シーバルルアーの昨今のトレンドを考察!現代の傾向を理解して賢く選ぶ方法

釣りでも老若男女から人気のあるシーバス釣りのルアーは時間を経て日々進化しています。

現代のフィールド事情や釣り方のトレンドの傾向を理解して自分にあった釣れるルアーの選び方ができるように考察していこうと思いこの章にまとめてみました。

昨今シーバスルアーのトレンドを一緒に見ていきましょう。




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昨今のシーバスルアーのトレンド

シーバスルアーもその時々で時代の流れに沿うように変化を遂げてきました。現代は昨今のシーバスシーンの進むハイプレッシャー化により釣り難くなってきており、そこが大きな課題のひとつにもなってきました。

もうすでに”ルアーのことは知っている”シーバスによりナチュラルに(よりスレさせない)、時にはハイアピールで誘え、さらに飛ばせ、しかも今では操作性まで研究が重ねられたものも存在しています。

そのような現代のシーバスシーンにアングラーが望むルアーの傾向を下記から解説していきます。

昨今のシーバスルアートレンド

いくら釣れるルアーだと聞いてもその特性や、どのような目的として開発されたかを理解していくとおのずと使い方もわかりやすくなります。ここでは今のシーバスルアーに見られる傾向を見ていきましょう。

 

飛距離

シーバスルアー飛距離
画像:BBC Wildlife Magazine

飛距離を伸ばす性能はもう今のルアーの流行を考えたときに真っ先に思い浮かぶ必須条件のようになってきています。すでにスレた足元ではなく、誰もがまだ到達していない場所へ届けられるように、より遠くへ飛ばせるよう改良がされています。

また居るであろう場所のさらに向こう側へ飛ばせることで個体のまわりからより広く、より長くアピールできることへも繋がっています。

飛距離を重視している最大の理由は魚へのアプローチにある。
相手から遠ければ遠いほどよく釣れると感じている。こちらの存在を悟られずにルアーをプレゼンテーションするのは、狩猟を成功させる秘訣であり鉄則。だからこそルアーを遠くに飛ばす技術は最も重要なスキルである
出典:SHIMNAO Lure-X コラム|辺見哲也

シーバスシーンにおいて飛距離は大きなアドバンテージなります。

立ち上がり

シーバスルアー立ち上がり
画像:OECD

昨今のルアーを見てみると、これまで飛距離を重要視するあまり、犠牲になっていた「立ち上がり」も固定重心(これが必要な場面も存在する)から移動式へと変化しました。

着水してから、本来のアクションをするまでの泳ぎだしの部分は、警戒心の強いシーバスに見切られないために大切な要素。

各ルアーメーカーから、さまざまな方法で立ち上がりを克服したルアーが開発され世に送り出されています。呼び名は違えどその多くはマグネット式(磁石を使用したもの)が主流になりつつあります。

 

スレさせにくさ

画像:YouTube

そこにシーバスがいることはわかっているのに釣れないのはルアー自体の選択を間違っている(状況に合っていない)、または使い方が間違っているなどの理由もありますが、今の時代すでにそのポイントのシーバスがスレていることも往々にして有り得ます。

そういった状況時に投入できるルアーがローアピールの傾向が多く見られます。

使い方によってはこれまで通りブリブリ泳ぐルアーが必要な状況もありますが、昨今のシーバスシーンではバイブレーションでさえも「小粒」「ローアピール化」してきているのが実状です。

コンパクトサイズが主流の時代。絶対的に考慮しなければならないのは時代背景だ。
バイブレーションと言えば、おおよそ70mmくらいで15g程度、ある程度強い波動を持つ仕様がスタンダードだった。しかし、現代のシャロー河川ではそれらのサイズだとなかなか口を使わなくなってしまった。
出典:APIA

特にルアーに対してセレクティブなランカーシーバスほどその傾向が強くなってきているように感じています。

 

扱いやすさ(操作性)

シーバスルアー操作性
画像:Samson lures

シーバスルアーの性能を理解していてもタックルバランスなどの相性もあって、使い方を間違えるとまるでただのプラスチックと鉛の塊と化してしまうこともあります。

それに初級者には使い方がわかっていても使いこなすためにはある程度テクニックが必要な場合もあり練習と慣れも必要ですが、なんでも”探せば見つかる”時代になっては、この扱いやすさまで考えられたルアーも出ています!

ほぼただ巻き、誰でも投げて巻くだけで釣れる!?と謳われたものまであります。

 

ルアーサイズの大型化

シーバスシーンにもビッグべイトが定着

画像:Fishman公式ブログ

晩秋から冬にかけてのコノシロパターンでは、昨今東京湾のボートシーバスを中心に

ルアーは大きければ大きいほどいい

といわれるほどルアーが大型化しています。

ランカーシーバスが狙える時期でも、これまで主流だった120~145mmくらいのミノーやシンペンでも全然釣れていたし、

これでも十分釣れるのですがなぜか大型化してます。

ジョイント系などビッグベイトと呼ばれるものに人気が集中しています。

これは、それまで使ってきたルアーとは違う楽しみ方が得られるからではないかと思っています。

自分自身がそうだったので、ランカー狙える時期に入ったらやはりデカいルアー使ってシーバス釣りをしたくなります。

結局は自分の釣り方に会ってるかどうかで判断

本当にそれだけで釣れるかどうかは、ルアーにはオールマイティーに使えるものもあれば

あるひとが使えば「そうでもない」となることもあるので、

そのルアーの持つ性能に関わらず、

自分で試して、使ってみて自分の釣り方に合うかどかも、大事になってると思うので。

ただ単に主観的な判断で「釣れる」、「釣れない」を決めてもいいけど

その判断がすべてではなく、周りの違う人が使った場合には異なることもあるというのは覚えておいたほうがいいと思います。