ヒラメ釣り用ワームおすすめ6選!種類やカラーの選び方にアクションや使い方解説つき

ヒラメ釣り用ワームのおすすめをご紹介すると同時に、種類とカラーやサイズの選び方から動かし方(アクション)をご紹介します。
今でこそプラグルアーなど他の釣り方が出てきましたがやはりヒラメ釣りにはまだまだワーム+ジグヘッドの組み合せが最強です!

そんなヒラメ釣り用ワームについてのノウハウをすべて公開します!

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ヒラメワームの種類(形状)

ヒラメ釣りワーム
画像:MARUKYU/エコギア

まずは最初にヒラメ釣りに主に用いられるワームの種類についてご説明します。
大きく分けてヒラメ釣りには形状の異なる3つのワームが使用されます。

 

シャッドテール

よくヒラメ釣りで使われるのがこのシャッドテールのワームです。

このタイプは尻尾に後ろ向きの大きなフィンが付いており、これが水を受けてリトリーブしてくるとブルブルとフィンが動いて水中でアピールします。

一般的なヒラメ釣りワームで、3種類の中ではいちばんルアーが泳いでいる感触が手元に伝わりやすく釣りに集中ができ、抵抗がある分潮の流れも判断しやすいので初心者の方はシャッドテールからはじめるといいでしょう。

 

グラブテール

他の釣り種でよくみることのあるいわゆるカーリーテールタイプと呼ばれるものです。ヒラメ釣りではシャッドタイプのものが広く使われているように思えますが、ヒラメ釣り上級者ほど使用する確率が高いのがこのグラブタイプです。

これも同じく巻いて引いてくると尻尾の長くて丸まったテールに水を受けてテロンテロンと動いてヒラメにアピールします。ですが長くてヒラヒラしている尻尾なのでシャッドのブルブルとした波動よりも自然な動きをするため、よりナチュラルでベイトライクなアピール力だと覚えておくとシャッドテールとの使い分けができます。

 

ピンテール

尻尾にフィンがなくストレートになっているタイプです。まるトカゲのしっぽののようにまっすぐ1本なのが特徴でほぼ直進にしか動いていないように見えます。

けどまっすぐな細いテールが水流に反応しわずかな動きをする微波動を起こします。

この微波動が、アピールのあるワームでは口を使わないスレたヒラメに効果があります。先行者がいた後に入ったポイントなどで使用するとアタリが望めることがあります。

引き抵抗が少ないので、リトリーブ中に巻いてきて泳いでいる感覚が感じにくく、初心者には少し扱いにくいです。

ワームのカラーの選び方

ヒラメワームカラー
画像:ZOOD MALL

次はヒラメ釣りに適したワームの一般的に主に選ばれるカラーを例にして、使い分けの目安を提案していきます。

ピンク系(アピール系)

ヒラメ釣りには比較的ピンク系の派手目のアピール力が強いカラーが用いられることが多いです。

文字通りアピール系なので、最初の1投目のパイロットルアーとして用いるように僕の場合使っています。

最初にアピール系を持ってくると早くスレやすいと言う理論もあるようですが、アピール系のカラーを最初に投入することでその日の活性がわかります。

これでヒラメが食いついてくれば活性が高いと言えますし、食ってこなければやや活性がひくいのかもしれないので、徐々にナチュラル系へローテーションしていきます。

 

アカキン系(アピール系)

もうヒラメ釣りではテッパンのカラーです。デイゲームでも澄み潮(クリア)な時でもよいですが、少し水が濁った状態の時やローライトの曇り空のときなどに使うと効果が出やすいです。

 

ホワイト系

パールホワイトかもしくはシルバーラメが入ったものなどナイトゲームで用いても暗い水中でわずかな光でも吸収してアピールするタイプです。

日中に用いると水の中でシルエットを明瞭にする効果があります。またベイトがキスなどの魚の場合ホワイトにするとナチュラル系に近くもなります。

 

ナチュラルベイト系

僕がヒラメ釣りのワームのカラーローテの最後に使用しているのがこのナチュラルベイト系です。

いわゆるイワシカラーやイナッコカラーなどがこれにあたります。クリア系もこれに近いです。

僕の場合ヒラメ釣りだけでなくほかの釣りもしますが、ワームやルアーのカラーは人が言う釣れるというカラーよりも自分が「これは釣れると信じられるカラー」を選ぶ方が結局はいちばん釣れるのが現実です。

参考までにどうぞ。

ワームのサイズの選び方

画像:Active Angling New Zealand

ヒラメワームのサイズはだいたい3インチ~5インチ。当然選ぶサイズによって釣り方への影響と効果が違います。

 

3インチ前後の小さいワームの利点

小さいワームはその通り容積が小さいのでアピールが控えめになりスレたヒラメや活性が低いときなどに有効です。

またワームの胴体が短くその分風や水の抵抗を受けにくく、同じジグヘッドの重さでもワームを小さくすると強風の中でも飛距離が稼げたり、沈下速度が速くなり手返しがよくなるなどのメリットがあります。

 

通年使えるバーサタイルは4インチ

ヒラメ釣り初心者におすすめなのは4インチ前後のサイズです。これくらいあれば通年どこでも、どのような状況下でも使えるのでおすすめになります。

初心者はいろいろワームの種類を増やすよりも、まずはひとつのワームを使ってアクションの付け方や、釣れるタイミングやレンジを習得していくことのほうが先決です。

そのほうが早く釣果が望めます。

ヒラメ用おすすめワーム

それでは、お待ちかね僕がヒラメ釣りに用いる実績のあるおすすめワームをご紹介します。

 

エコギア パワーシャッド

もうヒラメ釣りをやっている人からするとおすすめしない人はいないだろうというくらいの釣れるワームの最強!

