苫小牧で近くにある白老漁港にサクラマスを釣りに出掛けた地元の人が、体長60センチ級のイトウを釣り上げた。
小学生の頃に釣りをしはじめルアーフィッシングに目覚める。釣り歴18年でIl Pescariaの番頭です。バス釣りからチニング、エギング、アジング、オフショアのライトジギング、チーバス(小さいシーバス…汗)で週3~4日はどこかにいますw 生涯で釣りに使ったお金はおおよそ軽自動車なら楽々新車で買えるほど投資しました。その経験と良いと思ったことはすぐに誰かに話したくなる性格(おせっかいでおしゃべり!?)を強みに日々魚と奮闘中!
最初はイトウと気づかず…
出典: 苫小牧民放
イトウは釣り人にとって「幻の魚」とよばれるほど貴重で、海で釣れることはほぼない。まれに降海した個体がサケ漁などで混獲される事例もあるそうだが、非常にめずらしい。
釣った本人も最初は何かわからずに、周りの釣り人の間でも賛否両論。
持って行った釣具店のすすめで千歳水族館に持ち込んだところイトウと判明した。
河川や渓流釣りをしている人なら、生涯に一度は釣りたい幻の魚イトウ。とても夢のある話ですね。
幻の魚イトウとは
イトウは、日本に生息する淡水魚で、「幻の魚」とも呼ばれています。その理由は、非常に希少で、見ることが困難だからです。イトウはサケ科に属し、日本では主に北海道の一部の川や湖に生息しています。
イトウは体長が1メートルを超え、体重が20キログラムに達することもある大型の魚です。その大きさと強い力から「淡水の王者」とも称されます。彼らは主に魚を食べる捕食者で、迅速な動きで獲物を捕らえます。
しかし、環境の変化や開発による生息地の破壊などにより、イトウの数は急速に減少しており、絶滅の危機に瀕しています。そのため、イトウは保護対象となっており、その美しさと希少性から多くの釣り人や自然愛好家の関心を集めています。
イトウを狙って釣るには
イトウを釣るには特別な技術と忍耐が必要です。まず、イトウが生息する場所は限られているため、正確な生息域を知ることが重要です。北海道の一部の川や湖が主な生息地です。以下はイトウ釣りの一般的な方法です。
時期とポイント
イトウは特定の季節、特に春~初夏(5~6月)と秋(10月~11月末)にかけて活動的です。
生息域に詳しい地元のガイドや経験豊富な釣り人から情報を得たほうがよくはじめての方が単独で行くのは非常にキケンです。
またイトウは大型で強力な魚なので、それに耐えられる強度を持ったそれなちのロッド、リール、ラインが必要です。
フライフィッシング:
イトウは特にフライに反応しやすいとされています。
大きなストリーマー型のフライや地元の魚を模したフライが効果的です。
ルアーで釣る
重いルアーを使って深い場所を狙うことが多いです。
スプーンやミノー、バス釣り(淡水用の)プラグルアーなどが使われます。
イトウは非常に警戒心が強く、簡単には釣れません。
音や振動を最小限に抑え、慎重にアプローチする必要があります。
キャッチアンドリリース
イトウは保護対象種であり、多くの場所でキャッチアンドリリースが推奨されています。
釣った後は迅速に、できるだけダメージを与えずにリリースすることが望ましいです。
イトウ釣りは非常に難易度が高いため、初心者の方は地元のガイドに依頼するか、
経験豊富な釣り人に同行してもらうことをお勧めします。また、釣りを行う前にはその地域の規則や許可についても確認することが大切です。