古代ハスを守るためにアメリカザリガニ”釣って駆除”5000匹捕獲も…

島根県出雲市の荒神谷史跡公園で見ごろを迎えようとしている植物古代ハスの成長に影響を及ぼす池に棲みつくアメリカザリガニの駆除ためのザリガニ釣りが行われています。

気温が温かくなってきたレジャーシーズンに向け多くの、家族連れに期待が寄せられていますが、実際の状況はなにかと吉備い様子です。

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古代ハスとは

資料によると、種があった地層の調査から約1400~3000年前からあったハス(蓮)で、日本では埼玉県行田市で公共施設工事の際、掘削池でハスが自然開花した行田ハスや、千葉県検見川の大賀ハスなどがあります。

アメリカザリガニ

問題となっているザリガニはアメリカザリガニで、繁殖力が強く日本では外来種に指定されている。二ホンザリガニとはまったく別種のザリガニ。

被害状況

この古代ハスを育てるには土底で水のある田んぼのような場所が必要ですが、ここにアメリカザリガニが棲みつくと、ハスの新芽をハサミで切ってしまったり、土に穴を掘って生活することから田んぼの水が抜けてしまいハスが育たず雑草だらけになってしまうのです。

釣って駆除

こういったことからザリガニを釣ってもらおうと新たな取り組みが始まったということです。

しかし道のりはきびしく、これまで5000匹を駆除されたそうですが、いたちごっこだそうで関係者らは頭を悩ませています。

この記事にした島根県出雲市の荒神谷史跡公園では手ぶらで来園し、用意された道具でザリガニ釣りができるそうなので行ってみたい親御さんたちは釣って駆除に貢献してみてはいかがでしょうか。

SNSのコメント=====
駆除が進んだら、だんだん釣れなくなって、釣りに来る人が減ってザリガニが増える。そのうち飽きられて、ザリガニが増えているのに人は来ない、という状況になることが懸念されるなあ。減ってきたら、その時釣れている数に応じて協力金を払うと良いのではないか?一匹5円から10円程度で、子供達は喜んで釣ると思うけど。額が安ければ子供限定になって、おかしなこと(持ち込みとか)は起きにくいかと。

子供の頃は、日本全国が貧しい時で、腹が減ると、獲って洗って塩ゆでして食べていた。田んぼの食用ガエルもうまかったが、ザリガニは、いくらでも食えたので、夏は、楽しかった。もともと食用だからと親から聞いていたので抵抗はなかったのだ。どんどん獲って、コロナに勝ったら、パーテイやるといい。美味しいぞ。

この記事を読んで、ファミコンやゲームウオッチが出るまで子供の頃の遊びは、草野球やカブトムシ・クワガタ取やザリガニ釣りだった。ザリガニ釣りは、そこら辺落ちている木の棒と糸とエサがあれば出来る、自分達は煮干し(たまにスルメは食いがよかった)をつけて、友達とザリガニの大きさと赤色の良さを競っていたのを思い出す。

ザリガニが海釣りの餌として有能説があったので試したことがあります。結果、根魚他フィッシュイーターの爆釣でした。
味をしめて都度釣行前日にバケツを持ってザリガニ獲りに行くようになったが欲しい時にはあんまり捕れない。どうでも良い時はやたら目にするのに。

本文にあるとおりアメザリは2年前の段階で池に大量に繁殖しており、以前から棲息していたものと思われる。時系列としては元々アメザリのいる池にハスを植え、邪魔だ、殲滅しろとなっているのだろう。しかし生き物を虐殺するには大義名分が必要なため「外来種だから殺して良い」と言っているのだろう。だが、ちょっと待ってほしい。アメザリの日本への移入は100年前であり、戦後には日本中どこの池にもいた。70年代にアメザリ釣りをしていると、当時大勢いた戦中派の爺さんが「戦後はアメザリも食べた」と話してかけてきたものだ。

子どもには楽しい釣りですね