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出典: JIJI.COM
ブラジルアマゾン盆地周辺に生息する電気ウナギはこれまで数百年の間、1種類だけと考えられていたが、今日発達したDNA調査技術により、実のところ3種類に分類できることが解明されました。
これまで知られていたエレクトロフォラス・エレクトリクス種に加え、エレクトロフォラス・ボルタイ種、エレクトロフォラス・バリイ種という2種が追加された格好。
その3種類のうち最も最強な種が「ボルタイ種」で、従来から知られていたエレクトリクス種の放出する電圧の650ボルトをはるかに上回る860ボルトの電圧を発することも発見された。
電気ウナギのこの電力放出は、餌の捕獲、自己防衛、進行方向の確認などに使用されるといわれている。また目的に応じて電圧の強弱をコントロールできる特殊な発電器官を備えているらしい。