スズキ釣りのことをルアーフィッシングではシーバスと呼びます、ふとしたときになんで?と思いませんか?
元が海外から来たバス釣りやトラウトなどは英語で呼ぶのはわかるけど、
餌木釣り(エギング)、アジ(アジング)なのに、
なんでスズキだけシーバスって呼ぶのか?
など、そのほか出世魚としてのスズキは何センチ?などなど
スズキにまつわる素朴な疑問にお応えします。
シーバス釣り歴15年以上になります。川すずきを主に追い求めて駆け回り収入の半分は釣り道具につぎ込むシーバスオタクです。メーカーからの供給を受けルアーのテスターもしています。はじめた頃と比べると随分とフィールドの状況も変わり釣り方も変化しており、これからもずっと学び続けなければいけないと痛感しています。これまでの長年蓄積してきたノウハウを基に現代にあった”今釣れる情報”をお届けしていきたいと思います。
スズキはなんでシーバスと呼ぶの?
スズキのこととか、スズキ釣りのことを日本ではシーバスといいます。
特にルアーフィッシングの世界でこの傾向が強いと思われます。
英語表記でSEABASS(シーバス)。これはスズキの中にも種類はいろいろあれど、あまり問題がなく、間違いではないのですが、
ほかの魚種、アジアジング、餌木使うからエギング、チヌ釣るからチニング
青物もサワラも例えばサワラゲームといい、○○ゲームと表現します。
サワラを英語にしてSpanish mackerel=スパニッシュマカレルゲームとは言いませんよねww
なぜスズキだけそうなったのかというと、
これについては諸説ありますが、
その昔、スズキ釣りをルアーでする釣りが浸透しはじめたころに、多くのブラックバス釣りをしていたバサーがソルトへ流れてきました、
その頃にスズキのルアー釣りを流行らせようとした人たちがシーバスと呼んで広めたと言われています。
まだソルトウォーターでルアー釣りが今のように浸透していなかった頃のことです。
スズキは出世魚!何センチからスズキ?
スズキは出世魚で、幼魚から成魚のすずきになるまで呼び名が変わります。
一般的に1歳以下の幼魚、サイズにして30センチ以下のものを「セイゴ」、
2~3歳、30センチ~60センチくらいまでを「フッコ」
4歳以上、60センチ以上を「スズキ」と呼びます。
シーバス釣りで「ランカーシーバス」と称されるのは80センチ以上とされています。
ちなみにシーバスは、おおよそ1年で20cm、2年で30cm、3年で40cmまでに成長するといわれ
これまでの研究から平均寿命は10年程とされています。
なぜシーバス釣りは人気があるのか?
なぜシーバス釣りがここまで人気があるのかというと、
シーバスは国内の北海道南部から沖縄に至るまで、ほぼ全国に生息しており
漁港や堤防、サーフなどほかの魚種釣りポイントと同じ場所はもちろん、
海まで出なくても、汽水域の河川でも釣れるなど範囲が広く
また釣れたときの強い引きが楽しめるからではないかと予測されます。
けどチヌ(クロダイ)のほうがよりライトで、もっと釣果が出しやすいい上、
結構いい引きを楽しませてくれるのですが
やはりランカーのすさまじい引きは青物に近いし、
やっぱり釣れた時のあのカッコイイ個体の美しさにアングラーのみなさんは魅了されているのではないでしょうか。
釣り場の状況に応じて、長さが可変できるシーバスロッド↓
シマノ エクスセンス ズーム S86-96ML