渓流ミノーのおすすめ10選!タイプの違いとサイズの選び方とそれぞれの釣れる推しルアー

渓流ミノーのおすすめを厳選してご案内します。

源流~渓流でもっとも使い勝手の良いミノーのシンキングなどのタイプの説明から、

よく使われる身近なフラットサイドなどボディ形状の違いによる性能と同時に初心者の方が迷いやすいサイズの選び方も解説。タイプごとのおすすめをご紹介します。




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渓流ミノーとタイプ

画像:istock

渓流釣りに使用されるミノーにはタイプがあって

そのことによって浮きやすくなっていたり、素早く沈むなど

特異な水深を攻略できるように浮力がコントロールされています。

ほかの魚種を含めたミノーにはたくさんのタイプがありますが、ここでは渓流釣りに使用される主なタイプをご紹介します。

シンキングタイプ

渓流ミノーの中でももっともスタンダードなタイプがこの「シンキング」タイプです。

ある程度の重みを有し、着水すると沈んでいくミノーになります。

とはいっても渓流ミノーの場合5センチくらいのミノーで3グラム~5グラムまで位が主流です。

沈むといっても基本的にはスローにゆっくり沈んでいくタイプなので。

源流付近などあまり水深がなく流れの緩い場所で用いられることが多いです。

ヘビーシンキングタイプ

またシンキングタイプのさらにわずかにウエイトを追加し重たくしたヘビーシンキングミノーがあります。

こちらは流れの速い激流の中でも浮いてこずにレンジキープざせることが得意で、

一般的なルアーローテーションとしては、急流や水深のある淵などで釣るときに用いられます。

ただし重みがあるので初心者の方でもキャストがキマリやすく、飛距離を出しやすいため

近年では渓流ミノーの定番ルアーになりつつあります。

フローティングタイプ

こちらは水の中の上層を泳ぐ浮くタイプのミノーになります。

浮くといっても水面直下を泳ぐレンジです。

水深が浅い場所で重宝するのはもちろん、

春と秋の活性が高くなって木々から落ちてくる虫や水面近くを泳ぐ小魚など

水面を意識し個体が上ずっている場合に用いると効果を発揮します。

また軽く浮力のあるタイプなので、トゥイッチなどのアクションをいれたときに

キレッキレのアクションをします。

渓流ミノーのボディ形状の違い

渓流ミノーはそのほかの釣りとは違った独特の形状をしたミノーのボディタイプがあります。

 

ノーマルタイプ

前や後ろから見たときに円形をしたボディで渓流に限らず魚種問わずいちばん見かけるタイプのボディ形状をしています。

もっとも一般的なので、どのような条件下でも合わせやすく

渓流ルアー初心者の人が最初に使うルアーとしてもおすすめです。

 

フラットサイドボディ

名前の通り、ボディ左右の側面が平らになっているミノーです。

ロッドアクションを入れてやると横からの水流を受けやすく独特の平打ちアクションを生み出すほかに、

一番のメリットは扁平なサイドボディに少ない光源でも、ギラつくフラッシング効果です☆彡

明滅効果が高くなり長時間、高い水準のアピール力をキープすることが可能です。

水が濁っているときローライトの日に最適。

アピールが強いので晴天クリアなときにはスレさせてしまい逆効果になることもあります。

 

ジョイントミノー

ジョイントミノーとは、ミノー胴体部分のおおよそ半分の位置くらいで二つに分かれているボディがジョイントされているミノーです。

わずかな水流でも水中でゆらめくようなベイトライクな自然な動きをします。

そのためドリフトや流れに乗せているだけでもアクションを自然なアピールを演出してくれます。

渓流ミノーのサイズの選び方

渓流ミノーのサイズは約5センチが基準。重さでいくとおおよそ3g~5gほど。
これらを軸に

小さいものは3センチ~4センチ(重さは3g前後)くらいの小型が多いです。

渓流から少し下り本流近くで水深があり流れの速い場所でビッグトラウトを狙う場合には

約6センチ前後(重さ~7g位)が使われることもあります。

これくらいを目安にして、自分の行くフィールドとターゲットになる魚の多い差などで選んでいくといいです。

またそのサイズだけでなく、ここまで上記で解説してきたシンキングやフローティングなどのタイプも織り込んで敵したミノーを選んでください。

・約5センチ、5グラムを基準に
・やや小さめにするなら約3~4.5センチ
・本流付近など6センチクラス

渓流ミノーのおすすめカラー

渓流ミノーにはクロキンやミドキン、ヤマメカラーなどある程度釣れるとされる

お決まりのカラーが存在しています。

ただしいつもその定番カラー一辺倒でいいかというとそうでもなく

状況に応じた使い分けが必要なことは言うまでもありません。

また例えば晴れて水がクリアな時にナチュラルなヤマメカラーで釣れたとします。

同じ場所、同じような天気の下、同じルアーで同じカラーにしたとしても、また釣れるとはならないところが渓流釣りのおもしろいところで

釣れない厳しい状況のときほどカラーを変えることで釣れることもあるのがカラー選びです。

このあたりもひとつずつ詳しく下記のページで解説しています。
併せて参考にしてください↓

渓流ミノーのおすすめ

渓流ミノーの多くの実績があり人気のあるものを厳選してご紹介します。

浮力のタイプを名前の下に記載し、素早く選んでいただけるようにしています。

 

