メタルマスターのインプレです。
これ釣れる!と知ったのは10年以上前のある大手釣り道具メーカーのホームページで見てまとめ買いしたのがはじまり!
それ以来シーバスをはじめチニングで数多くの釣果を叩き出してきたベイシックジャパンのメタルマスターの現在自分の主流になっている21gの実釣インプレから全貌をご紹介します。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
メタルマスターは釣れる安いメタルバイブ
ベイシックジャパンのメタルマスターはコスパ最強
メタルマスターとはベイシックジャパンといわれるメーカーから発売されるルアーで
どこそこのメーカーのメタルマスター(後発品)とは違うメタルバイブレーションです。
同じ名前なので間違わないでください。あちらはバイブレーションではなくジグです。
コスパ最強
自分はこのメタルマスターに出会ったきっかけは冒頭でもお話したとおり大手釣り具通販サイトで、価格の安い順に検索して出てきていちばん釣れそうだたからこれにしました。
その時は本当にこれが釣れるのかは知る由もなく、ただ安いというだけで買ったのですが・・・
ところがどっこいメタルマスターは釣れるじゃありませんか!
この安い値段で釣れるのですからコストパフォーマンスは非常に高いです。
バイブレーションはボトムを攻めることが多いので根掛かりがつきものでして、あまりにも高いものだとひとつロストするだけでかなりの痛手に…。
ですからバイブレーションは安いほうが得なんですね。
つかいはじめ当時はチヌ(クロダイ)用バイブレーションとして使っていて、そのうちトレースコースとレンジを変えたらシーバスが釣れるようになりました。それからというものデイゲームで1軍ルアーとなっています。
形状は○○似
このメタルマスターを知った当初はその見つけた某釣り具量販サイトにはこんな触れ込みが
「アイ○ンプ○ートに形状が似ている…」
そう、あのC社の伝説的メタルバイブレーションに似ていると商品ページに掛かれていました。
しかも値段は半分以下で、形状が似ているなら、これは釣れる!と思って購入した経緯があります。
今もそのように書かれているかどうかは知りませんが、結果的にあのときそれを信じて買っていて結果的によかったということになりました。
ラインナップ
ラインナップは重さで分けられていて、14g、21g、28gでそれぞれ重さによって
60mm、68mm、75mmと3つの長さでサイズに違いがもたらせてあります。
この重さは河川のチニングやシーバスならば14g、河口から港湾部なら21g、水深のある外洋に面した場所なら28gと使い分けができます。
また、兄貴分としてメタルマスターロングという長さ107mmで32gのものも用意されていて
こちらはシーバスのみならず、青物やヒラメを意識したカラーラインナップがあります。
安いけどカラーが豊富
価格が安い割に選べるカラーラインナップが多いのもこのメタルマスターの特筆すべき点で自分自身もかなり気にいっている点です。
選べるカラーバリエーションが多いということは、ナイトゲーム用にこの色とか、デイゲームはこれとこれ…、みたいな感じで選ぶことが出来るので
例えば夜ならチャートベリグローとレッドヘッドとか、昼間ならグリーンゴールドや、ハイライトでクリアなときはイワシやコットンキャンディーなど選ぶ楽しさがあります。
どこでも売ってる
これあまり有名なメーカーではないのでメーカー名だけ聞いても?となりますが、
近所の釣り具店にいけばメタルバイブレーションのコーナーには必ず置いてあります!!
大概どこにいっても間違いなくあるので、無くして釣り具店に駆け込んでもすぐに揃えられます。
ただ実店舗でも十分に安いのですが、ネットで通販で購入するほうがもっと安く手に入るのでまとめ買いできます。
自分は21gを使っいますが、実店舗だと750円前後ですが、これがネット上で探すと500円台で買えたりします。
それを自分は一度に一つのカラーごとに6個ずつまとめて買います!
メタルマスター インプレ
メタルバイブはメタルマスターしか勝たん!!
飛距離
飛距離は申し分ないです。
自分の使っている21gの場合、
9フィートまたは9.6フィートのロッドでPEライン1号で60~70メートルは余裕です。
アクション
いちばんの気になる点のアクション。
安いゆえにちゃんと動かないのでは・・・。なんて思ってる方、心配ご無用です!
キビキビと動くバイブレーションをします。
安かろう悪かろうの商品では決してなく、通常の思い描くメタルバイブのアクションをします。
3つのアイの使い方
上記でも解説した十分なアクションは
背中にある3つ用意されたアイのどこにスナップを繋ぐかでも変えることができます。
フロントアイに接続すると、前傾姿勢でキビキビとしたピッチの狭いバイブレーション。
リアのアイにつなぐとバイブレーションは控えめになり、やや水平姿勢に近い形に。
センターアイはその中間。自分の場合はこのセンターからはじめることが多いです。
使い方をざっくり記しておきます↓
●ボトムから中層を引いてくるシーバスの場合はセンターアイ
●低水温期の活性が低いときのリフフォはリアアイ
デカいシーバスも思いのまま
14g~21gで6センチ~6.8センチくらいとシーバスルアーとしては小粒ですが
釣れるシーバスは60センチはアベレージサイズで、これでまだランカーは釣ったことないですけど…70センチクラスは普通にいれば釣れます。
ただ弱点も…
安いし釣れるしいいことづくめと言いたいところですが、弱点もあります。
コストが抑えられた商品ゆえにフックがすぐにダメになることと、ボディのカラーが剥がれやすく
スチール素材が柔らかいのかボディがすぐに凹んだり傷ついたり、目玉がとれやすいなど弱点もあります。
フックは交換すればいいいのですが、自分の場合ボディは一応これでもかというボロボロになるまで使い果たしています。ケチなのでww
ブレードフックチューン
フックを交換の際にやってみてほしいカスタムの方法があります。
それがこのブレードチューンです!!
シーバス釣り上げたあとにフックが曲がってしまったので交換しようと思たのですが手持ちに同じサイズが1つしかなく
サワラのブレードジグ用のブレードフックをリアに着けてやってみたら、これがまたいいじゃん!!
センターアイでもブレードが付くと水平姿勢になりバイブレーションは控えめ。揺らぐブレードの乱反射と波動でアピールします。
ローライトだけど水がクリア、派手な動きやカラーでは見切られそうで、
曇り空でも決して魚が上ずってるわけではなさそうでトップや水面直下では反応がないとき、
ナチュラルカラーでバイブレーションよりも波動の弱いブレードチューンが効果あり!
とりあえずまとめ買いしていてOK!!
いかがでしたか?
ここまでで3000文字以上メタルマスターのことを熱く語ってきましたが良さが伝わりましたでしょうか。
良い点だけでなく弱点もお話しましたが、
それでも安い価格と基本性能の両立はコスパが高くメタルバイブレーションで迷ったらこれ!
いかがでしょうか?
ベイシックジャパン メタルマスター
ベイシックジャパン メタルマスターロング