雨の日の釣りの服装のおすすめをご紹介します。
雨にもプラスしてそれでなくても魚のいる水辺にに行くため強い撥水性はもちろんのこと、
服装の素材の中で最強とされるゴアテックス素材の外気の暑い夏も、
インナーに重ね着して防寒をはかる冬間でも大事になる通気性と発汗性能など特徴と選び方も解説。
雨の日の釣りの服装のおすすめをご案内したあとコーデについてもお伝えします。
アイキャッチ画像：Fishing by Scout Life
釣り好きでもありファッションマニアです。たとえ釣行時にも人気ブランドの靴や帽子、Tシャツなどの限定品販売が開始されると携帯片手に買い物までするほどの気合の入れよう。買ってもクローゼットの肥やしになるほど一度も身に着けていないものもたくさんあります（汗）見た目だけでなく機能性など着用し釣りをしているアングラーが満足できる釣りアパレルから気になった商品情報を配信します。
服装の選び方
それではここで簡単に釣りの服装購入で失敗しないための選び方について簡単におさらいしておきましょう。
撥水性
雨の釣りに着ていく服装の中で欠かせない素材の繊維が水を弾く性質をもった撥水性能。水滴とそのものの角度によって撥水能力が変わってくる。
ただ経年劣化で効果が弱まったり、そのものの撥水能力によっては雨量によって浸水しやすくなるデメリットもある。
撥水と防水(耐水)の違い
撥水とは水を弾くこと。
防水(耐水)はそもそも「水を通さない」機能のこと。
一般的に防水と耐水にはあまり違いはない。
湿気や体温調節、重さや着心地を気にしなければ撥水よりも素材の内部や裏側まで水が入り込まないようになっている防水(耐水)の服装のほうが雨の浸食は防げる。
通気性
通気性は特に初夏の梅雨や秋ごろの台風の時期など蒸し暑くなる結構重要になる。来ている内部が蒸れやすいからだ。
内部にまで空気が入れば、汗の蒸発を促しベタベタしない。
通気性は素材の種類によっても左右される。一般的には麻やレーヨンやコットンがサラっとした着心地で好まれます。
レイングッズ向けにはおもての生地よりも裏地に用いられることが多いです。
防水でいうならエントラント素材やゴアテックス素材などのものがあります。ゴアテックス素材は防水性だけでなく通気性にも優れており、これが素材に使われているかどうかが服装を選ぶ際のひとつの目安にもなります。
着心地
雨という天気だけでもじめじめして目の前は雨の水滴でびしょ濡れの時には着ているものくらい心地よく着たいけど、撥水や防水を望みながらの着心地を得ようとすると服装本体だけではなかなか難しい。
ただし防水と通気性もよいゴアテックス素材のものを選ぶとある程度は我慢ができます。
また、ほかにも長時間着て釣りをする際に後で説明する「着こなし」で着心地も解決してくれます。
運動性
雨の日の釣りは足元がぬかるみであったり、固い地盤のポイントでも滑りやすくいくら撥水、防水性能に優れていてもごわごわしていたり動きにくいものはいざというときにとてもキケンです。
冬場の防寒とは異なるのでなるべく薄手で運動性に優れたものが適しています。
服装素材の最強ゴアテックスとは
釣りなどアウトドアシーンで近年よく耳にすることが増えた「ゴアテックス」とは、
GORE-TEXと呼ばれる衣類に使用される特殊な機能を持ったファブリック素材です。
外からの風を通さない防風、水をはじく防水、きびしい条件下で繰り返し使用の高耐久性の本質に特化されているのに、
さらに相反する中の湿気を外に出す透湿性に優れており、近年アウトドアのジャケットやシューズに多用されています。
外からの風や水は通さないのに、内側の汗など溜まった水は水蒸気として外に逃がしてれるという驚きの性能が、アウトドアアイテムの素材としてゴアテックスが最強と呼ばれる所以です。
釣り服装のカラー
雨の日の釣り場所は光量も少なく見通しが悪いです。それは周りからの見た目も同じ。
まわりにいる人たちから視認されやすい色を選ぶのがベストな選択。決め手はオレンジやイエロー、レッド、ブルーなど明るいカラーのものが服装には向いています。普段着ない色でもいいのです。
ファッション性を重視するならば見た目のカラーにこだわりたい気持ちは理解できますが、明るいカラー選択は何かあたっときに救助者に見つけられやすいという利点もあると心得ておいたほうがいいでしょう。
釣りの服装おすすめセレクト15
釣りの服装15アイテムをおすすめとしてセレクトしました。
ここからはゴアテックス素材のものと、そのほかのものを分けてご案内します。
服装はジャケット(コート)、パンツなど上下がセットになったスーツタイプと、
上下が別になっているものと販売されている形態が異なります。