その釣れる理由は広範囲にアピールが可能な強波動。リトリーブを開始するとミノーを彷彿させる力強いウォブリングアクションを発生しフィッシュイーターのヒラメの食性本能を刺激するハイアピール設計

僕はこれが最初のサーチベイトとして用います。

 

エコギア グラスミノー L

素材に固めの素材が使われており同じサイズのワームと比べてもキャストしたときのふらつきが少なく飛距離が若干伸びる印象。

パワーシャッドと同じウォブリングアクションをしますがグラスミノーの方が少しアピールは控え目。使い分けとしては、パワーシャッドがパイロットルアーなら、こちらは活性がやや低いときにでも使えるバーサタイル的存在なので常用できるものを持っておきたい人におすすめです。

これはサイズ表記がSS~Lの4種類しかなく、ヒラメに用いる場合にはL一択。

 

バディーワークス フラッググラブ 5インチ

ヒラメ以外の釣り種では比較的多用されるグラブ系ですが、数少ないひらめなどのフラットフィッシュ用に専用設計されたグラブ系ワームです。

柔らかく薄い丸まったテールだけでなく、ボディに入った細かなリブがわずかな水流をも感知してただ巻きだけで自然にアピールします。

他のワームよりは少しファットな感じでヒラメが食ってくるのか?と心配する人もいるかと思いますが、ヒラメ釣り上級者ほど使っていることが多い良く釣れるワームです。

 

バディーワークス フラッグライト

上で紹介したシャッドーデールワームよりもテールのフィンが小さいのが特徴で、ブリブリアピールがよりナチュラルになったイメージです。

あとでおすすめするピンテールほど大人しくはないのでちょうど中間的な位置づけ。

場がスレていてシャッド系ではバイトがないなどの状況でも扱いずらいピンテールはあまり使いたくないという人におすすめです。

 

エコギア バルト 4インチ

ビッグテール+フラットサイドボディというこれまでにはあまり見なかったタイプのワームで、腰高扁平のボディのフラッシング効果と大きなテールからの波動で強いアピール力を手に入れた新しいタイプのシャッドテールソフトワームです。上から見るとその小魚そのものを連想させる強アピールでもナチュラルで「これは釣れる!」という気にさせてくれます。

 

ダイワ フラットジャンキー ピンテールシャッド

食いが渋いシチュエーションではピンテールの出番ですが、何しろ釣っている感じがなく釣りにくいのが弱点。僕がそうでしたが釣っていても引き抵抗さえないので何をやっているのかよくわからない状態だと釣れる気がしなくなってくるのです。当然そんな気持ちのときは釣れません。

そんなピンテールでもこれなら食ってくれると信じて釣れるのがこのフラットジャンキーのピンテールシャッド

もちろんローアピールですが、このベイトにそっくりなルックスと食べごろサイズ感!どんな渋い状況でもパクッといっちゃいそうでしょw

とくに初心者におすすめなピンテールワームです!

 

ダイワ ミドルアッパー 3.5インチ

潮の流れ、レンジなど状況の判断力をお持ちで、より大きなヒラメを狙いたい中級者以上の方におすすめワーム。

シーバス用のワームですが同じフィッシュイーターであるヒラメで代用できます。これがおすすめの理由は一見すると欠点とも取れるような何の変哲もないペン先のような形状と、ほぼ微動だにしないアクション

これが活性が低い状況や、人が多いポイントでヒラメがスレていると思われる場面で効果テキメン!!

またいくつも危機を乗り越えルアーに対して非常にセレクティブになっている大型のヒラメにも有効。

これは通常使うワームと違いスレてる個体ターゲットなので僕の場合は、小さめサイズ3.5インチを使っています。

ワームのアクション&使い方

ヒラメワーム
画像:Amazon EN

 

ただ巻き

着水後にすぐにベールを戻したりせずそのままラインを出し続けボトムまで着底させます。

そこから着底後に自分の足元までまっすぐに引いて巻き続けるのがただ巻きです。

シャッドテールやグラブテールなどワームが持つ本来のアピールを損なうことなく自然に動かすことが可能です。これが基本の動かし方になります。

 

ストップアンドゴー

ただ巻きの途中にいったんリトリーブを止める動作をすると、ワームがまたボトムへ沈んでいきます。一度ストップさせヒラメへ食わせの間を与えてやるのが目的です。

上から落ちてくるベイトに反射的に口を使うフィッシュイーターの特性にフォーカスした動かし方になります。

またただ巻きだけでは、大きくボトムから離れてしまうこともあるため、一度ボトムを取り直す意味でストップを入れて仕切り直すときにも有効な動かし方です。

 

リフトアンドフォール

ボトムまで着底した後、巻き取りながらロッドを煽ってワームを底から跳ね上げ、そしてまたボトムまで落とす釣り方です。リーリング一回に一回煽るのが基本になります。

このリフトアンドフォールはヒラメのいるレンジがボトム付近だった場合に有効。ボトムを切ることなく底付近をくまなく誘えるのが大きなメリットです。

フォール中に食ってくることが多いヒラメに対してフォール(アピール)する回数が増えるのでチャンスも増やせます。