンジを下げていくなどの釣り方をするといいでしょう。

またそれでも底に着けることに不安と感じる人は、エギと同じ重さの錘や、使えなくなった古いエギのフックをペンチで潰して一度投げてみて、しっかりボトムまで沈めて、そのままボトムをズル引きしてみてください。

フックは付いていないのでドンと何か感触があればその場所に障害物があるといことになります。そうして底の地形がわかればその場所を気を付けながら探ることができます。

 

アオリイカの習性や生態について知らない

またエギングで釣れないと言ってる人の中には、釣りにくい時期の夏や冬場からはじめて釣れないと言っている人や、日中に岸近くばかりを攻めているひとが少なからずいます。

アオリイカは、秋に子イカになり春に親イカになって産卵後、次の世代にバトンタッチしたら1年で生涯を終え死んでしまいます。夏場に釣りに行っても個体の数が減る時期で、ふ化したばかりのイカばかりで初心者が釣りにいったところで釣れることはほとんどないです。

日中は沖の深場に移動していることが多く、大きな個体ほどエサを追って移動する範囲が狭いので岸際ばかり攻めていても釣れることは難しいでしょう。

このようにエギングに限らず、釣ろうとしているターゲットの生態から習性を知っておかなければ的外れな釣り方をしてしまい釣れないとなってしまいます。

はやり何をはじめるにもそうですが、多かれ少なかれ知識は必要です。必ず勉強が必要なのです。

エギングが釣れないを打破できる時期はやっぱり秋

エギングは釣れない?
私はエギングをはじめてやった時にいきなりイカを釣ってしまったのですが、教えてもらいわかったのはその時期は、1年の間でアオリイカの個体数がもっとも増えて、活性が上がる秋でした!

コロッケサイズやタワシなどと呼ばれる人の手のひらほどの大きさで、あまりサイズは望めませんが数釣りが楽しめる時期です。

私のように何もわかっていなくても釣れてしまうこともある、ビギナーズラックが起こりやすい時期が秋だと思います。

これからエギングをはじめられる人は秋からのスタートがおすすめです。また、現在エギングはやっているけど釣れたことないひともまだ諦めずに秋のシーズンに入ると釣れるようになるかもしれません。

まとめ

ただ私の場合、連れて行ってくれた友人の言う事を素直に聞いてやっていたら釣れたというものでして、はやり先人の知恵や正しい釣り方でないといくら釣りやすい秋だとは言え釣れることは、なかったのかもしれません。

つまり、そう考えるとここに挙げたエギングが「釣れない」となっている人の特徴や解決策を学び、自ら釣れるまで練習を重ねることは大切なんだということになりと思います。

今釣れたことなくてもやめてしまわないうちに、初心に返った気持ちでもう一度エギングにチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

引用画像:PhotoAC