後半ジャケットのみのおすすめ5つもご紹介します。上のジャケットだけ欲しい方はそちらをご覧ください。
釣り用服装おすすめゴアテックスのレインスーツ
いざというときに1着は持っておきたいレインスーツは上下が揃っているセットアップのことです。
別々に揃えたものだと上下が撥水性能が異なっているためジャケットだけ、パンツだけが濡れるとかいうことになる場合もありますが、
はじめから上下セットになっているものは、そういった心配もなく、見た目のバランスも良く自然な組みあわせによる着心地も良いので一押しの服装です。
ダイワ DR-1623 ゴアテックス パックライト プラス レインスーツ
ボーターやオフショアキャスティング向き
ウエストタイプのライジェケと、ポケットの部分が干渉しないようにまったく新しいシステムが盛り込まれています。
ボーターやオフショアの釣りの時にはウエストタイプのライフジャケットをつける人が多いのは、キャスティングの時にショルダータイプだと邪魔になるためだけど、こと雨よけのために着る服装と重なると今度ポケットに手がいれらないなどの問題をこれは克服しています。
ダイワ DR-1922 ゴアテックス インフィニアム プロダクト レインスーツ
ゴアテックスの最強素材のGORE-TEX INFINIUMRを惜しむことなく全体に採用。
たとえ中で汗をかいても通気性が抜群で真夏の猛暑下でもうっすらと汗ばむ程度で脱ぎたくなるようなことはないく通気性、発汗性抜群。中への水の侵入を防ぐため袖口が2重構造になっていたり、もっとも水が内部に入り込みやすいファスナー部分にも止水ファスナーが採用されており素材だけに頼らず形状やそのほかの技術でも防水性能を補われれています。
ダイワ DR-1823 ゴアテックス プロダクト コンビアップレインスーツ
西がリミテッドプロ東のダイワはコンビアップレインスーツで磯釣りを真価させます。
不意の高波や防風で雨や除けどころではなく、潮かぶりまくる磯の釣りでの使用を考慮しシューズとの隙間漏れを軽減するパンツ裾になっており、コンビアップシステム対応のダイワのフローティングベストを組み合わせることでファスナーでひとつに合体させることが可能！どこまでも”隙を与えない”使用は、足もとの視界も妨げない安全性向上にも役立っています。
シマノRA-120W リミテッドプロ ゴアテックス レインスーツ
磯釣り用に最適化された実践モデルでショアジギやエギングに
磯釣り用にリミテッドプロ ゴアテックス レインスーツをご用意。全体に同じ素材使いをするのではなく例えば動きが必要な箇所にはゴアテックスストレッチ、耐久性が必要な箇所には耐摩耗性の高い200デニールのゴアテックスを使うなど運動性と耐久性のバランスが図られ水の侵入を軽減する構造自体も屈伸動作でもめくれ上がりにくく見直し防水についても徹底改良されています。もちろん視界を確保するためのフローティングベストととのジョイントも可能。磯の釣りを徹底攻略したいひとにおすすめ!!
がまかつ ゴアテックス インフィニアムTM レインスーツ GM3685
とにかく軽く丈夫なゴアテックスインフィニアムTMを採用し防水、防風と内部の発汗、透湿性能が持たされているのはもちろんのこと裏地にポリエステルメッシュを採用することで2層構造になっていて、着ているときの肌へのベタツキ感が軽減されています。
腕の袖口も中と外のダブルカフスで水の侵入を防ぎます。パンツには取り外し式サスペンダーが付属しずり下がりを軽減し釣行時の違和感をなくし釣りに集中できます。
釣りの服装おすすめその他のレインスーツ
ダイワ DR-3322 レインマックス ハイブリッドレインスーツ
レインマックスはダイワが独自に開発したウォータープルーフ構造を持ち雨風を防ぎ衣服内の蒸れを外部に放出させることができる高機能素材のことで、強い雨風はもちろん水しぶきなどの侵入を防ぐ防水機能についてはゴアテックスを上回るとも言われているレインスーツです。高性能はほしいけどもう少し安く購入したい方におすすめです。
ダイワ DR-9022 PVCオーシャンレインスーツ
海の大海原で常に水しぶきを浴びながらに激しい釣りにも耐えうる耐久性と防水性を持つまさにオーシャン仕様。汚れが付着しにくく、耐久性にも優れたポリ塩化ビニル防水素材を全面に使用。もちろん袖口は2重構造、チェストハイサロペットになったパンツはサスペンダー付きで防水と並んで運動性にもぬかりがない。これを着たらマグロ漁師さなからにオフショアに行きたくなります。
シマノ RA-027Q DSベーシックスーツ
今回ご紹介する中でもっとも入手しやすいお手頃価格のスーツタイプ。防寒機能はあまり期待できませんがしなやかで安くても水を弾く防水性はしっかりしており、中がメッシュになっているので夏の着用でもじめっぽくならず着心地を維持してくれます。雨の時にしか着ることのない服装にできる限り安く収めたいという方におすすめ
