ニホンウナギの人工ふ化に成功!あの近代が担う「ウナギ完全養殖」の未来

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ニホンウナギの人工ふ化画像
出典: JIJI.com

近畿大学の水産研究所がニホンウナギの人工ふ化に成功したと発表されました。

近畿大学とは耳にしたこともある人が多いと思う。あの世界ではじめてクロマグロの養殖に成功したのが近畿大学水産研究所なのだ。「近代マグロ」とよばれて親しまれている。

その経験と技術を生かして、ニホンウナギを絶滅から救う努力が日々続けられています。今回は卵からふ化させるまでの生育期間50日ほど。写真は生後40日の稚魚です。

ふ化後、体長約5センチ前後のシラスウナギになり、それから成魚となり次の世代を産卵、ふ化するまでの完全養殖のサイクルを構築することを目指しており、そこへ到達するまでには3年くらいかかる見通しだという。日々の絶え間ない努力の積み重ねからの出来るということは想像するに難しくない。

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鰻の完全養殖が成功すれば私達は鰻の絶滅や国際条約などでの捕獲禁止などを懸念しなくてもよくなります。日本の食文化を守るためにも近大には頑張ってほしいですね!

ウナギは謎だらけで完全養殖は不可能だと記憶していたので驚きました。
隣国等への技術の漏洩には十分気を付けて欲しいです。

孵化直後のプレレプトセファルスは死亡率が高く、シラスウナギに変態する以前の形態では飼料に深海性のサメの卵を加工したものが必要になります。深海性のサメも絶対数は少なく飼料を確保するためにも人口で生産できる試料の開発も必要です。
さらに畜養されたシラスウナギのほとんどはオス化してしまうので、メスを生産するためにはサケの脳下垂体から取り出した女性ホルモンを添加する作業が必要になります。ウナギの完全養殖には成功していますが、商業ベースに乗せるにはまだ時間がかかるります。それまでにウナギが絶滅しないことを祈ります。

マジかよ。完全養殖サイクルの完成⇒商業化までにはまだまだたくさんのハードルが待ってるだろうけど、それにしてもすごいな。
日大のウナギ博士はどんな思いでこのニュースに接しておられるかな。あの人もすごい功績を残したけど、完全養殖はすごい。

マグロにうなぎと日本人が好む魚が絶滅する前に完全養殖化できれば素晴らしい。うなぎはついこの前まで卵を生み場所も不明なら孵化直後の餌も分からなかったなど、食べる割にその生態は一切不明だった魚。それが完全養殖にまで持っていくと言えるまでになってるというのも感慨深い。ぜひこのまま挑戦を続けてもらって、結果安価に食べられるようになれば嬉しいですね。