まずは写真をご覧いただきたい。アメリカ太平洋岸の北西部に生息している紅鮭ですが、コロンビア川にいる紅鮭を川の保護団体「コロンビア・リバーキーパー」が撮影したもの。
泳いでいるが紅鮭の体表にはやけどのような、あざのようなものがたくさんあるのが確認できます。これは河川の水温上昇による病斑を発症している証拠でストレスと過熱による真菌感染症だとされています。
人間でいういわゆる水の中の熱中症みたいなものです。
なぜいま、通常であれば水温が冷たいはずのアメリカの川がこのような状態になってしまったのでしょう
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水温上昇で進路変更!?
いまアメリカでは記録的な熱波が押し寄せて、熱波が起因する山火事なども多発しており、地元のひとじゃなくてもこの土地を知っている人ならここ数年の間大きな気候変動を感じていない人はいないはず。
非営利団体コロンビア・リバーキーパーが動画を公開した動画は本流のコロンビア川で孵化し太平洋に出て成長した紅鮭が生まれた川に戻ろうと遡上することを諦め、支流で発見されたものだそうです。
水質汚染防止法では、コロンビア川の水温が摂氏20度を超えてはいけないと定められているにも関わらず、コロンビア川は川の水温は摂氏21度を超えており、燃えさかる建物から非難するために本流から進路を変えて支流に流れ込んできたといいます。
原因は熱波だけではない
原因は熱波だけではなさそうです。川の間にいくつも設置されたダムもまたその原因のひとつのようです。ダム湖が川の循環をせき止めているので水温が上がったままで、山の冷たい水が流れ入って循環が起きにくくなっているのです。
・・・素人にはなにも打開策が思いつきませんが、何か手だてがあるのなら何か手を打ってほしいものです。そうしなければこの場所の紅鮭は絶滅してしまうでしょう。
水温のコントロールなんて・・・。
ネットの反応=====
気候変動。感染症・戦争等全てが人間の欲望が生んだ結果であろうと思います。これからは安全優先の世の中にしてほしいものです。
初めて見る人はビックリするでしょうが、鮭は川を登るとき、障害物で傷ついたり、熊や鳥に襲われたりして、写真のような感じで全身ボロボロになっても泳ぎ続けます。気候変動によりさらに鮭の遡上が困難になれば、鮭は絶滅するでしょうね。
ショッキングな画像です。でも出どころが保護団体といわれると、個人的には鵜呑みにできなきなくなってしまいます。色々な団体がありますからね。ちなみに、子どもの頃、近所にあったニジマスの養殖場には、画像なような病気にかかっているのがたくさん泳いでいました。近年の様々な報道からは、海水温の変化が自然界に影響をもたらしていると考えられ、それは大きな問題だ思います。
衝撃的、あまりにも衝撃的。こうして生物たちは消滅して行くんでしょう。温暖化を止められなければ、人類さへも最後はこうなる
海水温度の上昇を人間の行動で食い止められるのだろうか?自然の猛威に人類がビニール袋をかなぐり捨てて、立ち向かえるか… 地球、太陽の関係に我々類人猿の浅知恵で、地球上の生物だけに都合の良い結果がもたらされるだろうか? 一度立ち止まって冷静になるが方策。
川の土手やダムが出来る以前は乾季になるとカリフォルニアの川には殆ど水は残らなかった、でもサケは毎年生き残って遡上して来た。。。っと地元のインディアンさんに聞きました。今は乾季でもダムから放水するから、乾季なのに川に水があることがあたりまえになっている。人間に使う水が不足しているのに自然保護団体がサケのために大切な水を必要以上に放水して、その結果記録的な水不足だと大騒ぎしている現状をちょろっと知って欲しい。。。