釣りをしていると根掛かりはよくある話。そして根がかっってしまたら…、そのままラインもろとも切るしかなく組んだラインシステムもルアーもロストしてしまい、釣り人にとっても財布にはやさしくないが海の自然にとってもよろしくない。
そこに目を付けたのが静岡県の焼津市のサーフに潜って岩などに引っかかりそのまま海底に放置されたラインとルアーを回収する海のお掃除屋さんが出現しました。
海のお掃除屋さんことマリンスイーパーの土井佑太さんの取り組みについて取り上げました。
長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
30分間で60個のルアーを回収
マリンスイーパーこと「海のお掃除屋さん」を名乗るその男性は海に潜ってルアーやラインを回収。こちらのテレビの取材時には30分間でルアー60個ほど回収していました。
男性によると、一度根掛かりしてしまったラインにまたルアーが引っ掛かってしまいその場所に芋づる式に絡まってしまうのだとか。
回収したルアーはリメイクしてネットで販売
さらに回収したルアーをひとつひとつきれいに洗浄、元の塗装をはがし、丁寧に塗装し直し
リメイクしてネット上で安い値段で販売しています。
はじめたきっかけは…
「やっぱりこれがずっと海の中にあるのは良くないことじゃないかなと。今まで誰もなかなか取り組んでこなかったけど、誰かがやっていかなきゃいけないこと」
出典:SBS
釣り人でもありダイバーでもあるこの男性は、海のことが大好きなんでしょうね。SNSのコメントには、そんなもので商売にはならないよと言う声も聞こえてきますが、決して商売で始めているわけではないでしょう。
使命感でやって、やっと活動資金にしているくらいのことです。
その意気込みには頭が下がります。
活動をはじめたのは約1年前。これまでに静岡県の海から1万500個のルアーを回収したそうです。
今後は仲間のダイバーを増やして、活動を静岡県以外でも広めたいそうです。ご興味あるかたはご連絡をお願いします。
また、下記にリサイクルルアーの購入できるネットショップのアドレスも記載しております。ぜひ購入して活動支援に協力しましょう↓
自分も購入しようと思います!けっこうな数が揃っていて、選ぶだけでもワクワクしてきそうw
公式HP:https://marinesweeper.jp/
お問い合わせ:info@marinesweeper.jp
ネットショップ:MarineSweeperショップ
※タップするとリンクからページが開きます。
SNSの反応=====
ほとんど使い物にならないようなルアーばかりだから、決しておいしい商売にはならないでしょ。それでも誰かがやらなくては解決せず、活動を続けるために資金を確保する考えは十分にSDGsの考えに合致しますよ。頑張っていただきたい!
釣り人の端くれの私ですが、こういう活動をして下さる方々には本当に感謝です。釣り場の清掃や海中のルアーの回収など個人、法人問わず各活動機関に寄付できる窓口があれば活動費用を寄付したいと思います。釣り場に持参した弁当やペットボトル、釣りエサの袋や仕掛けのゴミを放置して帰るはやめましょう!
本来は釣り具メーカーがやるべき事だと思う。
「活動を後押しできれば」と、回収された自社のルアーを買い取っています。
できるなら私もやりたいです。海の底がどうなっているのか気になっていました。ルアーをロストすることは釣り場でポイ捨てする人と意識は違えど似たり寄ったりかも?と思っていました。ロストしたルアーを回収することはレジ袋削減よりも環境に良いと思いますし、釣り人の責任として海を本来あったように戻してから、また釣りをしたいです。
活動を支援する意味を込めて先日購入。因みに購入したジグでハマチを釣り上げました。
このような活動をして下さり頭が下がる思いです。ロストすると懐も痛みますが、海や環境に申し訳無い思いが強くなり(鉛、環境に悪いですよね)あまり底を狙わなくなり夏に表層のシイラばかりやってます。(バスもトップになりました笑)今年度はロスト無しで釣り出来ました。ルアーや仕掛が珊瑚礁を傷つけてしまい、釣り禁止になった大瀬崎のような例をこれ以上生まないようにこれからも気をつけて釣りを楽しみたいと思っています。