長野県塩尻市宗賀を流れる奈良井川で昨年見送られていたアユ釣りのための稚魚放流が行われることになりました。
稚魚が育ち順調にいけば7月15日に予定されている解禁日には2年ぶりにアユ釣りが実施されることになり管轄する奈良井川漁業協同組と関係者の人たちは期待を寄せています。
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昨年は見送り今年は稚魚約100kgを放流
1昨年は豪雨による災害で崩壊した河川の復旧工事が相次ぎ、川の状況が悪化しアユが生育できる環境が変化したため放流したとしてもアユが定着しないだろうという判断で昨年の放流は見送られ、昨年はとなりの鎖川のみの放流になっていました。
ですが鎖川は昨年、水生昆虫のヤマトビケラが異常発生しアユの餌となる岩には植生するコケ類を食い荒らし、アユが育たず釣りにななかった。
そこで今年は昨年同様にヤマトビケラの影響が予想される鎖川を避けて、水質環境が戻ったと判断された奈良井川に放流されることが決まり、体長が12センチ~13センチのアユの稚魚約100kgが放流されました。
100kgってどれくらいの匹数がいるのかはわかりませんが、
この量でどれだけ生育し川に定着してくれるのか気になりますね。
ここのところの近年のコロナ禍だったことで、友釣りのアユを販売していたオトリセンターも今年も中止が決定。オトリアユはアングラーが自ら引っ掛け釣りなどで自分で用意してと言われています。
けど今はアユの友釣りにもルアーが使われる時代こんなものはいかがでしょうか↓
ダイワ(DAIWA) トモルアー F-ホロアユ