スミス Dコンタクト 50

【ヘビーシンキング】
渓流ルアー釣りの世界に革命を起こしたパイオニアとも呼ばれる名実ともに十分なスミスのDコンタクト。狙ったポイントへ送れる飛距離、沈ませたいレンジへのディープ力、5センチで4.5グラムでも極薄のフラットサイドボディで、いま主流になっているヘビーシンキングミノーの火付け役であり、その実釣による実績と人気は今なおほかの追従を許していません。

 

タックルハウス バフェット S43

【かなりフローティングよりシンキング】
これまた不朽の名作とも称される実力抜群の渓流ミノー。一応シンキング対応ではありますが、こちらは長さが4.3センチ、重さが2.4グラムとかなりの軽め。水深の浅い場所で使うシャローシンキングタイプです。流れの中でも、流れの緩いトロ場でも簡単に釣れるアクションをし初心者でも簡単に釣れるアクションをしてくれます。

 

ジャクソン メテオーラ 45

【シンキング】
体高を持たせた扁平ボディのおかげで、タングステンウエイトを限りなく重心を下げることに成功。これのよって激流の中でも水中を飛び出すことなくトレースコースをキープ。フォール姿勢は水平のままロールしながら沈み誘います。シンキングとフラットサイドという現在の渓流ミノーのフラットサイドスタンダード。

 

デュオ スピアヘッド リュウキ 50S

【シンキング】
着水後からのアクションの立ち上りが抜群!入水したてのポイントで活性の高い個体を狙おうと思ったら、最初の一投が肝心要。そのようなときに決まってこれを投入すると魚が居さえすれば落ちパクを誘い出せます。水押しの強い本流でも泳ぎ切る能力を持ちフォール速度も速いのでパイロットルアーとして適任のミノーです。

 

ティムコ イメル50S

【ヘビーシンキング】
「とりあえずイメル!」とまで言われることもあるそのポイントにいる魚の活性に左右されにくい特色を持ち安定した釣果を叩き出せる性能には定評があります。そのため管釣りでの併用も可能。オールラウンドに使える渓流ミノーです。トゥイッチングのロッドアクションに反応するレスポンスの良さは秀逸。初心者がどれにしたら迷う時、どれかひとつと言われればこれ一押しです。

 

スミス ボトムノックスイマーⅡ

【ヘビーシンキング】
これまでの渓流ミノーはシンキングにしてもボトム付近を泳ぐものが一般的ですがこれはボトム立ち泳ぎし、底で岩についてるコケや虫をついばんでいる小魚を演出するタイプのちょっと変わった使い方が可能なヘビーシンキングミノーです。他のルアーでは反応しないときに持ってくるなど使い分けすることができるので一つは持っておきたいミノーとしておすすめです。

 

ラパラ カウントダウン CD5

【シンキング】
これも名実ともに釣れるバルサ材を使用した渓流ルアーでは王道的存在のミノーです。渓流釣りベテランほど使っている印象が強くあります。大きさの割に重さ(5センチ5g)もあり、キャストも比較的容易で着水から秒ごとにゆっくり沈んでいきます。ただひとつデフォルトのフックが弱く40センチクラスを釣った後には交換が必要です。

 

ジャッカル ティモン トリコロール流芯53HW

【ヘビーシンキング】
本流など中流域で多数の実績のあるトリコロール流芯を上流や渓流域に対応させるようにコンパクトにしたダウンサイジングモデルです。ゆらゆら揺れながら沈むシミーフォールでフォール中から誘います。強めの平打ちウォブンロールアクション。トゥイッチにもきびきびとした反応をみせ活性の低い個体にもアプローチも簡単に行えます。

 

ダイワ シルバークリークミノー 50S

【ヘビーシンキング】
ここまでで紹介したおすすめの渓流ミノーのおすすめのいいとこ取りをしたようなタイプで、性能は折り紙つきだし、何といってこのシルバークリークミノー の特筆すべき点は安い価格。入手しやすく基本的性能はバツグンなので非常にコストパフォーマンスが高くて優秀。初心者の方やルアーは価格重視で選ぶアングラーの方に特におすすめです。

 

パームス ベアトリス 53S

【シンキング】
ドリフトシンキングミノーと呼ばれるほどの流れのある個所に投げい入れておけばアングラー自らが動かさなくても自然な動きをするジョイント系渓流ミノーの代表的存在のベアトリス。まるで活きている小魚のようなナチュラルアクションは思わず魚も口を使ってしまうこと請け合い。欠点としては空気抵抗が多くて飛距離が出ないところか。目で居るとわかっているピンポイント狙いに。

ミノーを使って渓流釣りを楽しもう!

美しい渓流の自然に囲まれ、清流が心地よい音を奏でています。そんな魅力溢れる場所で、ネイティブトラウト釣りの楽しみを存分に味わってみませんか?そのためには、ルアーのミノーが効果的な選択となります。

ミノーは、水中をリアルな動きで泳ぐアクションが魅力のルアーです。透明な水面に映えるその姿は、ネイティブトラウトの注意を引くこと間違いなしです。

リトリーブの際には、ゆっくりとしたリアルな泳ぎを心がけることが重要です。ネイティブトラウトは、疑似餌が不自然な動きをするのを警戒することがあります。適度なテンポでミノーを巻きながら、水中での動きをイメージしながら操作してみてください。

ネイティブトラウトとの対話を楽しみながら、美しい自然環境の中での釣りを存分に楽しんでください。安全な釣りを心掛けつつ、素敵な釣りの時間をお過ごしください。