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オーストラリア西部のニンガルーコースト沖で、釣り針の刺さったマンタが近くにいたダイバーたちに助けを求めるシーンが撮影されました。
ダイバーはマンタの目の下の釣り針を取ろうと何度も試み成功
出典:CNN
ダイバーの一人の写真家モンティー・ホールズさんはこの海には幾度となく潜っておりこの近海に複数匹いるマンタの1匹でフレックルズという名前が与えられていました。
このマンタと数分優雅に過ごしていたあとしばらくするとマンタの右目の下に複数の釣り針が埋まっており、ガイドのジェイクさんに繰り返し見せていることに気が付いたのである。
「こんなことは想像していなかった。マンタは繰り返し戻ってきては体をひっくり返し、水中で止まった。明らかに助けを求めていた」(ホールズさん)
ジェイクさんはペンチを使って何度か除去を試みた。マンタはそのたびに戻ってきて、もう一度挑戦するよう促したという。ついに成功するとマンタは静かに海底に身を横たえ、ダイバーらとひとときを過ごした。
「素晴らしい30分程の時間だった。これらの動物が知性と信頼を持ち、敬意を込めて接する人と強固なつながりを築くことの証しだ」
みなさんこの話を聞いてどう思っただろう?にわかに信じられないと感じただろうか?
マンタやエイの仲間は、イルカやジュゴンと同様に知能が発達しており人間にものすごく懐き易いことでも知られている海の生物。だからなんら不思議な光景ではない。
以前にこのチームが潜水したときに会っていたことでダイバーたちを認識していたと思われる。
とても素晴らしく聞いてる自分もとても気持ちがリラックスしてきて豊かな気持ちになれる海のお話でした。
ちなみに、オニイトマキエイ(ブラック・マンタ)は平均的な個体では、4$301C6mだが、最大で9.1mに達し、脳化指数が非常に高く、魚類の中では最も知能が高い種の一つと考えられている。ダイバーと一緒に泳ぐ姿も多く撮影されているのはそのため。