岩手県盛岡市で大ザリガニ釣り大会が行われました。
盛岡市内にある盛岡城跡公園の池に住みついた外来種のアメリカザリガニを駆除する目的で地元の中学生2人が企画し親子連れなど220人が参加しました。1時間ほどで300匹ほど釣りあげ、その後は近くの農家のさんの農地の肥料として役立たせるということです。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
企画したのは地元の姉妹
この企画を思いつき実行に移したのは岩大附属中の2年生の姉と
岩大附属小4年生の妹のふたり。
なんと今年がはじめてではなく、すでに2023年で3回目の開催。
彼女らは生態系にも影響を及ぼす外来種のアメリカザリガニを駆除し、本来の生態系を取り戻そうと企画。
同時に地元の親御さん等の参加を集めて、持続可能な環境問題への取り組みととして
ザリガニ釣り大会が編み出されたそうです。
小学生と中学生のふたりがこんなこと考えるなんて大人顔負けです、
GBEF(Green Blue Education Forum)と呼ばれる、子供たちへの環境教育の取り組みを支援するために開催される
持続可能な社会づくりに必要なものの見方やアイデアを募り発表する場を設けたGBEFコンクールで
環境大臣賞を受賞しているイベントでもあります。
開催地は盛岡城跡公園の鶴が池
今回の大ザリガニ釣り大会が開催されたのは岩手県盛岡市内にある盛岡城跡公園です。
江戸時代には、南部藩の城下町として栄えた南部盛岡の不来方城を現在によみがえらせ公園にしているという由緒ある場所で、
関東より北にある石垣で組まれた平城としては最大規模。
この中にある元が城のお堀であった場所にある鶴が池には外来種のアメリカザリガニがいて
以前から在来種への影響が懸念されてきました。