富山県でホタルイカと並んで春を告げる海産物として知られるシロエビの漁が1日に解禁し県内の、岩瀬漁港や新湊漁港に今年初水揚げされました。
このところずっとシロエビの価格はずっと毎年上がり続けており庶民の手に届くものではなくなってきました。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
シロエビとは
白エビ(シラエビ)はみなさんがよくご存じのサクラエビと同様に、小さい体で深海に潜むオキエビ科の種類で日本では富山県の名産で食用にされています。
鮮度が良ければもちろん、そのまま刺身や軍艦巻きにしてお寿司で食べるほか、昆布締めにして食します。
ほかにはお吸い物や茶わん蒸しにしたり、締めはかき揚げにしてうどんや天丼が美味☆彡
変わり種としては白えびバーガーや、せんべい、刺身用のむき身も冷凍になって通販で販売されているので富山近郊の人ではなくとも通年食べることは可能。
写真はむき身刺身白エビ
シロエビの減少、価格高騰
旬はまだまだで初日は岩瀬漁港で800キロほどと例年と比べるとかなり少なく、ご祝儀相場もあいまって1キロあたり9000円という平年時の初値の3倍、新湊漁協では4倍の値段で競り落とされました。
こんな落とされ方異常ですね。
今年の初日の漁は天候に恵まれず岩瀬漁港からは、4隻が出港したものの潮の流れが速く安全に網を入れることができなかったため、水揚げしたのは1隻だけだったため極端に少ない量しか取れなかったといいます。
そんな理由ならまだ、4月からはじまりシロエビ漁は7月、8月にピークを迎え11月頃まで続きますから期待は持てます。
ただこのままずるずると不漁が続くとやはり不安視されるのがシロエビ自体の資源枯渇問題ですよね。
近年日本中で主食としても知られている魚介類が年々不漁で資源確保が騒がれている現代において、不漁、不漁といっているが自然のものを人間たちが取り過ぎればそれは本来の数が減少するに決まっています。
漁業関係者らの利益だけでなく持続的な活動を望みます。