長い経歴(釣り歴平均12年以上)を持つ釣り好きが集まった共同運営チームです。釣り種によってはメーカーのテスターも有しています。メーカーやプレスリリースでは伝えることのない一般ユーザー目線で忖度なしにお伝えすることを目的としており、タックルやアパレルなど率直なインプレや実釣経験を基にした記事をお届けします。
春の真鯛のメスは産卵を控えその前に体内に栄養を蓄え、ふっくらと太り脂が乗り食べて美味しくこの時期の真鯛は和食店などで珍重されています。桜の花が咲くころに捕れるので桜鯛として珍重されています。
この桜鯛が鹿児島県の阿久根漁港で大漁にとれました。
この日水揚げされたのは、体長が50センチ、重さが約3キロほどのタイラバやショアラバで釣れると嬉しい大台サイズのものも含み、約20トンほどが漁獲されました。
この春に捕れる真鯛のメスは鮮やかな桜色の個体して切り身にしたときにでも血合いの部分が色鮮やかに赤く染まっていることから、春の料亭などの懐石料理に向付(お刺身)として用いられます。
昨年からのコロナ禍で、都心の飲食店への流通が途絶えてしまっているので、お値段は少し休めで出回るとのことで漁業関係者の内輪ではまだまだ手放しで喜べない状況が続きそうだが、地元の漁業関係者の話では「その分、安値で一般の方々には購入しやすい金額で提供できる」とニッコリ嬉しい一言も。
旬の桜鯛の漁ははじまったばかり。水揚げは5月初旬までつづくそう。しかし産卵期の卵を抱えた雌の真鯛を捕りすぎて海洋資源の方は大丈夫なんでしょうか?ここでちょっと心配になります。