パズデザイン BS WARM RAIN SUIT Ⅱ
温かさも必要な防寒着としての機能が充実した服装。冬場の雨の釣りにインナーをたくさん重ね着しなくても防寒ができるように中綿を厚手にしています。ひじ、うで、ひざの部分の立体裁断で軽くて動きやすい運動性能もの持っています。
マズメ mazume ROUGH WATER レインスーツVI
多くの漁師やエサ釣り師が使用している通称”漁師カッパ”をmazumeが釣り用に一から設計し直したレインスーツで、素材には軽くしなやかなポリウレタンが採用され、またお尻部分と、船べりに寄りかかってもももが痛くならないようにパット(取り外し可能)が標準装備されています。人気のブラック+レッドのほか、ブルー+ホワイト、ライム+グレー、ブラックxライムなど魅力的なカラーラインナップも魅力的です。
釣りの服装おすすめレインジャケット
上下別々のレインジャケット&パンツのメリット
上下が別になっているものと販売されている形態が異なります。
スーツでなくても上着のコートやジャケットなど単体はいつも釣行に使用する車やバイクの中に忍ばせておけば急な雨降りにも対応できるため応急用として持っているのに最適です。
別々にレインパンツを組み合わせて使用することも可能で、スーツになっている場合ジャケットとパンツのどちらかに惹かれても、もう片方が好みでないい場合もありますが、
上下セットになているものと違って予算に応じて自分の好みでセットアップが可能になります。
ダイワ DR-1322J ゴアテックス プロダクト レインジャケット
バス釣りボーターに大人気エクストリームジャケット
狭いボートの中ではとにかくしなやかな動きやすさが求められるわけで、時には湖畔の木々に一度あたって跳ね返ってきた雨水が身体に叩きつけるようにして降りかかかることもあり防水、浸水防止性能が問われます。そのような状況下を考慮しながら、キャストやランディグを繰り返す中で一連の動きを妨げない立体パターンが採用されているジャケットのみのおすすめ服装です。
ダイワ DR-1323J ゴアテックス フォグラージャケット
おかっぱりアングラーが求める機能がテンコ盛りプロモデルレインジャケット
来るべき瞬間のために鍛え上げられたアングラーのの声に答えた軍神の一枚。
長雨からの袖、袖口からの浸水を防ぐ機能はもちろんのことフードと内部の襟が同時にアジャストできるなどこれだけの特性を持っている。カラーに定番ブラックのほかにブラウンとオレンジレッドがあるのがおかっぱりには嬉しい。
シマノ RA-025W ショートレイン ジャケット
ウェーディングに最適な着丈が短いレインジャケット
防水、撥水など服装としての基本性能はもちろん、ウェーダー履いても邪魔にならない身丈を確保しています。
カラーはベージュとチャコールブラックの2種類が用意されています。
リバレイ RBB タイドゲームレインジャケット
こちらもウェーディング用レインジャケット。カラーがほかではあまり見ることのないホワイトぽく見えるライトグレーが用意されているので他と異なるものを選びたい個性派アングラーにおすすめです
ABUアブガルシア ウォーターレジスタントジャケット2
安くてカッコイイ、アブガルシアを着ている。それだけでこれを選ぶ価値がある!!
機能面では高価な上位アイテムに劣るものの、撥水、防水の基本的な服装の性能は満たしており通常サイズのルアーケースが丸っと収まる下のポケットも嬉しい。
服装の着こなしテク
服装は雨除けが最大の目的ですが、運動性や着心地がよくなければいけません。
見た目だけの格好以前に快適に雨の釣りを楽しめる防水と快適性を両方得られる服装特有の着こなしに大切な3箇条は下記。
インナーはできるだけ薄着
梅雨の時期など蒸れやすい雨の日は気温に応じてできる限り、インナーは薄着が肝心。
通気性がアップし、通気性イコール快適性となり釣りに集中できます。
重ね着よりアンダー一発
上の条項と被っていますが同じです。発汗性のあるアンダーシャツを一枚着ていれば大丈夫な気温ならばそれに越したことはありません。
Tシャツの重ね着などは運動性も落ち、汗がべたべたしやすく快適性に欠けるため長時間の釣行には不向きです。
But!寒さ対策も忘れずに
とはいえ雨の中の釣行。大量の雨に当たれば必然と体温は下がります。風の影響等で急に気温が下がる場合もあります。
「寒くなることもある」ことを念頭に選ぶとインナーは、体温の保温、通気性と運動性を考えるとやっぱりピチっと体に密着したアンダーシャツがおすすめなのです。
