清流が流れ水の綺麗な場所としても名高い木曽川を有する長野県の木曽町で地元の川に棲むイワナのことを勉強し、
自ら釣ってもらい味わってもらおうと企画され小学生20人が体験会に参加しました。
中には釣り自体がはじめてという子供たちも戸惑いながらも釣りを楽しみ塩焼きにされ自ら釣った魚に舌鼓。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
自ら釣って食べる体験会
この日釣り体験会に参加したのは長野県木曽町開田(かいだ)小学校の3年生と4年生の児童さんあわせて20名。
この小学校では、地域に根付いた教育を行っており、授業の一部で地域の名所を回ったり、
地元の自然や文化に触れながら、自分たちの住む町に元来あるふるさとの魅力を知るための学習を実施しています。
その一環として釣り体験が行われました。
この近くの川に居る魚のことをたくさん教えてもらい
自ら用意されている釣り堀でイワナ釣りを体験しました。
釣り自体が未経験の子たちもいましたが、戸惑いながら糸を垂らし奮闘。
それぞれが体長20センチ前後の良型のイワナを釣って、
釣った魚を慣れない手つきで自分たちでさばいて塩焼きにして食しました。
木曽川に棲むヤマトイワナ
ヤマトイワナには背中の白斑紋がない
出典:スポニチAneex
木曽町を流れる木曽川にはもともとヤマトイワナと呼ばれる大変貴重な種のイワナが生息している川で、
清流が流れ水の綺麗な場所としても名高い長野県内の河川でも激アツと言われている名所でもあります。
季節になるとイワナのほかにアマゴも釣ることができ、プロ、アマ問わず渓流釣りファンで賑わいをみせます。
以前では険しい森林をかき分けて行く山奥の源流付近でしか釣れないといわれていたヤマトイワナも
木曽川漁協の長年の協力によって、高原地の木曽川水系の河川でも釣れるようになってきています。
釣り方はフライやテンカラはもちろんのこと、ルアーでも楽しむ人が増えました。